The Great White Hope (1970)
He could beat any white man in the world. He just couldn't beat all of them.
ジャンル : ドラマ
上映時間 : 1時間 43分
演出 : Martin Ritt
脚本 : Howard Sackler
シノプシス
A black champion boxer and his white female companion struggle to survive while the white boxing establishment looks for ways to knock him down.
ジャック(ジャン=マルク・バール)とエンゾ(ジャン・レノ)は、ギリシャの島で幼なじみとして育つ。やがて二人は成長し、コート・ダジュールで20年ぶりに再会した際、エンゾはイタリアのシチリアで開催されるフリーダイビング大会に参加するようジャックに伝える。同じころ、アンデスで偶然ジャックと出会ったジョアンナ(ロザンナ・アークエット)も、出張を口実にニューヨークからシチリアにやって来る。
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』のマーティン・ブレスト監督が、34年の名作『明日なき抱擁』をブラッド・ピット主演でリメイクしたファンタスティックラブストーリー。 N.Y.のメディア会社「パリッシュ・コミュニケーション」の社長ウィリアム(ビル)・パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)は、ある夜どこからともなく響いてくる声を聞いた。次の日、ビルは愛娘のスーザン(クレア・フォーラニ)とその恋人ドリュー(ジェイク・ウェバー)と共にヘリで仕事に向かっていた。ビルの「恋人を愛しているか?」との問いに、素っ気無い反応をする娘にビルは話す。「愛は情熱だ。その経験のない人生は意味のないものだ」と。そして、その日スーザンは仕事場近くのコーヒーショップで一人の青年と出会う。最近この街に越してきた、という青年の気さくな態度に好感をもつスーザン。その夜、家族と共に食卓を囲んでいたビルの脳裏にまた同じ声が聞こえてくる。「私に会えるよ・・・ビル」。声に導かれるまま来客を招き入れるとスーザンがコーヒーショップで出会った青年が居た。以前から体調のすぐれないビルが心の中で問いかけていた「死期が近いのか」の言葉に青年は「イエス」と答えた。彼は青年の体を借りた死神だった。人間の生活に興味をもった死神が、ビルを連れて行く前に彼に案内を頼みにきたのだ。家族への説明に困ったビルは、青年をジョー・ブラック(ブラッド・ピット)だと紹介する。出会った時と印象の違うジョーを見て初めは困惑していたスーザンだったが、次第に彼の不思議な魅力に惹かれていく。父親のいう“情熱”を確かに感じていたのだ。
ひよわな転校生ダニエルが恋した少女は、カラテの高校チャンピオンが狙っている娘でもあった。ある日不良グループにからまれた彼は、ミヤギと名乗る老人に助けられる。ミヤギは、自分を守るために使うのならカラテを教えよう、と言うが……。「ロッキー」のJ・G・アヴィルドセン監督がおくる、カラテ少年を主人公にしたスポーツ青春映画。
妻子を捨てトラック運転手として生きる男が、病気の妻に会うため10年ぶりに再会した息子と旅に出る。二人の間にできた溝は深く、息子は頑なになっている。男は、得意のアーム・レスリングを通して親子の絆の再生を試みるのだが……。
前夫である編集長の思惑で、死刑が予定されている囚人の取材をすることになった女性新聞記者ヒルディ。次第に記者魂に火がついてしまい……。ケイリー・グラント、ロザリンド・ラッセルの顔合わせによる都会派コメディ。
賭けビリヤードのプロ、エディは、ミネソタ・ファッツと呼ばれる男に勝負をいどんだ。優勢に進んでいた試合も、エディが油断して酒を飲んだとたん逆転してしまう。その勝負で全ての財産を失ったエディは、次第に生活がすさんでいく。だが、愛する女性に自殺されたとき、彼は再びファッツに挑むのだった……。ひとりのハスラーを主人公に、人生の挫折と苦渋を描く。
常夏の地・ジャマイカから無謀にもボブスレーチームを組んで、88年カルガリー冬季オリンピックに参戦した男たちの実話を描いたスポ根コメディ。幼い頃から100m走でオリンピックを目指していた主人公が選考会で転倒の巻き添えを食い、出場不可能になってしまう。それでもオリンピック出場の夢を見る彼は冬季五輪のボブスレー競技のことを知り、幼なじみのお調子者や転倒事故で同じく夢破れた2人を巻き込んで、過去に2度金メダルを取ったアメリカ人選手をコーチに招いて練習を開始するのだった……。
キューバにあるグアンタナモ米海軍基地で海兵隊員ウィリアム・T・サンティアゴ一等兵が殺害された。被疑者は同じ部隊のハロルド・W・ドーソン上等兵 とローデン・ダウニー一等兵 。彼らの弁護人に任命されたダニエル・キャフィ中尉 はハーバード出身だが法廷経験がない。2人が軍隊内の落ちこぼれに対する通称コードR(CODE RED規律を乱す者への暴力的制裁)の遂行を命じられていたことを知る。
小説家志望のジャーナリスト、ダンはある日ロンドンの街中で、ニューヨークからやって来たばかりの若いストリッパー、アリスと出会う。恋に落ちた2人は間もなく同棲を始める。1年半後、ついに処女小説の出版が決まったダンは、訪れた撮影スタジオでフォトグラファーのアンナに一目惚れしてしまう。彼女もダンに惹かれていたが、アリスとの同棲を知って身を引くことに。半年後、“アンナ”になりすましチャットでいたずらをするダン。ニセの“アンナ”につられて、水族館のデートに現われた医師ラリーだったが、彼は偶然そこで本物のアンナと出逢う…。
