Shinji Sômai

Shinji Sômai

出生 : 1948-01-13, Morioka, Iwate Prefecture, Japan

死亡 : 2001-09-09

略歴

Shinji Sōmai (相米 慎二, Sōmai Shinji, 13 January 1948 – 9 September 2001) was a Japanese film director. He was born in Morioka, Iwate Prefecture, and was brought up in Hokkaido. Somai began his career in 1975 as an assistant director with Nikkatsu Co., one of Japan's leading film production companies, after he dropped out of Chuo University. Somai made made his debut as a director in 1980 with The Terrible Couple - an adaptation of a popular boys' manga of the time. The film deals with the trials and tribulations of adolescence, presaging a long thread of Somai works in which young people are called upon to test their capabilities while discovering the unreliable nature of adult society. In Somai's hands, children and teenagers are always treated and presented sympathetically and seriously. An actor's director from the start, Somai's trademark was a use of long takes, usually involving constantly-moving and spectacularly sweeping shots, which he felt allowed his cast to achieve the proper mood for scenes which would have been ruined by excessively quick editing. Perhaps the most extraordinary use of this technique is to be found in his 1985 film Lost Chapter of Snow: Passion (one of three of his films released that year), in which Somai uses an apparently single fourteen-minute take to reveal a succession of significant events in one character's childhood. The best of Somai's films often straddle genres, taking off in unpredictable directions toward stimulating destinations. Somai directed 13 films between 1980 and 2000. He died of lung cancer at 53.

