彼女と彼女の猫 (1999)
Their standing points
ジャンル : アニメーション
上映時間 : 5分
演出 : Makoto Shinkai
脚本 : Makoto Shinkai
シノプシス
都会で一人暮らしをする彼女と、偶然彼女に拾われた一匹の猫の物語。ある日、彼女の留守電に彼からのメッセージが入る。
19世紀の半ば、スコットランドからニュージーランドへ写真結婚で嫁ぐエイダ。旅のお供は娘のフロラと一台のピアノ。エイダは6歳の時から口がきけず、ピアノが彼女の言葉だった。夫のスチュアートはそのピアノを重すぎると浜辺に置き去りにし、原住民に同化している男ベインズの土地と交換してしまう。ベインズはエイダに“ピアノ・レッスン”をしてくれればピアノを返すというが……。
カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地。そこにF-14トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、通称“トップガン”がある。若きパイロットのマーヴェリックもパートナーのグースとともにこのトップガン入りを果たし、自信と野望を膨らませる。日々繰り返される厳しい訓練も、マーヴェリックはグースとの絶妙なコンビネーションで次々と課題をクリアしていく。しかしライバルのアイスマンは、彼の型破りな操縦を無謀と指摘する。その一方で、マーヴェリックは新任の女性教官チャーリーに心奪われていく。
Working men and women leave through the main gate of the Lumière factory in Lyon, France. Filmed on 22 March 1895, it is often referred to as the first real motion picture ever made, although Louis Le Prince's 1888 Roundhay Garden Scene pre-dated it by seven years. Three separate versions of this film exist, which differ from one another in numerous ways. The first version features a carriage drawn by one horse, while in the second version the carriage is drawn by two horses, and there is no carriage at all in the third version. The clothing style is also different between the three versions, demonstrating the different seasons in which each was filmed. This film was made in the 35 mm format with an aspect ratio of 1.33:1, and at a speed of 16 frames per second. At that rate, the 17 meters of film length provided a duration of 46 seconds, holding a total of 800 frames.
Professor Barbenfouillis and five of his colleagues from the Academy of Astronomy travel to the Moon aboard a rocket propelled by a giant cannon. Once on the lunar surface, the bold explorers face the many perils hidden in the caves of the mysterious planet.
夏を過ごそうと田舎町で下宿するハンバートに、未亡人シャーロットは積極的だが、当のハンバートは彼女の娘・ロリータに心奪われていた。やがてハンバートとシャーロットは結婚するが、夫が娘を愛してる事を知ったシャーロットは逆上のあまり事故死してしまう。心置きなく二人だけの暮らしと相成るはずだったが、近所の視線も気になり、ハンバートはロリータを連れて車で旅に出るのだが……。
Filmmaker Alain Resnais documents the atrocities behind the walls of Hitler's concentration camps.
敗戦から十数年。占領軍統治下の混迷を抜け、国際社会への復帰をめざし高度経済成長を続けるもう一つの日本。しかしスラム化した首都での凶悪犯罪が激増。武装する反政府勢力により首都圏治安警察機構との武力衝突が相次いだ。治安の番人として強化服と重火器で完全武装する、“ケルベロス”というその精鋭集団は、ゲリラを徹底的に排除してゆくのだった。
In vivid images, the documentary-like story of a drover and his family in the northern badlands of Brazil during the drought. A family in the search of new hope and destiny.
