Death Note/デスノート (2017)
ジャンル : 犯罪, ファンタジー, ホラー
上映時間 : 1時間 41分
演出 : Adam Wingard
脚本 : Jeremy Slater, Vlas Parlapanides, Charley Parlapanides
シノプシス
死神が落としたノートを駆使し、悪人を葬り去る闇の存在となったライト・ターナー。だが謎の名探偵、そして1人の同級生の存在が、その運命を大きく変えていく。
1960年代の東京・さくら元町。少年下町シンは新聞配達のアルバイトをしながら、唯一の肉親である病気の母を懸命に支えていた。しかし謎の妖怪が母に取り憑き、母は突然操られたように家を飛び出した末、車に轢かれて命を落としてしまう。自暴自棄に至ったシンは母の後を追おうと川に飛び込もうとした時、高城イツキに引き止められ「死んだって母さんには会えない」「最後まで投げるな」と諭す。イツキの姉も同じようにビルから飛び降り命を落とし、それは魂を奪う妖怪・玉藻前(タマモ)の仕業であるという真相に至った。
Set during the Heian Period, Kyo is a beautiful city that is proud of its glory. Two beautiful onmyouji meet, and the sad and short-lived beautiful cherry blossom starts to stir after 1000 years.
A dark comedy about the only female employee in the warehouse of a sausage company who forms an unlikely bond with a stranger that throws both their lives into disarray, leaving them forever changed.
同じタレント事務所に所属する自称映画女優のラナと、その後輩でデビューしたてのB級グラビアアイドル希美。彼女たちは、事務所が用意した2LDKのマンションで部屋をシェアし共同生活をしているが、内心では互いに相手の存在を疎ましく思っていた。ある時2人は同じオーディションを受けるが、その結果発表を翌日に控えた夜、ほんの些細なことからお互いのフラストレーションがついに爆発する。これまで溜まりに溜まってきた嫉妬とライバル心、不満や鬱憤が堰を切り、激しい口論が続く。いつしか互いの手には危険な武器が握られ…。
“限られた空間での2人の対決”という同じテーマ、同じ製作条件で、鬼才・堤幸彦監督と新鋭・北村龍平監督が競作したコラボレーション企画<DUEL>。本作はその堤バージョン。野波麻帆と小池栄子を主演に迎え、同居する2人の若手タレントが、ふとしたきっかけから内に秘めた感情が爆発、殺し合いに発展していくさまを描く。
A caretaker at a summer camp is burned when a prank goes tragically wrong. After several years of intensive treatment at hospital, he is released back into society, albeit missing some social skills. What follows is a bloody killing spree with the caretaker making his way back to his old stomping ground to confront one of the youths that accidently burned him.
不仲な両親の間で育ったミヨリ(11歳)。そのせいか空想癖があり、いつも心を閉ざして他人との関係をずっと否定してきた意地っ張りな少女だった。母は男をつくって家を出て行き、ミヨリを一人で育てることに不安を感じた父は、ミヨリを祖母の住む田舎に預ける。祖母の家に着いた早々にミヨリは近くの森に散歩に出かける。ミヨリは何もない森の中で強い孤独を感じていた。しかしその森で数々の不思議な出来事に遭遇する。雷で折れたはずの桜の木が花をつけていたり、いるはずのないトラが現れたり、それはいつもの自分の空想ではなかったのだ。
1984年の発刊以降、世界中でカルト的な人気を誇り、アニメ映画化や舞台化もされた丸尾末広による同名漫画を、短編映画「ミガカガミ」でモントリオールほか国内外の映画祭で注目されたTORICO監督のメガホンにより初の実写映画化。身寄りもなく、赤猫サーカス団に拾われた14歳のみどり。サーカス団に超能力を持ったワンダー正光が加入する。団員たちからいじめに遭うみどりを気にかけてくれるワンダー正光に心惹かれるみどりだったが、超能力で団員たちを従わせ、さらには殺害までするワンダー正光の姿に、その思いはやがて恐怖へと変わっていく。主人公・みどり役にはモデル、タレントとして活躍し、本作は映画デビューとなる中村里砂。「猫なんかよんでもこない。」の風間俊介、ロックバンド「SuG」の武瑠らが脇を固める。
夏休みを利用しておばちゃまの羽臼屋敷を訪れる“オシャレ”と6人の友人。だがおばちゃまはすでにこの世の人ではなく、戦死した恋人への思いだけで存在し続ける生き霊だったのだ。そして若返るためには少女を食べなければならない。ピアノや時計が少女たちを次々に襲い、羽臼屋敷は人喰い屋敷と化した……。
