Be Beautiful But Shut Up (1958)
ジャンル : コメディ, 犯罪
上映時間 : 1時間 50分
演出 : Marc Allégret
シノプシス
A beautiful 18-year-old orphan escapes from a reformatory and hooks up with a gang of jewel smugglers, and decides on a life of crime. However, she falls for and marries a policeman, putting a crimp in her criminal career.
70年代テイストを前面に押し出した、クセ者スター勢揃いの、クエンティン・タランティークのクライム・サスペンス。 黒人スチュワーデスのジャッキー・ブラウンは、密売人の売上金をメキシコからアメリカに運ぶ副業を持っていた。だが、ひょんなことから逮捕され、捜査官レイに密売人オデールの逮捕に協力するよう強要される。オデールが証拠隠滅のために自分を消そうとしていることを知ったジャッキーは、関係者をあざむき、お互いに潰し合わせようとする。
アメリカ中北部の田舎町を舞台に、偽装誘拐が引き起こす惨劇とそれに関わる人々の奇妙な姿を描いたユニークな犯罪ドラマ。 ミネソタ州ミネアポリスに住むカー・ディーラーのジェリー・ランディガード(W・H・メイシー)は借金返済のために自分の妻ジーンを誘拐し、会社のオーナーでもある義父から身代金をいただこうと考えた。誘拐を実行するのは、前科者の従業員から紹介された妙な二人組、カール(S・ブシェミ)とグリムスラッド(P・ストーメア)。だがジーンを自宅から誘拐した二人は、隣町ブレイナードまで逃げたところで、停車を命じた警官と目撃者を射殺してしまう。ブレイナードの女性警察署長マージ・ガンダーソン(F・マクドーマンド)は事件を追ってミネアポリスに赴くが、その間にも狂い始めた誘拐計画は次々と犠牲者を産んでいく……。 コーエン兄弟はその特異な作風で知られる、80~90年代アメリカ・インディペンデント映画界の雄だが、この作品はその真価がもっとも発揮された一編と言っていいだろう。実話を基にしているとはいえ、ほとんどは創作だというストーリー自体の面白さももちろんだが、個々のキャラクターのおかしさとさりげなくも効果的な台詞の数々は、ドラマの完成度を極限まで高めている。雪に覆われた白い町で起こる血みどろの物語。まさに“白のフィルム・ノワール”と呼んでもいい。カンヌ映画祭で監督賞に輝いただけでなく、アカデミーでは主演女優賞と脚本賞も獲得した逸品。
In the last days of 1999, ex-cop turned street hustler Lenny Nero receives a disc which contains the memories of the murder of a prostitute. With the help of bodyguard Mace, he starts to investigate and is pulled deeper and deeper in a whirl of murder, blackmail and intrigue. Can the pair live to see the new millennium?
ニューヨーク警官も一目置く、腕利き黒人私立探偵シャフト。ある日、彼は黒人街ハーレムのボス、バンピーから、愛娘マーシーの救出を依頼される。誘拐したのはシャフトの旧友ベンだという。ベンは黒人解放過激グループのボスになっていたのだ。現在のベンを知らないシャフトは、疑心暗鬼のまま操作を開始。ようやくベンの組織の集会所を探し出した時、突然の機関銃掃射を受ける!ベンとともに逃げ延びたシャフト…。彼の執拗な捜査によって、事件は意外な結末へと動き始める。
ロッキー山脈の麓に孤立する村ドッグヴィル。ある日この村の近く、ジョージタウンの方向から銃声が響いた。その直後、村人の青年トムは助けを請う美しい女性グレースと出会う。間もなく追っ手のギャングたちが現われるも、すでに彼女を隠し、その場を切り抜けるトム。彼は翌日、村人たちにグレースをかくまうことを提案した。そして、“2週間で彼女が村人全員に気に入られること”を条件に提案が受け入れられる。そうしてグレースは、トムの計画に従って肉体労働を始めることになるのだが…。
霧の都・ロンドン。テムズ河に女性の全裸死体が浮かんだ。今回も犯行手口は縞柄のネクタイによる絞殺。市民は姿なき殺人鬼の相次ぐ凶行に震え上がっていた。そんな折、元妻を殺され容疑者になってしまったリチャードは、友人のラスクに助けを求めるが…。
腕はいいが問題ばかり起こし、上司のトッド警部からも見放されたような状態のデトロイト市警察本部の若手刑事・アクセル(エディ・マーフィー)は、ビバリーヒルズからやってきた幼馴染のマイキーと再会するが、その夜にマイキーが殺害される。マイキーの仇討ちを決意したアクセルは、犯人を追って単独でビバリーヒルズに乗り込み、規則に忠実で洗練された地元(ビバリーヒルズ警察)の刑事達と衝突しつつも巨悪に迫る。
ビバリーヒルズの高級宝石店が武装した一味に襲われ、一味のひとりに市警のボゴミル刑事部長が撃たれて重傷を負う。ボゴミルの部下のローズウッド刑事はかつてともにギャングと戦ったデトロイト市警のアクセルに捜査協力を依頼。デトロイトからビバリーヒルズに駆けつけたアクセルは、ある射撃クラブを怪しいとにらむが予想は的中。クラブで働く美女カーラたちが犯人グループだった。一味は新たに競馬場の集金所を襲おうとする。
Jesse has to get out of Las Vegas quickly and steals a car to drive to L.A. On the way, he shoots a police officer. When he makes it to L.A. he stays with Monica, a girl he has only known for a few days. As the film progresses, the police get closer to him, and the crimes escalate.
