Agnes Martin: With My Back to the World (2003)
ジャンル : ドキュメンタリー
上映時間 : 56分
演出 : Mary Lance
シノプシス
A groundbreaking documentary on the internationally renowned painter, designated by ARTnews Magazine one of the world's top-ten living artists. This documentary was shot over a period of four years, from 1998 through 2002, Agnes Martin's ninetieth year. Interviews with Martin are inter-cut with shots at work in her studio in Taos, New Mexico, with photographs and archival footage, and with images of her work from over five decades. It is a venue for Martin to speak about her work, her working methods, her life as an artist, and her views about the creative process. She also discusses her film, "Gabriel" and reads from her poetry and lectures. In keeping with Martin's chosen life of solitude, she alone appears in the documentary.
ストリート・アートについてのドキュメンタリーを制作し始めたロサンゼルス在住のフランス人映像作家ティエリー・グエッタ。ティエリーは覆面アーティスト、バンクシーの存在にたどり着き、取材を始めるが、ティエリーに映像の才能がないことに気付いたバンクシーは、逆にティエリーのドキュメンタリーを自分が監督し始める。
風景画家・アイナーは肖像画家である妻に頼まれ、女性モデルの代役を務めたことで、自分の内側に潜む女性らしさに気づく。トム・フーパー監督、エディ・レッドメイン主演によるラヴ・ストーリー。
NYの美術館で絵画を観賞中、思いも寄らぬ爆破テロ事件に巻き込まれ、最愛の母を失ってしまった13歳の少年テオ。その後彼は、裕福なバーバー一家のもとに引き取られて新生活を始める一方、爆破テロ事件の際、間近に居合わせた老紳士から託された指輪を届けに行って、骨董商のホービーと知り合う。長らく行方不明だった父親のラリーが不意に姿を見せたことから、テオは、彼やその恋人とともにラスベガスへと移り住むこととなる。
1665年オランダ。失明した父の代わりに家計を支えるため、画家フェルメール(コリン・ファース)の家で使用人として働くことになった17歳の少女グリート(スカーレット・ヨハンソン)。やがて、その美的センスをフェルメールに認められた彼女は、彼の手伝いをし始める。
名画『ホイッスラーの母』がロスに買い戻されることになったため、ロンドンの美術館は厄介払いも兼ねてビーンを派遣する。ロスで画商のデビッドに会ったビーンは、彼の家に居候することになる。だが、名画の前でくしゃみをしたため、鼻水で画は台無し。名画の披露パーティが刻々と迫るなか、ビーンは奇想天外な方法で名画の復元を行う。
舞台は歴史的な建造物や美術品、最先端のファッション、現代アートが混在するローマ。筆を折った作家ジェップの元に忘れられない初恋の女性の訃報が届いて……。パオロ・ソレンティーノ監督による巨大なる映像モニュメント。
美大に通っているベンはガールフレンドのスージーと別れてはみたものの、未練がましく「やり直したい」と申し出る。しかし、スージーにすでに新しい恋人がいるという事実を告げられベンはショックで不眠症になってしまう。<一流のファッション雑誌のフォトグラファーとして活躍していたショーン・エリス監督が、まるでファッション写真が動き出したかのような美しい映像で見せるラブストーリー。主演に『ハリー・ポッター』シリーズでクィディッチのキャプテンを演じ注目を集めた、ショーン・ビガースタッフ。ヒロインに『戦場のピアニスト』でその存在感を見せつけたエミリア・フォックス。“時間は意識の中で延びたり、縮んだりする”という主人公の回りの時間をフリーズさせて撮った映像は、リアルでありながら幻想的。>
George, a lonely and fatalistic teen who's made it all the way to his senior year without ever having done a real day of work, is befriended by Sally, a popular but complicated girl who recognizes in him a kindred spirit.