ヒカリのポケモンコンテスト挑戦のため、断崖の町・アラモスタウンを訪れたサトシたち。しかし町では、100年前の天才建築家・ゴーディにより設計された庭園が何者かに荒らされる事件が起きるなど、町全体で異変が続いていた。 犯人として疑われるポケモン・"ダークライ"。その頃、町の象徴である「時空の塔」で町の異変を調査していたトニオは、ゴーディの日記に記された予言を読み、「神」と呼ばれしポケモン・"ディアルガ"と"パルキア"にまつわる悪夢が町に近づいていることに気づく。
When petty criminal Luke Jackson is sentenced to two years in a Florida prison farm, he doesn't play by the rules of either the sadistic warden or the yard's resident heavy, Dragline, who ends up admiring the new guy's unbreakable will. Luke's bravado, even in the face of repeated stints in the prison's dreaded solitary confinement cell, "the box," make him a rebel hero to his fellow convicts and a thorn in the side of the prison officers.
1966年、秋。ベトナム戦争最中の、日本の中のアメリカ——米空軍・横田基地。ファントムF4戦闘機があわただしくスクランブル発進する基地周辺を殺伐とした空気が包む中、街では不審な自殺が相次いでいた。 地下鉄・銀座線、浅草行最終列車。殺風景な車両にたたずむひとりの少女。大人をも射すくめる強い眼差しと、堅く結ばれた唇が秘めた意志を物語る──彼女の名は小夜(SAYA)。人間社会に身を潜めた吸血鬼<翼手>を倒すため、「組織」が送り込んだ救世主。セーラー服に身を包んだ小夜は、日本刀を武器に基地内のアメリカンスクールに潜入したが……。
看護師アナは夫と暮らすがある朝、怪物のように変貌した隣家の娘に襲われ、夫は命を奪われる。しかも夫は直後、怪物のようになって生き返る。同じころ町では原因不明だが、次々に死者たちがゾンビになってよみがえり、市民を襲っていた。家を後にしたアナは麻薬の売人アンドレなどの生存者たちと出会いながら、あるショッピングモールに到着。モールにはゾンビたちも侵入できず食料も十分だったが、そこもゾンビの群れに襲われる。
プリキュアの守護妖精になるために勉強する妖精が通う妖精学校。そこではプリキュアの人気をねたむグレルが心の影を映す「影水晶」から生まれた自分の影と共に行動するようになる。ある日、妖精学校からプリキュア達の元に「プリキュアパーティ」の招待状が届く。しかし、それは影と影に唆されたグレルによる罠で、影は訪れたプリキュアオールスターズから変身アイテムやパートナーである妖精たちを奪い、水晶化させてしまう。
泣き虫の妖精・エンエンは影に言われるがままにグレルの行動を止めようとするが勇気を出せないままグレルに巻き込まれてしまう。そしていつしか影はプリキュアを倒したことで巨大な力を身につけ暴走を開始し、グレルが望まなかったことまで引き起こしてしまう。一方、みゆきとキャンディに誘われる形でパーティにやってきたマナたち「ドキドキ!プリキュア」の4人だったが、影から逃げ惑うグレルとエンエンと出会い、事の次第を知る。4人と2匹は影の暴走を止め、歴代プリキュアたちを元に戻すため、行動を起こす。
マサチューセッツ州の某大学の脳外科医ヒルの研究室で助手を務めるハーバート・ウェストはある日、死体を蘇生させる血清の発明に成功する。 ハーバートは血清の信用性を確かめるため、同僚のダンと共に死体置場で実験を試みるが、ゾンビとなって暴れだす死体の噂を聞きつけてやって来た学長のホルジーを殺してしまう。ハーバートとダンが血清でホルジーを生き返らせたところ、彼は狂暴なゾンビと化す。 さらに、ハーバートの血清の技術を奪おうとして彼に殺され、実験台にされていたヒルもゾンビと化して暴れ出したため、事態は混乱していく。
長い冬を迎えたネオ・ヴェネツィア。 寒空の下、合同練習をしていたアイ、あずさ、アーニャの3人は、 いつもと様子が違う晃の後をつけたのをきっかけに水先案内人ミュージアムを訪れることになりました。 出迎えた館長の明日香は、姫屋の伝説的なウンディーネとして知られる晃の大先輩。 二人は姫屋の創業時から大切に乗り継がれてきた1艘のゴンドラの継承者でもあるのですが、 晃の話によると、次の乗り手として期待される藍華にはその気がないというのです。 納得がいかないあずさは、どうしてなのか理由を探ろうとするのですが……。 1 その 逢いたかったあなたに… 2 その 暖かなさよならは… 3 その 遙かなる未来へ…
Princess Cornelia and the Flower Prince have been betrothed for as long as they can remember. The two have grown inseparable...as friends. Cornelia pines for the heart of the guard captain, and the Flower Prince is involved with another in secret. On the eve of their wedding day, the pair dread what may be the end of their lives as they know it.