プロフィール写真

Shinji Sômai
Shinji Sômai

参加作品

風花
Director
An alcoholic civil servant wakes up under a cherry tree in Tokyo next to a bar hostess with whom he's impulsively made a suicide pact. Though he's now changed his mind, he agrees to travel with her to Hokkaido, her preferred site for ending it all.
あ、春
Director
A salaryman faces a major life change as his firm undergoes financial difficulties. To add to his troubles, a man claiming to be his long-estranged father shows up at his house requesting shelter. One of the best of Somai's seriocomic studies of the messiness of family life.
夏の庭 The Friends
Director
小学6年生のサッカー仲間である諄、河辺、山下の3人は近所で独り暮らしをしている老人、喜八に興味を抱いて観察を始めることに。最初は虫が好かなかった喜八も、次第に3人と打ち解け合い、彼らに指示して自宅をきれいにしてもらう。諄たちは喜八がかつて弥生という女性と結婚していたと知り、喜八と別れた弥生のゆくえを捜そうとする。やがて3人は、喜八が3人のクラスの担任である静香先生の祖父であると知る。
お引越し
Director
ある日、小学6年生のレンコの両親は離婚を前提に別居を始めてしまう。父が家を出て行ったため、母と二人暮しとなったレンコだったが、勝手なことばかり言う両親の間に挟まれ、どうにも納得がいかない。なんとか両親の仲を戻そうと、去年も行ったびわ湖畔への家族旅行を強引に計画する。
東京上空いらっしゃいませ
Director
17歳の高校生で、キャンペーンガールとして売り出し中の神谷ユウ(牧瀬里穂)は、スポンサーの専務の白雪(笑福亭鶴瓶)から無理やり関係を求められるが、とっさに車の中から飛び出し、後続車にはねられ死んでしまう。だがユウは天国で会った死神のコオロギ(笑福亭鶴瓶2役)をだまして、自分の姿のまま地上に舞い戻ることに成功する。白雪は事故を隠蔽しながらキャンペーンを続けていたが、逆にそのために、ユウはまだ生きていると思われて地上での生活ができるのだった。
光る女
Director
東京へ行ったまま戻らない許嫁の桜栗子を捜すため、北海道滝ノ上の山奥から上京してきた松波仙作。熊皮チョッキに乗馬ズボン、顔中ひげだらけのうえに裸足の大男。初めての東京で途方に暮れる仙作はゴミの山の上で歌を歌う美しい女と出会う。
雪の断章-情熱-
Director
広瀬雄一は、7歳の少女伊織と出会い、彼女を自分のアパートへ連れ帰った。みなし児だった伊織は、那波家にひきとられたが、ひどいこき使われ方をされていた。人間不信に陥っていた彼女を、雄一はひきとるため那波家を訪ねる。東京に家のある雄一は、仕事で札幌に赴任しており、彼の面倒は家政婦のカネが見ていた。カネは反対するが、親友、津島大介の励ましもあって、雄一は伊織を育てる決心をする。十年の歳月がたち、伊織は17歳。雄一は伊織に北大を受けさせようとしていた。彼女の高校には、同じく北大を受けようとする那波家の次女、佐智子もいた。そして伊織の住む雄一のアパートに、那波家の長女、裕子が引っ越して来た。裕子の歓迎会がアパートの住人たちによって開かれ、見事な舞踊をみせた彼女は、一たん自室へ引きあげた。伊織がコーヒーを運び、再び裕子の部屋を訪れた時、裕子は死んでいた。青酸で殺されたことが検証され、伊織は重要容疑者として刑事の吉岡につきまとわれる。自室を警察に荒らされ、またカネから、雄一は伊織がひとりの女として成長する時を待っていると言われ、伊織は二重のショックを受ける。そして、雄一に“偽善者”という言葉を吐いてしまう。雄一のフィアンセだという細野恵子がアパートを訪れた。恵子は伊織が結婚の障害になっていると告げる。大介の誕生日が来た。大介の部屋に、彼に内緒で花束を持ち込んだ伊織が見たものは、殺人事件の真相をうかびあがらせた。伊織は家出し、尾行していた吉岡に補導された。彼女は真犯人を知っていると告げる。迎えに来た雄一は、北大だけは受験しろと言う。大介が伊織を函館へ誘い出した。函館は故郷であり、自分もみなし児であったことを告白する大介。春、伊織は北大に合格した。博多転勤となった大介は、伊織について来てくれと言う。伊織は頷いた。大介が九州へ発つ前日、吉岡が現われ、一生容疑者として汚名を背負って生きる伊織に、真犯人を告白するよう忠告した。翌日、大介が服毒自殺をしたと知らせがはいった。遺書の中で、大介は彼の両親が裕子の父親がもとで自殺を計り、そのための犯行だと告白していた。また、雄一を頼って生きろと伊織に言い残していた。伊織は雄一のもとから出る決心をするが、引き止められる。そして、雄一と伊織はお互いの気持を確認しあうのだった。
台風クラブ
Director
台風の接近とともに言いようのない感情の高ぶりを見せ騒乱状態に陥る中学生たちの姿を瑞々しく描き出した青春映画の傑作。監督は「セーラー服と機関銃」「ションベン・ライダー」の相米慎二。東京近郊の地方都市。私立中学校のプールに夜、5人の生徒たちが泳ぎにやってくる。彼女たちは先に来ていた男子生徒に気づき、イタズラをするが度が過ぎて溺死寸前の状態に追い込んでしまう。翌朝、ニュースでは台風の接近を告げていた。以来、生徒たちの間で徐々に何かが狂い始めていくようだった……。
ラブホテル
Director
経営していた小さな出版社が倒産し、取り立てヤクザに妻の良子を犯された村木は、人生に絶望し、金で女を買い、凌辱した後、自殺しようと考えていた。ホテトルから名美という女がやってきて、村木は彼女に魅せられる。二年後、死ねなかった村木はタクシーの運転手をしていた。借金の取り立てが妻に及ばないように離婚していたが、良子は仕事帰りの村木を待つ習慣が出来ていた。そんなある日、二年前に出逢った名美を村木は、客として乗せた。海に行きたいという名美は、浜辺に着くと、海の中に入っていこうとする。名美を止めた村木は、自分は、あの時の男だと話した。自分のことを天使だという村木の言葉に揺れる名美だが、あの夜はヤクザに威されていたと嘘をつく。そして、タクシーに乗ったところがヤクザの事務所であると。実は、そこは名美の会社の上司、太田の家であり、妻子がありながら二人は不倫の関係を持っていた。数日後、太田の妻が会社に現れ、名美を怒鳴りまくった。名美は村木に電話をして、あの夜の続きをしてほしいとせがんだ。あの時とは変ったという村木に、名美は威されているヤクザは太田という男で、写真や履歴書を取り返してくれと頼む。名美の嘘を信じた村木は太田のマンションに押し入り、事情が分らない太田の妻は、興信所の報告書を渡した。二年前と同じホテルで村木は名美を待った。二人は激しく体を合せるが、心は離れていった。村木は名美の嘘を知るが、それを許した。名美が目覚めた時、村木は消えていた。名美は村木のアパートに行くが、そこも空室となっていた。悄然と立ち去る名美の横を村木の妻、良子が通り過ぎた。良子も村木が姿を消したことを知らないのだ。二人の女は、一瞬、立ち止まり、顔を見合わせると、それぞれの方向へ歩き出した。
