関東一円にその名をとどろかせた元小里組若頭・柴田源治。親分の仇を取るため敵対する正岡組組長を斬殺、服役していた彼は出所後ひっそりと暮らしていた。ある日、彼は親分を殺した真犯人が正岡ではなく、2つの組の共倒れを狙った榊組組長・榊の陰謀であったことを知る。やがて正岡のひとり娘・時子が看板を守る正岡組が、再び榊によって窮地に陥り、源治は時子の父を殺してしまった後悔の念を抱きながら彼女の力になろうとする。
A drab middle-aged man with thoughts of committing suicide and an extraordinary child prodigy plan a fake kidnap in exchange for a ransom of 10 billion yen.
“裸”をテーマに5人の新鋭監督たちが個性溢れる物語を紡ぎ出す。桑島岳大監督「肉」、川野弘毅監督「青い種」、加賀賢三監督「電波大戦」、前田弘二監督「恋の裸」、佐々木誠監督「マイノリティとセックスに関する2、3の事例」の全5編。
東京から「重大な発見をした」という手紙を受け取り、やってきた考古学者・稗田。だが手紙の主である八部と女生徒・月島令子は行方不明になっていた。八部の息子・まさおと一緒に二人を探す稗田だが、校内で謎の生物に襲われる……。諸星大二郎の「妖怪ハンター」のエピソード「海竜祭の夜」を原作にアレンジし映画化した『鉄男』塚本晋也初のメジャー作品。