世界が熱狂した伝説のバンド<クイーン>。その光と影を数々の名曲とともに描く感動のミュージック・エンターテイメント。1970年、ロンドン。ライブ・ハウスに通っていた若者フレディ・マーキュリーは、ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーのバンドのボーカルが脱退したと知り自らを売り込む。二人はフレディの歌声に心を奪われ、1年後、ベーシストのジョン・ディーコンが加入。バンド名は<クイーン>に決まり、4人はアルバムを制作し、シングル「キラー・クイーン」が大ヒット。個性的なメンバーの革新的な挑戦によって、その後もヒット曲が次々に生み出され、フレディは“史上最高のエンターテイナー”とまで称されるようになる。しかし、栄光の影で次第にフレディはメンバーと対立し孤独を深めていくのだった…。
フィラデルフィアの一流法律会社に務めるアンドリュー・ベケット(トム・ハンクス)は、ある日突然エイズと宣告され、ウィラー社長(ジェイソン・ロバーズ)に解雇される。不当な差別に怒ったベケットは、損害賠償と地位の保全を求めて訴訟を決意。だが、次々と弁護を断わられた彼は、以前敵同士として渡り合ったやり手の弁護士ジョー・ミラー(デンゼル・ワシントン)を訪ねる。ミラーはエイズに対して、抜きがたい恐怖を感じていた。しかし、世間の冷たい視線に対しても毅然と対処し、熱心に資料を漁るべケットの姿に、ミラーの心は動かされる。ミラーは弁護を引き受け、母のサラ(ジョアン・ウッドワード)をはじめ、ベケットの肉親たちは彼に熱い支援を約束する。解雇から7カ月後、〈自由と兄弟愛の街〉フィラデルフィアで注目の裁判が開廷した。ミラーは解雇が明らかな法律違反だと主張したが、対する会社側の主任弁護士ベリンダ(メアリー・スティーンバージェン)は、彼の弁護士としての不適格性を激しく突く。予断を許さぬ裁断の行方と並行して、ベケットの症状は次第に悪化していく。裁判を優先させて本格的治療を先に延ばそうとする彼に、恋人でライフパートナーのミゲール(アントニオ・バンデラス)は苛立つ。ベケットは恋人のため、自分のためにパーティを開く。遂にベケットは裁判中に倒れ、病院に運ばれた。ミラーは原告側の勝訴の報を、ベッドの上のベケットに告げる。数日後、大勢の人々に見守られながらベケットは静かに息を引き取り、ミラーはかけがいのない友の死を実感した。
1985年、電気工でロデオカウボーイのロン・ウッドルーフは、HIV陽性と診断され余命が30日だと言い渡される。アメリカには認可治療薬が少ないことを知った彼は代替薬を探すためメキシコへ向かい、本国への密輸を試みる。偶然出会った性同一性障害でエイズを患うレイヨンと一緒に、国内未承認の薬を販売する「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立するが……。<1980年代当時無認可だったHIV代替治療薬を密輸販売し、アメリカのHIV患者が特効薬を手にできるよう奔走した実在のカウボーイの半生を映画化した人間ドラマ。HIV陽性と診断されたカウボーイをマシュー・マコノヒーが演じ、21キロも減量しエイズ患者という難役に挑んだ。>
ミュージシャンとして大成することを夢見ている野心家のロジャーは、恋人の死によって精神的に打ちひしがれていた。そんな中、階下に住んでいるエキゾチックな雰囲気が魅力的なダンサーのミミに心惹かれ始めたロジャーは、彼女との新しい恋に踏み出せずに悩んでいた。
Bridgette is an aspiring actress who teaches aerobics at a local gym that's run by the womanizing Adam. After a tryst with Adam, Bridgette scores a role in a big play, but then learns that a former boyfriend is dying of AIDS. While preparing to get tested, Bridgette suspects Adam of cheating on her, and must face the HIV tests alone, which shockingly come back positive. Building a support network, including a penitent Adam, Bridgette faces her own mortality.