女子大生・中村由美(柴咲コウ)の友人でもある岡崎陽子や河合ケンジが、謎の死の予告電話によって次々と不可解な死亡を遂げていく。その死の予告電話の内容は、なぜか未来からの発信時刻で来ており、死ぬ瞬間の声や映像、画像が送られてきてその未来の時刻に差し掛かったとき、その通りに死んでしまうのである。 新たに死の予告電話を受けた小学校からの幼馴染みの友人・小西なつみ(吹石一恵)を救うため、由美は謎の男・山下弘(堤真一)の協力を得て事件の真相を追うが、彼女も今までと同様に予告通り、テレビの生放送中に悲惨な死を遂げてしまう。そしてその直後、遂に由美自身が「死の予告電話」を受けてしまう。
暴力、セックス、ドラッグ、殺しが蔓延る多国籍街・歌舞伎町。その一角にあるヤクザマンションと呼ばれるビルに事務所を構える安生組の組長が、組の資金3億円と共に姿を消した。若頭・垣原は組長捜しに乗り出すが、その時既に組長はヤクザ壊滅を企む謎の手配師・ジジイによってマインドコントロールされた、靴の踵に仕込んだ鉈を武器とする泣き虫の殺し屋・イチに殺されていた。そのことを突き止めた垣原は、組長の仇を討つべく手下の高山や会長・中沢、イチに過去の自分を投影する鉄砲玉の金子、双子のサド刑事・二郎と三郎、敵対する組の船鬼や鈴木ら周囲を巻き込んでイチ捜しを開始。だが、実は究極のマゾである彼の目的は、やがてイチの無情な殺戮方法に対する興味へと移行していく。そして、遂にイチを捜し出した垣原は、イチに痛めつけられる期待に胸を膨らませるのであったが、肝腎のイチは不甲斐なく彼の期待に応えてはくれなかった。そこで、絶望した垣原は自らの耳に針を刺し自分を痛めつけると、イチに倒される妄想を見ながら投身自殺するのであった。
“それ”は、ある日突然現れる。一見、平和で静かな田舎町を突如、恐怖が覆い尽くす。相次ぐ児童失踪事件。内気な少年ビルの弟も、ある大雨の日に外出し、通りにおびただしい血痕を残して消息を絶った。悲しみに暮れ、自分を責めるビルの前に、突如“それ”は現れる。“それ”を目撃して以来、恐怖にとり憑かれるビル。しかし、得体の知れない恐怖を抱えることになったのは、彼だけではなかった。不良少年たちにイジメの標的にされている子どもたちも“それ”に遭遇していた。自分の部屋、地下室、バスルーム、学校、図書館、そして町の中……何かに恐怖を感じる度に“それ”は、どこへでも姿を現す。ビルとその秘密を共有することになった仲間たちは“それ”に立ち向かうことを決意するのだが…。真相に迫るビルたちを、さらに大きな恐怖が飲み込もうとしていた―。
1940年、連合軍の兵士40万人が、ドイツ軍によってドーバー海峡に面したフランス北端の港町ダンケルクに追い詰められる。ドイツ軍の猛攻にさらされる中、トミーら若い兵士たちは生き延びようとさまざまな策を講じる。一方のイギリスでは民間船も動員した救出作戦が始動し、民間船の船長ミスター・ドーソンは息子らと一緒にダンケルクへ向かうことを決意。さらにイギリス空軍パイロットのファリアが、数的に不利ながらも出撃する。
近未来。人口の増加と飢饉によって深刻な食糧難となり、世界の国々は厳格な一人っ子政策を行っていた。そんな状況下で、セットマン家の七つ子姉妹は、祖父によって各曜日の名前を付けられ、それぞれ週に1日ずつ外出し、共通の人格を演じることで当局の監視の目を逃れてきた。ある日マンデーが帰宅しなかったことから、姉妹の日常は狂い始める。
人間社会から孤立した女性のみの一族のプリンセスとして生まれたワンダーウーマンは、自分が育ってきた世界以外の環境を知らず、さらに男性を見たこともなかった。ある日、彼女は浜辺に不時着したパイロットと遭遇。彼を救出したことをきっかけに、ワンダーウーマンは身分を隠して人間社会で生活していくことにする。
Gary, who has just married Samantha, the woman of his dreams, discovers that her six-year-old son may be the Antichrist.