「欲望の翼」「ブエノスアイレス」のウォン・カーウァイ監督がトニー・レオンとマギー・チャンを主演に迎え、それぞれ家庭を持つ男女の不倫の愛を描いた恋愛ドラマ。1962年、香港。新聞編集者の男性チャウと商社で秘書として働く女性チャンは、同じ日に同じアパートに引っ越してきて隣人になる。やがて2人は互いのパートナーが不倫関係にあることに気づき、時間を共有するように。戸惑いながらも、強く惹かれ合っていくチャウとチャンだったが……。設定の一部や世界観は「欲望の翼」から引き継がれており、さらに2004年製作の「2046」へとつながっていく。第53回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞とフランス映画高等技術委員会賞を受賞。日本では2001年に劇場公開。18年2月、カーウァイ監督の「欲望の翼」デジタルリマスター版の公開にあわせて、Bunkamuraル・シネマで特別上映。2022年には4Kレストア版が「WKW4K ウォン・カーウァイ4K」(22年8月19日~シネマート新宿、グランドシネマサンシャイン、シネマシティほか)で上映。
2020年、岡山・倉敷市。無愛想な父と2人で暮らす女子高校生ココネは、昼寝が大好きで授業中に居眠りしては怒られていた。彼女は、眠るたびに異世界で姫となって冒険する夢を見るようになり、不思議に感じていた。そんなある時、突然父が逮捕され、東京へ連行されてしまう。父を信じるココネは、幼なじみの大学生モリオとともに東京へ向かうが、その中で自分の周囲で起きる一連の事件と、あの奇妙な夢との関連性に気付く。
東日本大震災で心に傷を負った福島県いわき市の女子高生・佐智は、友人や家族とどこか距離を置きながら、人にも恋にも無関心に生きてきた。幼い頃からバイオリンを続け、高校でも音楽部に所属する彼女は、文化祭で四重奏を披露するため日々練習に励んでいる。一方、震災で実家が帰宅困難地域となり、いわき市に避難してきた男子高校生・祐介は、当たり前の景色が失われてしまう現実に直面し、“美しい今”を絵画として残すべく描き始める。展覧会に出品する夕景画を描くため田園風景を訪れた彼は、そこで出会った佐智と惹かれ合っていく。
2046年、関東某県の中学に通う長峰美加子と寺尾昇は同級生。同じ部活で仲の良いふたりだが、中学3年の夏、ミカコは国連軍の選抜メンバーに選ばれたことをノボルに告げる。2047年、冬、ミカコは地球を後にし、ノボルは高校に進学する。 地上と宇宙に離れたミカコとノボルは携帯メールで連絡をとりあうが、リシテア号が木星・エウロパ基地を経由して更に太陽系の深淵に向かうにつれて、メールの電波の往復にかかる時間は開いていく。ノボルはミカコからのメールだけを心待ちにしている自身に苛立ちつつも、日常生活を送っていく。やがてリシテア艦隊はワープを行い、ミカコとノボルの時間のズレは決定的なものへとなっていく……
日本が津軽海峡を挟んで分割占領された戦後世界。 1996年、北海道は「ユニオン」に占領され、「蝦夷」と名前を変えていた。「ユニオンの塔」と呼ばれる塔を建設し、その存在はアメリカとユニオンの間に軍事的緊張をもたらしていた。青森に住む中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也は、飛行機を自力で組立て、そこまで飛ぶことを夢見ていた。また2人は同級生の沢渡佐由理に恋心を抱いており、いつの日にか自分たちの飛行機で、佐由理を塔まで連れて行くことを約束する。しかし、佐由理は何の連絡も無いまま姿を消し、浩紀は東京、拓也は地元の高校へ進学し、彼女が消えた喪失感を埋め合わせるように日々を送る生活が続いた。
封印していた過去に直面した瞬(イプシロン)は、クーストース本部に帰還しても、情緒不安定のままだった。
そんな状況下で、クーストースは、ベスティアの拠点探しを着々と進行しつつあった。同じ頃、街に出たテイが若者に絡まれ、
能力を暴走させてしまう。テイのテレパシー能力によって、己の暴力衝動を跳ね返された若者たちは、争いを始める。
テイを守るために現れたインサニア・クオンと、ベスティア捕獲に現れた瞬が戦う。
