安楽椅子探偵の聖夜 (2000)
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上映時間 : 3時間 0分
シノプシス
2000年12月末。ヒーロー番組「アスリート4」を制作するプロダクションに、雑用係として就職した高橋久万子は、付き合っていた恋人から別れを告げられ、その際に『大きな市販のテディ・ベア』を手渡されるが、酒に酔った勢いで歩道橋の上から投げ捨ててしまう。
深夜帰宅した際に久万子は、社員の楢崎ノリエからのメールが届いていることに気づく。そのメールには、社長の井上康夫を殺してしまったので自殺すると書かれていた。そしてその内容通り、井上は会社のオフィスで撲殺されていた上に、ノリエの自宅は火事になりノリエは焼死体で発見される。
警察による捜査が始まり、事件直後の時間帯には、会社のあるビルから『サンタ姿の何者か』が出てきたところを目撃されていた。また、なぜかオフィスからは、社長が大事にしていた『大きくて貴重なテディ・ベア』が消えていたのだ。
さらに検死の結果、ノリエは死亡後に焼死していたことがわかり、捜査は自殺から殺人事件に一転して、「何者かがノリエを殺して井上殺しの罪をなすりつけようとした」と判明する。
事件は混乱を極めるが、やがて久万子は事件の夜にテディ・ベアを持って歩いていたことから、警察に容疑者として捕まりそうになる。追い詰められた久万子は「困ったときに一度だけ使える」という笛を吹き鳴らした。