イラク。米軍の軍曹ニックは、空爆の跡地で古代の遺跡を発見する。考古学者のジェニーとともに調査したところ、遺跡には古代エジプトの王女アマネットのひつぎが眠っていた。アマネットは自らの王位を確かなものとするため、父王や赤ん坊の王子を殺し、生きながらミイラとして封印された呪われし王女だった。ひつぎを英国へ運ぶため輸送機に乗り込んだニックとジェニーだが、上空でニックの相棒が王女の呪いに体を乗っ取られる。
ボディガードのマイケル・ブライスは日本人の武器商人、クロサワの護衛を担当することとなった。任務を無事に終えられると思った矢先、クロサワは暗殺されてしまった。それから2年後。依頼人を守り切れなかったブライスは一線を退き、会社社長の護衛をすることで生計を立てていた。その頃、ベラルーシの独裁者、デュコビッチは人道に対する罪を犯したとして国際司法裁判所で裁かれることになっていた。しかし、彼が犯した罪を追及することは困難を極めることとなった。デュコビッチは自らの罪を立証できるような人間を片っ端から殺していたためである。国連にとっての最後の希望はダリウス・キンケイドであった。凄腕のヒットマンとして知られるキンケイドは、妻(ソニア)の釈放と引き替えにデュコビッチを有罪にするための証言をすることに同意したのであった。
ウェイド・ウィルソンは、以前は優秀な特殊部隊の傭兵として活躍していたが、今は悪者を気まぐれに痛めつけては金を稼いでいる。すっかり正義のヒーロー気取りの彼は恋人との結婚も決まり幸福の絶頂にあったが、いきなり末期ガンだと診断される。とある組織にガンを根治できると聞いたウェイドは、彼らに同行して人体実験を受ける。
様々な種族が一触即発の空気の中で暮らすロスの街。ある日、人間と怪物オークの警官コンビは絶大な魔力を持つある物体に遭遇。種族間の抗争に巻き込まれていく。
たまたま出会ったノリで結成された銀河一の“落ちこぼれ”チーム<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。小遣い稼ぎに請けた仕事をきっかけに、“黄金の惑星”の艦隊から総攻撃を受けることに。 間一髪、彼らを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴと、触れただけで感情を読み取れるマンティスだった。ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは? さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯していき、彼らがなぜか銀河滅亡を阻止する最後の希望に。 その運命の鍵を握るのは、小さくてキュートな最終兵“木”グルートだった…。
韓国の山間の家で暮らす少女ミジャは、大きな動物オクジャの面倒を見ながら平穏な毎日を送っている。優しい心を持つオクジャは、ミジャにとって親友ともいえる大切な存在だった。ところがある日、多国籍企業ミランド社がオクジャをニューヨークに連れ去ってしまう。自己顕示欲の強いミランド社CEOルーシー・ミランドが、ある壮大な計画のためにオクジャを利用しようとしているのだ。オクジャを救うため、具体的な方策もないままニューヨークへと旅立つミジャだった。
アベンジャーズの一員ソーの前に死の女神・ヘラが現れた。復讐と野望に燃えるヘラは、ソーの故郷へ攻撃をはじめる。故郷を奪われたソーは、この最強の敵を倒すため盟友ハルク、宿敵ロキらと型破りのチーム“リベンジャーズ”を組み極限バトルに挑む。 そこには、ソーの運命を変える秘密が隠されていた。
3人の女子高生ケイシー、クレア、マルシアは、クレアの誕生日パーティーの帰り道、見知らぬ男ケヴィンに拉致監禁されてしまう。男が部屋を去った後、3人は脱出する方法を必死に考えているとドアの外から男女の会話する声が聞こえたので助けを求めて声を上げるが、現れたのは、女装し女口調で話すケヴィンだった。その男は多重人格者で23もの人格が次々と激しく入れ替わっていくのであった。
ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。若干の不安とは裏腹に過剰な歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかり。そんななか、黒人の若者を発見し携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間彼は鼻から血を流し急に豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが…。
Following a wild night out with his Best Man, Rob Anderson wakes up to find himself naked in an elevator on the morning of his wedding day and is forced to relive the morning over and over again.
ネットに直接アクセスする電脳技術が発達し、身体の一部または全てを義体化(サイボーグ化)することが出来るようになった近未来。ミラ・キリアン少佐率いる警察エリート組織「公安9課」は、日々サイバー犯罪やテロ行為を取り締まる任務を遂行している。少佐はテロ組織がハンカ・ロボティックス社のサイバー技術の破壊をもくろんだ事件をバトーらと共に捜査するうちに自分の記憶が何者かによって操作されていたことに気付く。
12年前に幼い愛娘を亡くす悲劇に見舞われた人形師とその妻が暮らす館へ孤児院の6人の少女たちとシスターがやって来る。新生活に心躍らせる彼女たちだったが、何者かの気配を感じたり、無人の部屋でレコードが鳴り出したり、自然に開閉するドア、不気味な物音など家の中には不気味な雰囲気が漂っていた。怪現象に怯える脚の不自由なジャニスは、ある晩、鍵が掛かっているはずのドアが開いていることに気づき、中を覗くと、そこにいたのは人形<アナベル>だった。呪いの封印を解かれた<アナベル>は、逃げても、捨てても、執拗にジャニスを追い詰める。
夜やってくる“それ”の感染から逃れるため、森の奥でひっそりと暮らすポール一家。そこにウィルと名乗る男とその家族が助けを求めてやって来る。ポールは“それ”の侵入を防ぐため「夜入口の赤いドアは常にロックする」というこの家のルールに従うことを条件に彼らを受け入れる。うまく回り始めたかに思えた共同生活だったが、ある夜、赤いドアが開いていたことが発覚。誰かが感染したことを疑うも、今度はポール一家の犬が何者かによる外傷を負って発見され、さらにはある人物の不可解な発言…外から迫る、姿が見えない外部の恐怖に耐え続け、家の中には相互不信と狂気が渦巻く。彼らを追い詰める“それ”とは一体・・・。
トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、富豪ラチェットが刺殺された。教授、執事、伯爵、伯爵夫人、秘書、家庭教師、宣教師、未亡人、セールスマン、メイド、医者、公爵夫人という目的地以外は共通点のない乗客たちと車掌をあわせた13人が、殺人事件の容疑者となってしまう。そして、この列車に乗り合わせていた世界一の探偵エルキュール・ポアロは、列車内という動く密室で起こった事件の解決に挑む。
美しい娘ベルは進歩的な考え方が原因で閉鎖的な村人たちとなじめないことに悩んでいたが、ある日、彼女は野獣と遭遇する。彼は魔女の呪いによって変身させられた王子で魔女が残したバラの花びらがすべて散ってしまう前に誰かと相思相愛の仲にならなければ元の姿に戻れない。ベルは野獣の恐ろしい外見にたじろぎながらも心惹かれていく。