ペストが流行し終末的様相を呈した中世ヨーロッパ、10年に及ぶ十字軍遠征から帰還し疲弊し切った騎士アントーニウス(マックス・フォン・シドー)の前に死神(ベント・エーケロート)が出現する。死の宣告を悟った彼は、自らの命を懸けチェス対決を申し出るが、夜が明け死神は姿を消す。故郷を目指すアントーニウスの旅には常に死の気配がつきまとい、残酷な現実が待ち受けていた……。 名だたる映画作家たちに多大な影響を与え続けるスウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが、人間の生と死、神の存在をテーマにした異色作。終末的様相を呈した中世ヨーロッパを舞台に、十字軍遠征から帰還し生きる意味や信仰に懐疑的になり、死神にとりつかれた騎士の姿を幻想的な映像で描く。
大恐慌中の1935年。コールドマウンテン刑務所にあり、処刑室に続く通路があせた緑色であるため、“グリーンマイル”と呼ばれる死刑囚専用棟に殺人犯コーフィが収監される。だが、幼女惨殺の罪状とは裏腹に、コーフィは素晴らしい力を持っていた。彼は看守長ポールの重度の尿路感染症を治癒し、残忍な看守パーシーに踏み殺されたネズミをよみがえらせる。奇跡を目の当たりにしたポールはコーフィが本当に殺人犯なのか疑いだす。
呪いによって狼と鷹に姿を変えられた恋人同士の騎士と美女。人間の姿に戻れるわずかな時間にしか会えない二人に、少年が力を貸して悪の司祭に立ち向かう。SFXを駆使し、見ごたえ十分に描かれたロマンス巨篇。
年に一度のお祭り“巨大野菜コンテスト”まであとわずか。発明家ウォレスと愛犬グルミットのコンビはプロの害虫駆除隊として、大繁殖し て畑を荒らすウサギから野菜を守っていた。しかしある夜、町中の畑が大被害に遭う事件が発生!しかもそれは巨大ウサギの仕業であるという噂が流れ…果たして巨大ウサギの正体とは? そしてふたりはこの難事件を解決できるのか?!
両親と共に引越し先の新しい家へ向かう10歳の少女、千尋。しかし彼女はこれから始まる新しい生活に大きな不安を感じていた。やがて千尋たちの乗る車はいつの間にか“不思議の町”へと迷い込んでしまう。その奇妙な町の珍しさにつられ、どんどん足を踏み入れていく両親。が、彼らは“不思議の町”の掟を破ったために豚にされてしまう。
1988年、アメリカ・マサチューセッツ州ミドルセックス。ある晩、高校生ドニー・ダーコの前に銀色のウサギが現われる。ドニーはウサギに導かれるようにフラフラと家を出ていく。そして、ウサギから世界の終わりを告げられた。あと28日6時間42分12秒。翌朝、ドニーはゴルフ場で目を覚ます。腕には「28.06.42.12」の文字。帰宅してみるとそこには、ジェット機のエンジンが落下していてドニーの部屋を直撃していた。何がなんだか分からないながら九死に一生を得たドニー。その日から彼の周囲では、不可解な出来事が次々と起こり始めた。
今から約3000年前。大神官イムホテップはセティ1世の愛人であるアナクスナムンと恋に落ちる。セティ1世から仲を疑われた2人はとっさに彼を殺害。イムホテップはアナクスナムンを生き返らせることを彼女に約束し逃亡、アナクスナムンは自害する。死者の都ハムナプトラへ赴き儀式を行うイムホテップだが、完遂を目前にして王の兵団が乱入。儀式の中断によりアナクスナムンの蘇生は失敗、部下の神官たちは罰として生きながらミイラにされ禁断の呪いをかけられる。
モンスターズ株式会社は、住民全員がモンスターのモンスター・シティと呼ばれる町にあった。サリーと相棒のマイクら社員は毎晩町のエネルギー源である子どもたちの悲鳴を収集するために人間界へと出向いていたが、ある日、幼い女の子ブーが迷い込んで来る。何より人間の子どもに恐怖を抱いていたモンスターたちは、パニックに陥り……。
ブルース・ノーランは、ニューヨーク州バッファローのローカル・テレビ局に勤めるレポーター。アンカーマンの座を目指す彼だったが、それをライバルのエヴァンに奪われ、ショックの余り放送禁止用語を口走ってクビになってしまう。さらにギャングから袋叩きにされ、同棲中の恋人グレースにも不満をぶつける始末。どん底に突き落とされたブルースのポケベルに、翌朝不思議な呼び出しが。彼を待っていたのは、清掃服姿の神だった。神はブルースに自分の役割を譲り、ブルースは全能の力を身につける。
パティエンスフィリップス(ハル・ベリー)は、常に人々を喜ばせようとする従順な女性であり、専属のジョージヘダーレ(ランバートウィルソン)と彼の妻であるスーパーモデルローレル(シャロンストーン)が運営する巨大なヘダーレビューティ化粧品研究所のグラフィックデザイナーとして働いています。 恥ずかしがり屋の忍耐は、すぐに発売され、陰謀に関与している会社からの革新的なアンチエイジング製品に関する不吉な秘密を偶然知ります。 ちょうどその時、彼女は猫の強さ、速さ、敏ility性、鋭い感覚で生まれ変わって死から救われました。 キャットウーマンとしての復venの彼女の新しい人生で、彼女はオフィーリア・パワーズ(フランシス・コンロイ)という名前の神秘的な女性に導かれます。
クリスマス近いゴッサムシティ。市民は謎の怪人ペンギンの出現に戦慄していた。一方、市の電力を独占しようとたくらむ実業家マックスは、秘密を知った秘書セリーナを殺害しようと窓から突き落す。命を取りとめた彼女は女性の犯罪者、キャットウーマンとなって社会とマックスに復讐を誓う。やがて手を組んだキャットウーマンとペンギンは、マスコミ操作でネガティブキャンペーンを張り、邪魔者バットマンを追放しようたくらむ。
Wallace and Gromit have run out of cheese, and this provides an excellent excuse for the duo to take their holiday to the moon, where, as everyone knows, there is ample cheese.