だが瞬は、ともに記憶の迷宮に迷い込んだテイを見て 深い混乱に陥る。そして、思わぬ異変が瞬の体を襲う……
人々を怯えさせる連続殺人事件。その現場にはいつも花の絵が残されていた。“能力者”がかかわっていると考えるクオンたち。
一方、サイボーグ部隊WTOCの一人、イプシロンもまた同じ事件を追う。
クオンが気付いたのは、事件現場にいつもかすかに漂う甘いにおい。デルタ(ひずる)とともに調査をしていたイプシロンは、
花にまつわるデータを検索するうちに、花が美しいだけの存在でない事実を確認する。
事件の犯人とその動機とは一体……。
能力者の少年を確保しようとしたテイとサイボーグのイプシロン(瞬)が接触する。
なんとか少年とテイの救出には成功するが、テイは意識を失い倒れてしまう。
そしてその異変はイプシロンの体にも起きていた。
イプシロンと繋がったテイの脳波を辿り、クオンたちベスティアの本拠を探ろうとするクーストース。
ファンタジアム・ガーデンの秘密を守るには、
テイを医療装置から切り離さなくてはならないが、そうすればテイは再び目覚めることはない。
テイを救うためクオンは、その心の中へと入り込んでいく。
そこでクオンが目撃したのは、瞬を「お兄ちゃん」と呼ぶテイの姿だった。
そしてクオンにも「お兄ちゃん」と声をかける存在が現れる。
それぞれの記憶が絡み合った心の迷宮から、クオンはテイを救うことができるのか。
2050年の東京では、ベスティアと呼ばれる特殊能力に目覚めた少年少女が次々発見されていた。
自らの能力に飲み込まれ、暴走するそんなベスティアたち。そのベスティアを人知れず鎮圧するためにサイボーグ部隊クーストースが暗躍する。
ある夜、ベスティアの少年がクーストースに追いつめられた。その時、獣のようなベスティアが現れ、深手を負いながらも、少年を連れ去る。それはインサニアと呼ばれ、クーストースがかねてから狙っている謎のベスティアだった。
翌朝、ベスティアの少年――ユーマは目を覚ます。そこはファンタジアム・ガーデン。ベスティアとなった少年少女が集う場所だった。
そしてユーマは、クオンという少年と出会う……。
サーフィンが大好きな大学生のひな子は、消防士の青年・港と運命的な恋に落ちた。彼にサーフィンの手ほどきをしながら幸せな日々を過ごすひな子だが、ある時、ひとりで海に行った港が命を落としてしまう。生きる気力を失い、サーフィンもやめて失意に沈むひな子。そんなある時、彼女がふと思い出の歌を口ずさむと、水の中に港の姿が浮かび上がる。やがてひな子は、自分にしか見えない水の中の港との再会に耽溺していく。
東京の小学生・遠野貴樹と篠原明里はお互いに対する「他人には分らない特別な想い」を抱えていた。しかし小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、それきり会うことが無くなってしまう。貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木の明里から手紙が届く。それをきっかけに、文通を重ねるようになる2人。しかしその年の冬に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。鹿児島と栃木では絶望的に遠い。「もう二度と会えなくなるかもしれない…」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。しかしその約束の日、関東では大雪となった。当初の予定は列車の遅延で大幅に狂い、時間だけがただ残酷に流れていく…。貴樹と明里の、再会と別れの1日を時間経過と共に描く。
鎌倉の中学生のケンジは、ある朝、ひそかに思いを寄せる同級生のカホリと初めて言葉を交わし、有頂天になっていた。一方、ケンジの幼なじみでカホリの友人でもあるナツキは、浮かれるケンジの姿に複雑な想いを抱く。そんな矢先、3人の学級に転校生の少年がやって来る。彼の名は京極リョウイチ。カホリはどこか不思議な雰囲気を漂わす京極に惹かれていく。だが、彼が転校して以来、なぜか学園では不思議なことが起こり始める。