ポルノ雑誌「ハスラー」の創刊者ラリー・フリントは、J・オナシス(ケネディ元大統領夫人)のヌード写真をスクープした号の大ヒットで、アメリカン・ドリームを手に入れる。しかし、そのスキャンダラスで不道徳な内容で、ついには猥せつ罪で起訴されてしまう。憲法修正第1条に基づく「表現の自由」を盾に、ラリーは最高裁判所に上訴するのだが・・・。
1987年、5人の若者が、暴力的なほどに真っ直ぐな歌詞をハードコアなビートにのせ、米国屈指の危険地域で暮らす怒りともどかしさを、彼らの最大の武器である音楽にぶつけた。本作ではすべてが始まった原点に立ち戻る。武器といえば歌詞と傍若無人さ、威勢のよさと才能しかなかった音楽界の反逆者たちが、彼らを押さえつけようとした権力者にどう立ち向かったのか。世界一の危険集団N.W.A.の結成を描き出す。誰もが口を閉ざしていた真実と危険地域での暮らしを語った彼らの言葉は、社会に変革の渦を巻き起こし、その影響は今なお残っている。アイス・キューブ役にオシェア・ジャクソン・Jr、ドクター・ドレー役にコーリー・ホーキンズ、イージー・E役にジェイソン・ミッチェル。監督はF・ゲイリー・グレイ。
A day in the life of a group of teens as they travel around New York City skating, drinking, smoking and deflowering virgins.
A story of two coalitions – ACT UP and TAG (Treatment Action Group) – whose activism and innovation turned AIDS from a death sentence into a manageable condition. Despite having no scientific training, these self-made activists infiltrated the pharmaceutical industry and helped identify promising new drugs, moving them from experimental trials to patients in record time.
レイフ・ファインズ主演の社会派サスペンス。ナイロビに駐留する英国外交官ジャスティンは、慈善活動に熱心な妻を殺されてしまう。その後、彼は独自に調査を開始。やがて薬物実験や汚職など、多国籍企業による陰謀が浮き彫りになっていく。
母に虐待され、父には暴力によって妊娠させられた16歳のクレアリース“プレシャス”ジョーンズ。退学処分となった彼女が、学ぶ喜びや愛される喜びを知り、逆境を生き抜くさまを描く。
The story of the discovery of the AIDS epidemic and the political infighting of the scientific community hampering the early fight with it.
A sketch comedy movie about the joys and embarrassments of teen sex. But mostly the embarrassments.
1981年のニューヨーク。同性愛の男性たちの間で謎の伝染病が広がっていた。自身もゲイであるジャーナリスト・ネッドはエイズ治療について取材を重ねるも、同性愛への偏見や差別から反応は鈍い。そんななかで彼はエイズの危険性を訴え続けるのだが…。
The story of several friends in New York City facing financial poverty, homophobia, AIDS, and, of course, rent.
イギリスの女性小説家バージニア・ウルフの「ダロウェイ夫人」をモチーフに、3つの時代、3つの場所で暮らす女性たちの1日を繊細に描いた人間ドラマ。1923年、ロンドン郊外。作家ヴァージニア・ウルフは病気療養のためこの地に移り住み、『ダロウェイ夫人』を執筆していた。午後にはティー・パーティが控えている…。1951年、ロサンジェルス。『ダロウェイ夫人』を愛読する妊娠中の主婦ローラ・ブラウンは、夫の望む理想の妻を演じることに疲れながらも、夫の誕生パーティを開くためケーキを作り始める…。2001年、ニューヨーク。『ダロウェイ夫人』と同じ名前の編集者クラリッサ・ヴォーンは、親しい友人でエイズ患者の作家リチャードが栄えある賞を受賞したことを祝うパーティの準備に取りかかっていた…。
Tim and John fell in love while teenagers at their all-boys high school. John was captain of the football team, Tim an aspiring actor playing a minor part in Romeo and Juliet. Their romance endured for 15 years in the face of everything life threw at it - the separations, the discrimination, the temptations, the jealousies and the losses - until the only problem that love can't solve tried to destroy them.
A woman attracts the attention of a psychotic former Army interrogator and an emotionally fragile young man caring for his ailing mother.
Everybody's looking for something... Moving forward doesn't always mean leaving something behind.
A reflective look at the arrival and impact of AIDS in San Francisco and how individuals rose to the occasion during the first years of the crisis.