主人公ジョニー・リコは、高校卒業後地球連邦軍に入隊して宇宙戦艦のパイロットを志望するカルメン・イバネスに憧れ、両親の反対を押し切って軍に入隊。優秀なカルメンは艦隊アカデミーへ、超能力者の友人・カールは情報部へ配属されるが、リコは機動歩兵隊へ配属され、訓練キャンプでしごかれる日々を送る。訓練中、自らの判断ミスにより同期一人を殉職させる事故を起こしたことで、一旦は軍隊をあきらめようとしたリコだったが、奇襲攻撃で故郷ブエノスアイレスが壊滅したため機動歩兵に復帰し、宇宙での戦いに加わる。
40歳を過ぎた広告マンのレスター・バーナムと上昇志向たっぷりの妻キャロリン。彼らの家庭生活に潜む歪んだ真実が徐々に暴かれていく。妻は夫を憎み、娘のジェーンは父親を軽蔑している。そして会社の上司はレスターにリストラによる解雇を告げる。そんな毎日に嫌気が差したレスターは、人生の方向転換を図る。しかし、自由と幸せを求めるレスターを待ち受けていたのは、あまりにも高価な代償だった。
20世紀のどこかの国。情報省はテロの容疑者「タトル」を「バトル」と打ち間違えてしまい、無関係なバトル氏を無理やり連行していく。それを一部始終見ていた上の階に住むトラック運転手のジルが抗議をするも、全く相手にされない。 一方、情報局に勤めるサムは、このミスをなんとかするために試行錯誤していた。近頃サムは、夢の中でナイトの格好をして、美女を助け出すというおかしな夢を見ていたが、情報省に抗議に来ていたジルがその美女にそっくりだということに気づく。 ある日、サムが家に帰るとダクトが故障しており、非合法のダクト修理屋と名乗るタトルが勝手に直してしまう。サムはまた夢の中でサムライの怪物と戦い、美女を救う夢を見る。サムはジルの正体を知るために断っていた昇格を望み、友人であったジャックの元を訪ねる。そして、様々な事柄が複雑に絡まりあっていく。
チャップリンがアドルフ・ヒトラーの独裁政治を批判した作品で、ヒトラーとナチズムに対して非常に大胆に非難と風刺をしつつ、ヨーロッパにおけるユダヤ人の苦況をコミカルながらも生々しく描き、ニューヨーク映画批評家協会賞で主演男優賞を受賞した。
またこの作品は、チャップリン映画初の完全トーキー作品でもある。
1918年の第一次大戦末期、トメニアのユダヤ人一兵卒チャーリーは飛行機事故で記憶を失い入院する。それから数年後のトメニアは独裁者アデノイド・ヒンケルの天下で、ユダヤ人掃討の真っ最中。そんな折、退院したチャーリーは生まれ育ったユダヤ人街で元の床屋の職に戻る。親衛隊の傍若無人ぶり、特にそれが恋人ハンナに及ぶに至り、彼は勇猛果敢かつ抱腹絶倒のレジスタンスを開始。それがどういうわけかヒンケル総統の替え玉を演じさせられることになり……。
コメディ界の帝王メル・ブルックスによるパロディ満載コメディ。『スター・ウォーズ』を筆頭に、SF界の傑作を盛りだくさんにパロディ化。“SW”本家同様ILMがSFXを担当、ニヤリとせずにはいられないシーンも結構スゴい。
落ち目のアクション俳優スピードマンは、戦争大作『トロピック・サンダー』での返り咲きを目指すことに。コメディー役者のジェフや演技派のラザラスとともに撮影に臨むが、クランクイン5日目で予算オーバーに陥ってしまう。あきらめ切れない監督は東南アジアのジャングルで撮影を強行しようとする。
ハイスクールの美少女が惨殺された。犯人はもちろん“ハロウィン・マスク”をかぶった殺人鬼に決まっているが、「スクリーム」を観ていない主人公たちはそんなこと知るはずもない。ちょうど1年前、友人たちと車で人を轢いたシンディは、事件の奇妙なつながりに不安を覚える。そして、マスコミの取材攻勢でハイスクールがパニックになるなか、第2、第3の殺人が…。「ホラー映画じゃあるまいし(笑)」。笑い事ですむワケがない。だってホラー映画だもーん。
Bounced from her job, Erin Grant needs money if she's to have any chance of winning back custody of her child. But, eventually, she must confront the naked truth: to take on the system, she'll have to take it all off. Erin strips to conquer, but she faces unintended circumstances when a hound dog of a Congressman zeroes in on her and sharpens the shady tools at his fingertips, including blackmail and murder.