閑古鳥が鳴く、宇宙のアミューズメント・パーク。集客のため、バッグス・バニーら地球の人気アニメキャラたち、“ルーニー・テューンズ”を誘拐して見せ物にしようと計画する。バッグスたちがパークから派遣された怪物“ナードラックス”に、バスケの試合の勝敗で彼らに同行するかどうか決めると持ちかけると、それは承諾され、バッグスはバスケ界を引退したばかりの大物ジョーダンに助っ人役を頼む。そして運命の大試合を迎える。
かつてのチャンピオン・ボクサー、ロッキー。今は引退し、地元フィラデルフィアでレストランを営む。妻エイドリアンは世を去り、息子のロバートは父に反発してビジネスマンの道に。満ち足りているがむなしい毎日の中、ロッキーは以前のようにリングに立ちたいと望みだす。同じころ、現役ヘビー級チャンピオンのディクソンは対戦相手に恵まれず、伝説的なロッキーとのエキシビションマッチを企画。ロッキーはこの挑戦を受けて立つ。
1920年代のシカゴ。スターを夢見るロキシーは、キャバレーの専属歌手ヴェルマのステージを羨望の眼差しで見ていた。そんなロキシーはある日、ショーに売り込むとの約束を守らなかった愛人と諍いを起こし、ついに彼を撃ち殺してしまう。そして逮捕され留置所に送られたロキシーは、驚くことにあのヴェルマと出会った。彼女は不倫した夫と妹を殺した罪に問われていた。しかし、マスコミ操作に長けた辣腕弁護士ビリーのおかげで、巷では一躍スター扱い。ロキシーも同じ手段でヴェルマ以上の注目を浴びようとビリーを雇う。
実在のミドル級ボクサー、ジェイク・ラモッタの栄光と挫折の半生。試合シーンの壮絶な迫力は筆舌に尽くし難く、ボクシング映画としてのクォリティも高いが、あくまでも作品の根底にあるのは、自らの猜疑心によって妻や弟を失う男を描いた人間ドラマ。引退後のシーンのため体重を25キロ増やしてまで破滅型の主人公を演じきったデ・ニーロはアカデミー主演男優賞を受賞。全編のほとんどを占める白黒画面も美しい。
The Toro cheerleading squad from Rancho Carne High School in San Diego has got spirit, spunk, sass and a killer routine that's sure to land them the national championship trophy for the sixth year in a row. But for newly-elected team captain Torrance, the Toros' road to total cheer glory takes a shady turn when she discovers that their perfectly-choreographed routines were in fact stolen.
フィラデルフィアの下町。無名ボクサーのロッキーは本業だけでは食えず、借金の取りたてを請け負って日銭を稼いでいた。そんなある日、世界チャンピオンのアポロが気まぐれで無名選手にチャンスを与えようと言い出し、無作為に選んだロッキーを挑戦者に指名する。降って湧いたチャンスを得て、ロッキーは想いを寄せる女性エイドリアンに、15ラウンド最後まで戦いぬくことで自分の愛を証明すると約束する。
ヘビー級王座についたロッキーは連戦連勝を重ね、愛する家族と幸福の絶頂へ。引退を考えだした矢先、新たな挑戦者クラバーが現われる。野獣のような闘志を持つクラバーを恐れる老トレーナーのミッキーは、ロッキーに対戦をやめるように進言するが、挑発に乗った彼は聞く耳を持たない。心労が重なるミッキーは試合前日、ついに心臓発作を起こして倒れてしまう。不安を抱えてリングに上がったロッキーは、無残に敗北してしまう。
激戦を続けてきた影響で脳に損傷が見つかり、ボクシングからの引退を余儀なくされたロッキー。その上税理士の財産使い込みが発覚、破産したロッキーはかつて暮らした下町で無一文から再出発することになる。そんなある日、彼の前に若いボクサー、トミーが現われる。粗削りながらその才能に気付いたロッキーはトレーナーを引き受け、トミーは気鋭のボクサーに成長。だがマスコミはトミーを「ロッキーの操り人形」と書き立てる。
1959年9月。ライデル高校の不良少年グループ《T・バーズ》のリーダーであるダニーは3年生になるが、夏休みにバカンスに行った先で恋に落ちた少女、サンディと突然再会して驚く。彼女は父親の転勤で、ダニーの高校に転校してきたのだ。仲間たちの手前、はしゃぎすぎないよう心がけるが、サンディといられることを内心喜ぶダニー。2人は時に気持ちがすれ違いケンカすることもあるが、新たに恋を育んでいく。
うだつの上がらないスタンダップ・コメディアン、アルビーは、知り合った美女アニーと意気投合して同棲生活を始めるが、うまくいくのは最初だけ。次第に相手のイヤなところが気になり出した二人の間には見えない溝ができ上がっていた。そしてアニーの前に現れた人気歌手のカリフォルニアへの誘いが二人の仲にピリオドを打つ決定的なものとなった。
ロンドンの会員制テニスクラブでコーチとして働きだした、元プロ選手のアイルランド人青年クリス。富豪の御曹司トムの知遇を得たクリスは、その妹クロエと付き合うように。そんな折、クリスの前に魅惑的な女性ノラが出現。トムの婚約者である彼女は、女優として成功するのを夢見る米国人だった。クロエと結婚したクリスの人生が上り調子になるのと対照的に、ノラとトムは別れてしまうが、クリスとノラは不倫をするようになる。