ギャング組織壊滅のため、ある証人を護衛する刑事ブリット。だがその証人が殺されてしまい……。激しいアップダウンを活かしたサンフランシスコの街中でのカーチェイスがあまりにも有名なアクション作。
ある夜、ロサンゼルスの高級アパートメントから売春婦が飛び降り自殺する。LA市警察本部捜査第一課のロジャー・マータフ部長刑事が現場の捜査を始めた矢先に新しい相棒、マーティン・リッグス刑事が異動してくる。リッグスはマータフよりかなり若いがベトナム戦争では陸軍特殊部隊員として死線をくぐりぬけた経験があり、拳銃射撃と格闘の力量は極めて高い。ただ、3年前に愛妻を事故で亡くして以来、自暴自棄になることが多く市警察本部でも問題になっていた。マータフはこの新しい相棒に困惑しながらも自宅に招くなどして次第に打ち解けるようになっていく。そしてリッグスと共に売春婦飛び降り自殺事件を捜査していくと、背景にCIA特殊部隊のOBたちによるヘロイン密輸組織が浮かび上がってくる。
ロサンゼルス市警察本部捜査第一課のリッグス部長刑事とマータフ部長刑事はFBIの要請で、麻薬事件の重要証人である会計士のレオ・ゲッツを保護する。ヒットマンの襲撃から守り通したことで、ゲッツと打ち解けたリッグスとマータフは麻薬組織のボスの情報を聞き出し、同僚の刑事たちとボスの邸宅へ踏み込む。だが、そのボスの正体はラッドという南アフリカ総領事で治外法権のため逮捕も拘留もできない。ラッドは、警察の捜査を止めさせるために、手下にマータフの自宅を襲撃させるなどの脅迫を始めた。それでも捜査をやめないリッグスとマータフに業を煮やしたラッドは、2人の同僚である刑事達を次々と暗殺していく。
ロサンゼルス市警のリッグスとマータフは、あるビルの駐車場に仕掛けられた爆弾を爆弾処理班を待たず解体しようとしてビルを完全に爆破してしまう。巡査に降格された二人はパトロール中に輸送員に変装した強盗に遭遇しビリーというチンピラを逮捕するが取調室でビリーは何者かに殺されてしまう。ある日、若者の麻薬の取引現場を発見したリッグスは逮捕しようと試みるが銃撃戦となりマータフが犯人を射殺したが、それは息子の友人であった。未成年の銃事件とビリーを調べるうちにある人物が浮上する。
ロサンゼルス市警の刑事リッグスとマータフは、次々と街を破壊する完全武装した男が出現したため現場へ急行しリッグスの大立ち回りで解決する。事件から9か月後、2人は探偵となったレオと釣りに出かけ、不審な大型船と遭遇し船に乗り込むと船員との格闘となり船は座礁するが中国の密航船である事が判明する。密入国者が次々と連行されていく中、マータフは避難用ボートの中に隠れていたホン一家を発見。同情したマータフは違法と知りながら彼らを自分の家にかくまう。そんな時、ロス市警は2人の「壊し屋」のせいで保険を打ち切られたため、マーフィー警部は苦肉の策として2人を警部に昇進させ、デスクでおとなしくさせようとする。
15年前に実の姉を殺害した少年マイケルが、収容されていた精神病院から脱走して故郷に向かった。万聖節の夜、子守をするはめになった女学生ローリイ(カーティス)は白塗りの不気味な仮面をつけた男の姿を目にする。そのころマイケルの担当医ルーミス(プレザンス)もその地ハドンフィールドに到着していた……。
Hard-edged cop John Kimble gets more than he bargained for when he goes undercover as a kindergarten teacher to get the goods on a brutal drug lord while at the same time protecting the man's young son. Pitted against a class of boisterous moppets whose antics try his patience and test his mettle, Kimble may have met his match … in more ways than one.
閉店間際の銀行に押し入った男たち。スリリングで緊張感あふれる立てこもり劇だが、やがて犯人と人質は意外にも心を通わせて……。名優アル・パチーノの若かりし姿を焼き付けた社会派サスペンス。
ある男を探してゲイクラブへ押し入る2人組。彼らは男を見つけ出すと凄惨な暴力を加える。発端はあるパーティの夜。マルキュスは会場に残り婚約者アレックスを一人で帰してしまう。その直後、アレックスはレイプに遭い、激しい暴行を受けてしまうのだった。自責の念に駆られるマルキュス。彼は友人でアレックスの元恋人のピエールとともに犯人探しを開始する。やがて、女装ゲイ、ヌネスを探し出した2人は、ヌネスからついにテニアという男の名を聞き出すのだった…。<邦題はモニカ・ベルッチ演じる主人公の名前。原題は「ひっくり返せない、不可逆、取り返しがつかない」を意味するフランス語で、いくつかの文字が裏返されている。シークエンスは後に起こったものが先にあり、時系列的には最初のシーンがラストに示される。また、エンドロールが冒頭で逆回しされ、クレジットの文字R/E/Nが鏡文字となっている。およそ9分にわたるレイプシーンの描写は評価がわかれた。>
サンフランシスコ。屋上プールで泳ぐ女性が何者かに狙撃されるという事件が発生した。捜査にあたるのは、いつも汚い仕事をまかされることから“ダーティハリー”なる異名をつけられたハリー・キャラハン刑事。やがて“さそり”と名乗る犯人から「十万ドルを渡さなければ市民を殺し続ける」という脅迫が届いた。予告通り、次々に無差別殺人を繰り返す“さそり”だったが、ハリーと相棒のチコはついに犯人の正体に迫る……。
リビエラで優雅な生活を送っているロビーは元宝石泥棒。悠々自適な暮らしをしていたが、ある日彼の名を騙る泥棒が出没して……。ヒッチコックが贈るオシャレなコミカル・ラヴ・サスペンス。