短大の卒業を控え、日々就職活動に追われている一人暮らしの彼女。そんな彼女の飼い猫である“僕”は、ひたむきに頑張る彼女に寄り添い、ささやかながら安らぎの時間を分かち合っている。様々なことに悩み、傷つき、挫けそうになっても、いつも凛とした姿で扉を開け外の世界へと踏み出していく彼女。“僕”はそんな彼女のことが大好きで、いつまでも見守り続けたいと思っていた。
舞台はとある離島 文化祭前日の中学校。
幼いころからずっと続けていた野球をやめたことがきっかけで親 友の西条とケンカした東は、 突如現れた赤い目をした不思議な少 女ノルダと出会う。
「"地の渦”と”空の渦”と”私”が一つに繋がれたとき、この星は生まれ変わる….」
その頃、観測史上最大級の台風が学校を襲おうとしていた――
ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。その唄を忘れられない少女アスナは、地下世界アガルタから来たという少年シュンに出会う。2人は心を通わせるも、 少年は突然姿を消してしまう。「もう一度あの人に会いたい」そう願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、妻との再会を切望しアガルタを探す教師モリサキが現れる。そこに開かれるアガルタへの扉。3人はそれぞれの想いを胸に、伝説の地へ旅に出る―。
少年エイジは、昔、多くの罪人が空に落ちた空を忌み嫌う世界・アイガに住んでいる。そんな彼の前に突然、地下の世界からやってきたサカサマの世界の少女パテマが現れる。その頃、サカサマ人が現れたとの報告が来て、アイガの君主・イザムラは治安警察のジャクに捜索を命じる。エイジはパテマを連れて逃げようとするがパテマは捕えられてしまう。
ファンタジアム・ガーデンは壊滅した。
脱出した能力者の子供たちは、下水道を使って脱出するだがそこには瞬とクオンの姿はなかった。
心配そうなテイに「あいつらなら心配ないよ。絶対に死んでないって」と声をかけるユリ。
能力者たちは神無月の案内で、ファンタジアムガーデンの支援者である真田家に身を寄せることになる。
一方、クーストースではファンタジアムガーデンの残骸から能力者の死体が発見されなかったため、
追撃作戦の準備が始まる。命令を下す上代の元に現れたのは、十二委員の一人である神無月だった。
瞬、そしてクオンは果たして……。
トワ、そしてテイを取り戻すために、クオンは瞬と共にクーストース本部に向かう決意を固める。
神無月はトワのことを知らないユリたちに、クオンが1000年間背負ってきたものを説明する。
そこで待ち受けていたのは、インサニア・クオンを宿敵として戦い続けてきたアルファだった。
瞬は自らの存在をかけてアルファに立ち向かっていく。
そんな能力者とサイボーグの戦いをほくそ笑みながら見ている上代。
上代は何が目的なのか。クオンの戦いがついに終局を迎える。
その時、クオンの瞳に映るのは一体、どのような風景だろうか。
人付き合いが苦手な高校生・森谷美鈴は、3分間だけ時間を止められる特殊な力を持っていた。ある日、時間を止めている間にクラスで一番の美少女・村上遥のスカートをまくってみた美鈴だったが、なぜか遥には時間停止の力が効いてなかった。秘密を知られてしまった美鈴は、それ以降、なにかと遥の願いを聞くことになるが、そんな遥に振り回されるうちに、次第に彼女の魅力にひかれていく。
学校をサボり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描く高校生のタカオ。靴職人を目指すタカオはそこで、缶ビールを飲む女性、ユキノと出会う。ユキノはタカオに「また会うかもね。雨が降ったら」と告げ、その場を後にした。こうして二人は約束もないまま、雨の日の公園で逢瀬を重ねるようになる。歩き方を忘れたというユキノのため、タカオは靴を作ろうとするのだった。
高校3年生になった北白川たまこ。頭の中は商店街と家業である餅屋のことばかりだが、ある日、仲のいい友人たちが将来について真剣に考えていることを知る。そのころ、たまこの家の向かいに住む同級生で幼なじみの大路もち蔵も、ある決意を固めていた。周囲の人たちの変化を感じ、たまこもまた少しずつ心が揺れ始めていた。