魚影の群れ
Director
小浜房次郎は、娘トキ子が結婚したいという、町で喫茶店をやっている青年・依田俊一に会った。彼は養子に来て漁師になっても良いと言う。マグロ漁に命賭けで取り組んできた房次郎は、簡単に漁師になると言われて無性に腹だたしく感じた。店をたたみ大間に引越してきた俊一は、毎朝、房次郎の持ち船(第三登喜丸)の前で待ち受け、マグロ漁を教えて欲しいと頼む。十日以上も俊一を無視し続けた房次郎が、一緒に船に乗り込むのを許した。
ションベン・ライダー
Director
ジョジョ、ブルース、辞書の中学生3人組は、ガキ大将のデブナガにいじめられてばかり。今日こそはデブナガに仕返しをしようと意気込む3人だったが、彼らの目の前でデブナガが誘拐されてしまう。そこから3人は覚醒剤絡みのヤクザ抗争に巻き込まれていき…。
セーラー服と機関銃
Director
四人しか子分のいない小さなヤクザ、目高組の親分が跡目は血縁者にと遺言を残して死んだ。その頃、女高生の星泉は、成田空港の前で車に轢かれて死んだ父・貴志と火葬場で最後の別れを惜しんでいた。泉の母はずっと昔に亡くなって、これで彼女は本当の一人ぼっちだ。泉がマンションに帰ると、マユミという女がおり、彼女は「もし自分が死んだら泉をよろしく」という父の手紙を持っていた。翌日、黒いスーツを着こんだ大勢の男たちが学校の前に並んでいる。泉のとりまき、智生、哲夫、周平が止めるのを無視して、泉は校門に向った。すると、あの火葬場にいた男が歩み出て「星泉さんですね」と言う。佐久間というその男に汚ない事務所に連れていかれた泉は、そこで、目高組四代目組長を襲名してほしいと頼まれた。
翔んだカップル
Director
ふとしたことからひとつ屋根の下に暮らすことになった高校生の男女。期間限定のこの関係の結末とは。
太陽を盗んだ男
Assistant Director
中学校の理科教師である城戸誠(沢田研二)は、茨城県東海村の原子力発電所から液体プルトニウムを強奪し、アパートの自室でハンドメイドの原爆を完成させた。そして、金属プルトニウムの欠片を仕込んだダミー原爆を国会議事堂に置き去り、日本政府を脅迫する。
限りなく透明に近いブル
Assistant Director
In the mid-1970s, a small group of friends are living in a Japanese town near an American air force base, their lives revolve around sex, drugs and rock 'n roll. The near-plotless story weaves a vividly raw, image-intensive journey through the daily monotony of drug-induced hallucinations, vicious acts of violence, overdoses, suicide, and group sex.
草迷宮
Assistant Director
Akira is haunted by a "bouncing ball" song that he remembers his mother singing when he was a small child, and now on the verge of a sexually active adulthood, he wants to find the origins of the song. The young man ostensibly wanders into a time-warp in which aspects from his childhood and adulthood mix together. In this never-never land he comes across a beautiful woman/witch who is lost inside the labyrinth of her mansion, just as the young man is lost in the labyrinth of time — and on some levels, perhaps the labyrinth of his subconscious.
青春の殺人者
Assistant Director
厳格な両親のもと、溺愛されて育った22歳の青年、斉木順。親に与えられたスナックの経営を始めるが、ある日、両親にスナックで手伝いをしている幼なじみのケイ子と別れるよう迫られる。口論の末、父親を殺してしまい、さらには行き違いから母親までも刺し殺してしまう…。
キャンパス・エロチカ 熟れて開く
Assistant Director
Roman Porno from 1976.
ホステス情報 潮ふき三姉妹
Assistant Director
Roman Porno from 1975.
女高生100人(秘)モーテル白書
Assistant Director
Roman Porno from 1975.
女高生100人(秘)モーテル白書
Screenplay
Roman Porno from 1975.
続・レスビアンの世界 愛撫
Assistant Director
Naomi, who runs a boutique, is a lesbian and has been having homosexual relationships with her staff, Reiko, and a married woman, Miyako. Her friend Mari, a singer, is also a lesbian, and this is a complicated love story between two women that begins when Reiko falls in love with her one-sidedly.