オーク達の襲撃で離散してしまった「旅の仲間」達。フロドとサムは独力でモルドールの滅びの山への旅路を続けていた。荒涼とした景色が広がるをエミン・ムイル行くその2人の後を指輪の前の持ち主ゴラムが追跡していた。ゴラムを罠に掛けて捕らえた2人だが、すぐに殺そうと主張するサムに対し、フロドはエルフの綱につながれて苦しむゴラムを哀れに思い綱をほどく。フロドは情けをかけてゴラムを信じ、モルドールへの道案内を任せる事にする。
美しい緑に包まれた小さな村。この村に住むホビット族のフロドは、自分が持つ指輪が全宇宙を滅ぼすほどの魔力を持つと知り、この指輪を封印するため、仲間とともに遥か彼方の火山を目指し冒険の旅に出発する。魔法使いガンダルフや妖精エルフの力を借りながら旅を続けるフロドだったが、指輪を狙う冥王サウロンの追撃など幾多の危険が襲いかかる!
エドワードは、発明家の博士によって生み出された人造人間。だが、完成直前に博士が急死してしまった為、彼は両手がハサミのままこの世に残されてしまう。その後、ゴースト屋敷のような丘の上の家で、顔が傷だらけで孤独な日々を送っていた彼の元にある日、化粧品のセールス・ウーマンのペグが訪ねて来た。心優しい彼女は、そんな彼の姿に同情し、自分の家に連れて帰る。そうして家の中へ通された彼は、写真に写っているペグの娘キムに心奪われ、彼女に恋してしまう。
TVの人気天気予報キャスター、フィルは地方で開かれる伝統的祭りを女性プロデューサーのリタと取材。その町では毎年2月2日、冬眠から目覚めたウッドチャックが春の到来を占うという祭りが開かれていた。その帰路、吹雪に襲われた一行は町に引き返すが翌朝、フィルはなぜか同じ祭りと出くわす。その日から彼は2月2日を繰り返し過ごす。毎日これから何が起きるかを知っているフィルは、それを自分のために悪用しようとする。
幼くして両親を亡くし、伯父夫婦のもとで大切に育てられたピーター。高校3年生となった彼は、6歳の頃からずっと思いつづけている隣家のメリー・ジェーンに未だに打ち明けることができないちょっと冴えない高校生。ある日ピーターは親友のハリーから彼の父親ノーマン・オズボーンを紹介される。ノーマンは巨大軍需企業オズコープ社の経営者にして天才科学者。ノーマンはピーターの科学の才能を高く評価、彼に目を掛けるようになる。そんなピーターは、大学の研究所を見学した際、遺伝子組み換えでスーパースパイダーとなったクモに刺されてしまう。その瞬間、ピーターの身体に異変が起こり始める。
守護天使ダミエルは、長い歴史を天使として見届け、人間のあらゆるドラマを寄り添うように見守った。だが親友カシエルに永遠の生命を放棄し、人間になりたい、と打ち明ける。やがてサーカスの舞姫マリオンに想いを寄せるダミエルはついに「壁」を境に東西に隔てられた街「ベルリン」に降り立つ。
ニューヨーク。高校生ピーターはクモのようなパワーを持つ正義のヒーロー、スパイダーマンでもあるが、恋人グウェンの亡き父親と交わした“彼女を危険に巻き込まないよう別れる”という約束を果たせずに悩む。そのころ町では孤独な男性マックスが勝手に自分がスパイダーマンのパートナーだと思い込む一方、ピーターの旧友ハリーの父親が総帥を務める巨大企業“オズコープ”がなぜかずっとピーターを監視していた事実が分かる。
ニューヨーク。今やニューヨークのアイコンとして、市民に愛される存在となったスパイダーマン。その正体であるピーター・パーカーも学業の傍らで愛するメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)との交際を続け、順風満帆な日々を過ごしていた。MJも女優としての活動を続けており、ついに念願のブロードウェイ・デビューを果たすまでに。ピーターはMJへのプロポーズを決意し、メイおばさんにその事を打ち明けた。「MJを幸せにする」と言うピーターに、おばさんは亡きベンおじさんがくれた婚約指輪をそっと託すのだった。