Major Barbara (1941)
ジャンル : コメディ
上映時間 : 2時間 1分
演出 : Gabriel Pascal
脚本 : George Bernard Shaw
シノプシス
Idealistic young Barbara is the daughter of rich weapons manufacturer Andrew Undershaft. She rebels against her estranged father by joining the Salvation Army. Wooed by professor-turned-preacher Adolphus Cusins, Barbara eventually grows disillusioned with her causes and begins to see things from her father's perspective.
既に法廷劇の代名詞となって久しい、アメリカ映画史に輝く傑作ドラマ。元々は高い評価を受けたTV作品で、その脚本・演出コンビによる映画版だが、そのいかにもTV向きの密室劇を上手くスクリーンに転化させた手腕は見事の一言。17歳の少年が起こした殺人事件に関する陪審員の討論が始まったが、誰が見ても有罪と思えたその状況下で、ひとりの陪審員が無罪を主張した事から物語は動き始める……。
ミシシッピー州の大農園の邸宅に、当主ビッグ・ダディが病院での検査を終えて帰ってくる。ビッグ・ダディはガンで余命わずかと診断されていたが、本人はそのことを知らない。莫大な遺産を狙う長男一家が父を異常なほどに歓待する一方、次男ブリックと美しい妻マギーの間には冷え切った空気が漂う。しかしビッグ・ダディは昔から、長男一家より次男夫婦の方を気に入っていた。酒に溺れ妻の愛も父の遺産も受け取ることを拒否するブリックにいら立ちを募らせたマギーは、ついにブリックの亡き親友スキッパーの名前を口にしてしまう。
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』のマーティン・ブレスト監督が、34年の名作『明日なき抱擁』をブラッド・ピット主演でリメイクしたファンタスティックラブストーリー。 N.Y.のメディア会社「パリッシュ・コミュニケーション」の社長ウィリアム(ビル)・パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)は、ある夜どこからともなく響いてくる声を聞いた。次の日、ビルは愛娘のスーザン(クレア・フォーラニ)とその恋人ドリュー(ジェイク・ウェバー)と共にヘリで仕事に向かっていた。ビルの「恋人を愛しているか?」との問いに、素っ気無い反応をする娘にビルは話す。「愛は情熱だ。その経験のない人生は意味のないものだ」と。そして、その日スーザンは仕事場近くのコーヒーショップで一人の青年と出会う。最近この街に越してきた、という青年の気さくな態度に好感をもつスーザン。その夜、家族と共に食卓を囲んでいたビルの脳裏にまた同じ声が聞こえてくる。「私に会えるよ・・・ビル」。声に導かれるまま来客を招き入れるとスーザンがコーヒーショップで出会った青年が居た。以前から体調のすぐれないビルが心の中で問いかけていた「死期が近いのか」の言葉に青年は「イエス」と答えた。彼は青年の体を借りた死神だった。人間の生活に興味をもった死神が、ビルを連れて行く前に彼に案内を頼みにきたのだ。家族への説明に困ったビルは、青年をジョー・ブラック(ブラッド・ピット)だと紹介する。出会った時と印象の違うジョーを見て初めは困惑していたスーザンだったが、次第に彼の不思議な魅力に惹かれていく。父親のいう“情熱”を確かに感じていたのだ。
In New York, Felix, a neurotic news writer who just broke up with his wife, is urged by his chaotic friend Oscar, a sports journalist, to move in with him, but their lifestyles are as different as night and day are, so Felix's ideas about housekeeping soon begin to irritate Oscar.
