Echo of Diana (1963)
ジャンル : 謎
上映時間 : 1時間 1分
演出 : Ernest Morris
シノプシス
When a woman begins to investigate her husband's mysterious death in a plane accident she discovers the involvement of a woman known simply as Diana.
レイモンド・チャンドラー原作『大いなる眠り』をハワード・ホークスが映画化したフィルム・ノワールの古典的名作。探偵フィリップ・マーロウを演じるのはハンフリー・ボガート。
大陸横断列車に乗っていた令嬢アイリス。彼女は同室の老婦人がいなくなったことに気づくが、誰に尋ねてもその婦人のことを知っている人はなく……。ユーモアとサスペンスあふれる傑作。
ダシール・ハメットのミステリー3度目の映画化で、J・ヒューストンの初監督作品。ばく大な価値を持つとされる“マルタの鷹”と呼ばれる彫像をめぐる争いに巻き込まれた私立探偵サム・スペード。警察から相棒アーチャーの殺害容疑をかけられ、あやしい人物たちの中で命の危険にさらされながら、真相に迫っていく。
ある男を探してゲイクラブへ押し入る2人組。彼らは男を見つけ出すと凄惨な暴力を加える。発端はあるパーティの夜。マルキュスは会場に残り婚約者アレックスを一人で帰してしまう。その直後、アレックスはレイプに遭い、激しい暴行を受けてしまうのだった。自責の念に駆られるマルキュス。彼は友人でアレックスの元恋人のピエールとともに犯人探しを開始する。やがて、女装ゲイ、ヌネスを探し出した2人は、ヌネスからついにテニアという男の名を聞き出すのだった…。<邦題はモニカ・ベルッチ演じる主人公の名前。原題は「ひっくり返せない、不可逆、取り返しがつかない」を意味するフランス語で、いくつかの文字が裏返されている。シークエンスは後に起こったものが先にあり、時系列的には最初のシーンがラストに示される。また、エンドロールが冒頭で逆回しされ、クレジットの文字R/E/Nが鏡文字となっている。およそ9分にわたるレイプシーンの描写は評価がわかれた。>
デヴィッド・クローネンバーグ監督によるヴァイオレンス・アクション。ロンドンの病院で身元不明のロシア人少女が出産した後、死亡した。少女のことを調べ始めた助産師アンナは、思わぬ事態へと引き込まれていき……。
陸軍に所属する軍人のポール・ブレナーは、軍に密かに潜入し、軍隊の中で起きている事件捜査する捜査官。その彼が、友人のケント大佐から依頼を受けジョージア州にある陸軍訓練基地で潜入捜査をしている最中に、女性士官が絞殺され、裸体で発見される事件が起きる。ポールは、この事件がレイプ事件なのか?という疑惑から、レイプ専門の捜査官サラ・サンヒルと協力して事件の捜査に当たることに。殺された女性士官の名前はエリザベス・キャンベル。陸軍では英雄と知られるキャンベル将軍の娘で、優秀な女性士官なのだが、捜査を進めるうちに彼女の派手な性生活が明らかとなり…。
旧約聖書のヤコブの話をヒントに、悪夢と現実の間で翻弄されていくベトナム帰りの男の奇妙な体験を描いたサスペンス・スリラー。ニューヨークの郵便局員であるジェイコブは最近夢と現実の区別がつかなくなるほど奇妙な出来事に遭遇していた。疾走する地下鉄に乗る得体の知れない人々。掛かりつけの医者の死亡。自分を轢き殺そうとした車に乗る異様な人物。そしてベトナムの悪夢や幻覚までもが見え始め……。そんな時、ベトナム時代の戦友から電話がかかってくる……。
ローズとクリストファーは、娘・シャロンの奇妙な言動に悩んでいた。ローズは、しばしば情緒不安定に陥り、何かに取り憑かれたかのように「サイレントヒル…」と謎のうめき声を発する娘に心を痛め、サイレントヒルという街が実在することを知り、治療のためにシャロンを連れてそこを訪ねることにする。しかし、サイレントヒルは30年前の大火によって多数の人々が死亡した忌まわしい場所であり、今では誰も近付かない廃墟と化した街であった。途中、女児誘拐犯と勘違いされて女性警官に追われるものの、二人とも帰り道が突如切れ無くなった街に取り残され、シャロンも後部座席から消えており、捜索、他の住人への聞き取りなど進めていくが不思議な現象に巻き込まれてゆく。
ルーブル美術館の館長が殺され、宗教象徴学の権威ラングドン教授に捜査協力が依頼される。遺体はダ・ヴィンチの素描「ウィトルウィウス的人体図」を模した姿勢を取らされ、周囲には暗号が記されていた。担当のファーシュ警部は、暗号が“ラングドンを捜せ”と示していたことから教授を疑うが、館長の孫ソフィーは教授の無実を信じ、彼を現場から逃がす。2人は警察に追われながら、暗号の真意と真犯人を捜し始める。
カンヌ映画祭グランプリに輝いたコッポラの意欲作。プロの盗聴屋が次々と他人のプライバシーを侵し、盗聴を繰り返す作業を克明に描いていく。しかし、やがて“自分も盗聴されている”という脅迫観念に陥った主人公は、孤独と狂気の日々に没入していく・・・。大都会に住む現代人の不安感を象徴的に描いた作品。