タルコフスキーとコンチャロフスキーという、旧ソ連の枠を脱して活躍することになる二大俊英が協力して脚本を執筆し、中世ロシア史上最高のイコン画家ルブリョフを主人公に、当時の社会と民衆の関わりを巨視的に捉えた歴史大作で、全体で二部構成。冒頭の、巨大な気球での飛行を試みる男たちの描写が象徴する閉鎖的な時代に、信仰と芸術の力によって風穴を開けたのがルブリョフと言える。彼は同窓の僧侶キリールに陥れられかけ、逆に大公の覚えめでたく宮廷画家となるが、連日、寺院の白い壁に向かい一筆も動かさない。神の愛を描きたいと願う彼の眼に時代は暗く映りすぎた。そして、公弟にそそのかされたタタール人が城を襲う(ここからが第二部)。ルブリョフは白痴の少女を救おうとして敵兵を討ち、後悔から筆を絶ち、修道院に戻るが、誰とも口をきかない。今や落魄の身のキリールとの再会……。ロシアはなお暗黒の中にあったが、大公は巨大な鐘の鋳造で威信回復を図る。今はなき名人の息子ボリースカの指導によって作業は開始され、ルブリョフはそれを興味深く見守る。秘訣を父に教わったという少年だが、実は鐘を作りたいばかりについた出まかせで、ようやく大鐘完成の暁に彼は真実を泣きながらルブリョフに明かす。彼は少年を賞賛し、自らも励まして言った。“君と一緒にやって行こう”……。15年にわたる無言の行の末、最初に出た言葉がそれであった。彼は再び絵筆をとり、その後、それまでの白黒とうって変わった鮮やかなカラーで写し出される偉大な作品群を残したのである。観ることが主人公の忍従に重なるような重厚な作品だが、それ故にラストの解放感は筆舌に尽くし難い。丸裸の自己と神--という一対一の構図を発見するまでの確執を描くのは、後のタルコフスキー作品にも通じるテーマだ。
An art instructor and an English teacher form a rivalry that ends up with a competition at their school in which students decide whether words or pictures are more important.
1950年代から1960年代にかけて、哀愁漂う大きな目の子供を描いた絵画「BIG EYES」シリーズが世界中で人気を博す。作者のウォルター・キーンは一躍アート界で有名人になるものの、実際に制作していたのは妻マーガレットだった。自身の感情を唯一表現できる絵画を守るため、マーガレットは自分が描いたという事実の公表を考える。
あまりにも鋭い感性の実在の天才画家と、彼を支える女性アーティスト、リー・クラズナーの鮮烈で切ない大人官能ラブ・ストーリー。アメリカ初のモダン・アート界スター、ジャクソン・ポロックを名優エド・ハリスが構想に約10年を費やし、監督&主演の渾身作!
ゴッホの友人で郵便配達人であった父から、弟テオ宛てのゴッホの手紙を届けてほしいと頼まれたアルマン。テオ探しに出た彼が、ゴッホの死の真相を探ることになり……。全編動く油絵で構成されるアート・サスペンス。
In the French Riviera in the summer of 1915, Jean Renoir, son of the Impressionist painter, Pierre-Auguste returns home to convalesce after being wounded in World War I. At his side is Andrée, a young woman who rejuvenates, enchants, and inspires both father and son.
ウィレム・デフォーがゴッホ役を演じ、その死の謎に迫った伝記映画。画家としてパリでまったく評価されなかったゴッホは出会ったばかりの画家ゴーギャンの助言に従い、南仏のアルルにやって来たのだが……。監督は名匠ジュリアン・シュナーベル。
In the mid-1960s, wealthy debutant Edie Sedgwick meets artist Andy Warhol. She joins Warhol's famous Factory and becomes his muse. Although she seems to have it all, Edie cannot have the love she craves from Andy, and she has an affair with a charismatic musician, who pushes her to seek independence from the artist and the milieu.
A Baltimore sandwich shop employee becomes an overnight sensation when photographs he's taken of his weird family become the latest rage in the art world. The young man is called "Pecker" because he pecks at his food like a bird.
バルザックの『知られざる傑作』を原作に撮った、ジャック・リヴェット監督作品。孤高の画家フレンホーフェルは、自らの最高傑作“美しき諍い女”を描こうと妻をモデルにするが完成直前に破棄してしまう。そして10年後。彼の前に、若いモデル、マリアンヌが現れた事から彼は再び“美しき諍い女”の仕上げにとりかかるが……。4時間にも及ぶ上映時間の作品でありながら、全くその長さを感じさせない傑作。セリフの全くない、デッサンを描くシーンでの鉛筆の音だけが響きわたる画家と女との緊張感溢れる場面、そして女(=人間)の本性をキャンバスに描き込むという本作のテーマが露になる衝撃的なラスト・シーンと、その奥深い哲学的思想には思わず感服してしまう。この作品は、ビデオ化になる際に映画公開時のオリジナル・バージョンの4時間版と、131分のショート・バージョンの2タイプが発売されたが、何と言ってもオリジナル4時間版をお勧めする。
ボクシング・ペインティングなど前衛的活動で世界的に活躍するニューヨーク在住の現代美術家、篠原有司男と妻で画家の篠原乃り子の40年にわたる波瀾万丈のアーティスト生活を描いたヒューマン・アート・ドキュメンタリー。
A struggling painter is possessed by satanic forces after he and his young family move into their dream home in rural Texas.