アメリカ南部の小さな町に住む女性たちの身の回りで起きる結婚や出産、病気や死など、人生の瞬間を友情とともに感動的に綴る。ジュリア・ロバーツ、サリー・フィールド、ドリー・パートンら名女優が共演。
18世紀を代表する仏文学者、マルキ・ド・サド侯爵の晩年を描いたドキュメンタリー。猥褻文書の罪で監禁、ますます執筆活動にのめりこむサド侯爵と、その著書に翻弄された人々をユーモアたっぷりに描いた真実の物語。
1948年、夏。長年勤めた教職を退いたデイジーは未亡人。まだまだ元気いっぱいの彼女だったが、寄る年波には勝てず、ある日運転中にあやうく大事故を引き起こしかける。亡くなった父の跡を継いで会社の社長となっていた息子のブーリーは、そんな母の身を案じ、専用の運転手を雇うことにした。
1939年、ポーランド南部の都市クラクフにドイツ軍が侵攻した。ドイツ人実業家のオスカー・シンドラーは、一旗揚げようとこの街にやって来た。彼は金にものを言わせて巧みに軍の幹部たちに取り入り、ユダヤ人の所有していた工場を払い下げてもらう。ユダヤ人会計士のイツァーク・シュテルンをパートナーに選んだシンドラーは、軍用ホーロー容器の事業を始める。41年3月、ユダヤ人たちは壁に囲まれたゲットー(居住区)に住むことを義務づけられる。シュテルンの活躍で、ゲットーのユダヤ人たちが無償の労働力として、シンドラーの工場に続々と集められ事業はたちまち軌道に乗る。
シェイクスピアの名作を現代に舞台を移して甦らせた、バズ・ラーマン監督作品。プロットや台詞を原作から忠実に引用しながらも、設定や映像はあくまで現代風、という大胆な脚色が話題に。主演はレオナルド・ディカプリオとクレア・デーンズ。
1959年9月。ライデル高校の不良少年グループ《T・バーズ》のリーダーであるダニーは3年生になるが、夏休みにバカンスに行った先で恋に落ちた少女、サンディと突然再会して驚く。彼女は父親の転勤で、ダニーの高校に転校してきたのだ。仲間たちの手前、はしゃぎすぎないよう心がけるが、サンディといられることを内心喜ぶダニー。2人は時に気持ちがすれ違いケンカすることもあるが、新たに恋を育んでいく。
1920年代のシカゴ。スターを夢見るロキシーは、キャバレーの専属歌手ヴェルマのステージを羨望の眼差しで見ていた。そんなロキシーはある日、ショーに売り込むとの約束を守らなかった愛人と諍いを起こし、ついに彼を撃ち殺してしまう。そして逮捕され留置所に送られたロキシーは、驚くことにあのヴェルマと出会った。彼女は不倫した夫と妹を殺した罪に問われていた。しかし、マスコミ操作に長けた辣腕弁護士ビリーのおかげで、巷では一躍スター扱い。ロキシーも同じ手段でヴェルマ以上の注目を浴びようとビリーを雇う。
大学生2人が同級生を殺害し、衣装箱に詰め、その上に料理を並べ、さらに被害者の家族や恋人を招いてパーティを開く……という1時間半を、現実の時間と一致させて進行したアルフレッド・ヒッチコックの実験作。
British estate agent Renfield travels to Transylvania to meet with the mysterious Count Dracula, who is interested in leasing a castle in London and is, unbeknownst to Renfield, a vampire. After Dracula enslaves Renfield and drives him to insanity, the pair sail to London together, and as Dracula begins preying on London socialites, the two become the subject of study for a supernaturalist professor, Abraham Van Helsing.
韓国で実際に起きた未解決殺人事件をリアルな演出で映画化。86年、ソウル近郊の農村で、同じ手口による若い女性の惨殺事件が連続して発生。地元の刑事パク・トゥマンとソウル市警から派遣された刑事ソ・テユンは対立しながらも捜査を続け、有力な容疑者を捕らえるのだが。監督ポン・ジョノは99年に「ほえる犬は噛まない」でデビュー、2作目の本作で韓国のアカデミー賞・大鐘賞の作品賞・監督賞・主演男優賞・照明賞を受賞。
仕事に人生をささげた大富豪エドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族のために地道に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)は、入院先の病室で知りあった。共に余命は6か月。やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、無謀にも病院を脱出。“やりたいことリスト”を手に、さまざまなことに挑戦する。
アルゼンチンの田舎に生まれたエバは15歳の時、タンゴ歌手の愛人となって貧しかった家を抜け出した。ブエノスアイレスに住みついた彼女は次々とパトロンを変え、ラジオの仕事から女優、国民的スターへと成長する。エバはやがて、陸軍大佐ペロンと知り合った。彼女は民衆にラジオで呼びかけ、投獄されてしまった彼を助け出し、“アルゼンチンの聖母エビータ”への道を歩き出す……。
美しいキャプレット家の世継ぎジュリエットは、舞踏会でロミオに出会い夢中になる。だが、ロミオはキャプレット家の宿敵、モンタギュー家の息子だった。
二人は密かに永遠の 愛を誓い結婚式を挙げるが、ロミオは逃亡生活を、ジュリエットは両親にパリスとの結婚を強いられる。ロミオと一緒に暮らすため、危険を承知でジュリエットは神父の計画に命を懸けた……。
魔女に呪いをかけられたために子供のいない夫婦は、魔女から「子を授かりたければ、四つのアイテムを森から持ち帰るのだ」と命令される。夫婦は赤いずきん、黄色い髪、白い牛、黄金の靴を手に入れるべく森へと出発する。
8月の真夏日。父親が失踪したと知らされ、オクラホマにある実家へ集まった三姉妹。
真面目すぎて暴走しがちな長女バーバラと、反抗期の娘、実は別居中の夫。ひとり地元に残り秘密の恋をしている次女アイビー。自由奔放な三女カレンと、その不審な婚約者。彼らを迎えるのは、闘病中だが気が強く、率直で毒舌家の母バイオレットと、その妹家族。生活も思惑もバラバラな“家族たち”は、つい言わなくてもいい本音をぶつけあい、ありえない“隠しごと”の数々が明るみに―。
前夫である編集長の思惑で、死刑が予定されている囚人の取材をすることになった女性新聞記者ヒルディ。次第に記者魂に火がついてしまい……。ケイリー・グラント、ロザリンド・ラッセルの顔合わせによる都会派コメディ。