サンフランシスコで盗聴を職業としているハリーは、依頼を受け、公園を歩くカップルの会話を盗聴する。ハリーは盗聴した会話に「殺される」ということばを聞き取り、やがて事件に巻き込まれていく…。
海と雲に覆われた惑星ソラリスを探索中の宇宙ステーション「プロメテウス」との通信が途切れたことから、心理学者のクリスは調査のために派遣される。 「プロメテウス」に到着したクリスが目にしたのは、友人の自殺死体、いないはずの人物の痕跡、そして知性を持つ有機体である海が及ぼす、不可解な現象の数々であった。
定年退職間近の刑事サマセットと新人のミルズは、ある殺人現場に向かう。そこには肥満の大男の凄惨な死体があった。またほどなくして、今度はビジネスマンの死体が発見される。サマセットはそれぞれの現場に残されていた文字から、犯人がキリスト教における七つの大罪(傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲)に因んだ殺人に及んでいると分析、残るは5件となった。事件を未然に防ごうと犯人の特定を急ぐ2人。やがて一人の男が容疑者に浮上、しかし接近するも取り逃がし、さらなる犠牲者を出してしまう。そんな中、大罪に沿った犯行が残り2件となったところで、犯人を名乗る男が自首して来るのだが…。
1937年のロスアンゼルス。私立探偵ジェイクはモーレイ夫人からダム建設技師である夫の浮気調査を依頼される。だが、盗み取りした写真がなぜか新聞に掲載され、それを見たもうひとりのモーレイ夫人が現れる。実は彼女こそ本物で、名をイヴリンという。ジェイクはこれがダム建設をめぐる疑惑と関係ありと睨んで調査を開始するが、モーレイは溺死体で発見され、ジェイクもまた謎の男たちに暴行を受ける。探偵と依頼人という関係を越えはじめたイヴリンとジェイクだったが、なおも謎は深まるばかりだった……。
Xファイル課の閉鎖後、現場任務にまわされたFBI捜査官のモルダーとスカリーは、ビル爆破事件の責任を問われ、左遷の危機にさらされる。スカリーが辞職の決意を固めたと知って、やけ酒をあおるモルダー。そんな彼に、父の友人と名乗る医師が接近。爆破されたビルに、謎の死を遂げた少年と救助隊員の死体があったことを告げる。これをきっかけに事件の調査を始めたモルダーは、おそるべきエイリアン・ウィルスと、その背後にある秘密機関の正体に近づいていく。
ある夜、ウォーターゲート・ビルに侵入した四人の窃盗犯が現行犯逮捕された。単なる強盗と思われたこの事件だが、ワシントン・ポストの記者ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインは数々の疑念、妨害を乗り越え調査を進めていく。そして、これがのちに合衆国大統領ニクソンを失脚させる一大スキャンダルへと発展していくのだった…。
ベン・アフレックの長編監督デビュー作は、弟ケイシー・アフレックを主演に迎えたサスペンス・アクションだ。小さな町で少女誘拐事件が発生。捜索を依頼された私立探偵は、やがて衝撃の真実に気付くが……。
ミステリーの女王・アガサ・クリスティーの名作をオールスターキャストで映画化。 1930年代、アジアとヨーロッパを結ぶ国際列車オリエント急行で起きた殺人事件をめぐり、名探偵エルキュール・ポワロが、真犯人と事件の真相を追う。
「オリエント急行殺人事件」に続きオールスター・キャストで映画化されたアガサ・クリスティのミステリ。原作は『ナイルに死す』。美貌と聡明さを兼ね備えた上、つい最近莫大な遺産を相続したリネット・リッジウェイは、親友ジャクリーンの婚約者と突然婚約をし、人目を避けてエジプトへハネムーンに旅立った。しかし豪華客船カルナーク号には、彼女に何らかの利害関係や遺恨、ないし敵意を抱いている者たちが勢揃いしていた……。壮大なエジプトの景色を背景に、物語中バラバラになっていた様々な謎が最後には全て一本の線で結ばれるという、クリスティ推理劇の醍醐味が存分に堪能出来る推理映画の傑作。D・ニーヴンを始め、M・ファロー、J・バーキン、O・ハッセー、J・ウォーデンらの素晴らしい役者陣に加え、ポアロ役のP・ユスティノフの演技が絶品! 文句のない第一級の推理映画。
1939年、ニューヨーク万国博覧会の年。NYクロニクル紙の敏腕新聞記者ポリー・パーキンスは、著名な科学者が連続して失踪している事件の調査に、独自で乗り出していた。そんな彼女の目に信じられない光景が飛び込んでくる。世界中の大都市に奇妙な巨大ロボット軍団が飛来し人間を襲い始めた。
歴史学者ベンのもとに古美術商のウィルキンソンが訪れる。彼がベンに見せたのはリンカーン大統領暗殺事件の犯人ジョン・ウィルクス・ブースの日記の失われた18ページだった。そこにはベンの祖先が暗殺事件に関与していたという記録が残っていた。ベンは、歴史的な遺産に隠された数々の暗号を解読しながら、一族にきせられた汚名を晴らすべく真相の究明に奔走する。