On a bet, a gridiron hero at John Hughes High School sets out to turn a bespectacled plain Jane into a beautiful and popular prom queen in this outrageous send-up of the teen movies of the 1980s and '90s.
1982年、南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に突如宇宙船が出現した。しかし、上空で静止した巨大な宇宙船からは応答や乗員が降りる様子はなく、人類は宇宙船に乗船しての調査を行うことを決定。知的生命体との接触に世界中の期待が集まる中行われた調査であったが、船内に侵入した調査隊が発見したのは、支配層の死亡と宇宙船の故障により難民となった大量のエイリアンであった。 乗船していたエイリアンたちは地上に移り、隔離地区である「第9地区」で難民として、MNU (英:Multi-National United) と呼ばれる超国家機関による管理・監視のもとで生活することになったが、文化や外見の違いから人間とエイリアン達との間では小競り合いが頻発する。人間達のエイリアンへの反発や差別は強まり、やがて彼等に対しては「エビ」(外見がエビ[=PRAWN]に似ているため)という蔑称が定着するようになった。 そして宇宙船出現から28年後、ついにエビ達を新たに用意された彼ら専用の居住区域である第10地区に移住させることが決定し、MNUの職員であるヴィカスは、立ち退き要請の同意を得るため第9地区を訪れるが、エイリアンの家で見つけた謎の液体を不注意により浴びてしまう。
クエンティン・タランティーノの原案を社会派作家オリヴァー・ストーンが映画化。マスコミの過熱報道で若者のヒーローとなってしまった殺人犯、ミッキー&マロリーを描く。実際のニュース映像や75曲もの音楽のコラージュで作り上げた斬新な映像は圧巻。
スタンリー・キューブリック監督の描く傑作SF。近未来、毎日のように暴力やセックスに明け暮れていた不良グループの首領アレックスは、ある殺人事件で仲間に裏切られ、ついに投獄させられてしまう。そこで彼は、攻撃性を絶つ洗脳の実験台に立たされるが……。
ロンドンに暮らすショーンは、いい歳して人生の目標や目的を持たぬまま、親友のエドとパブに入り浸るばかりの冴えない毎日を送っていた。そんな彼に長年の恋人リズもついに愛想を尽かしてしまう。このままではいけないと自覚したショーンは、リズとヨリを戻すため、これまでのだらしない生活を改めようと決意する。ところが、ショーンが恋人のことで頭がいっぱいになっている間に、街にはゾンビが溢れ、生きた人間を次々と襲っていたのだった。
Professor Barbenfouillis and five of his colleagues from the Academy of Astronomy travel to the Moon aboard a rocket propelled by a giant cannon. Once on the lunar surface, the bold explorers face the many perils hidden in the caves of the mysterious planet.
衝撃的な内容で話題となったブレット・イーストン・エリスの小説を「I SHOT ANDY WARHOL」のメアリー・ハロン監督が映画化したサスペンス・ドラマ。80年代のニューヨーク。27歳のハンサムなヤッピー、パトリック・ベイトマンは一流企業の副社長。高級マンションに住み、美しい婚約者もいる彼は一見誰もが羨む生活を送っていた。しかし、彼の心の中には深い闇が広がっており、突如襲う衝動に突き動かされ、夜の街をさまよいホームレスや娼婦を殺害していたのだった……。
70年代後半に人気を誇ったTVシリーズのリメイク作品。姿を見せないボス、チャーリーの探偵事務所で働くのは、ディラン、ナタリー、アレックスの美女3人。今回彼女たちに下された指令は、誘拐されたノックス・テクノロジー社の創立者エリック・ノックスを救出するというもの。彼が開発中の“音声認識ソフト”が悪用されれば世界中が大混乱となるだろう。エンジェルたちは巨大企業オーナーでノックスのライバルであるコーウィンが犯人と見て危険な潜入捜査を決行する。
『ブルーノ』などのお騒がせ男サシャ・バロン・コーエンが、世界一危険な独裁者を熱演する痛快爆笑ムービー。それまで欲望のままに生きてきた暴君が、ひょんなことからニューヨークに渡り、生まれて初めて庶民の世界を垣間見る様子をブラックな笑いと共に描き出す。将軍の右腕を、『ガンジー』などの名優ベン・キングズレーが好演。観る者を爆笑の渦に巻き込みつつ、時代背景を反映した痛烈な社会批判も込めた力作に脱帽する。
L.A.にある人気スターの大豪邸でエイリアンに襲撃された超わがまま俳優6人が、エゴとエゴをぶつけながらサバイバルに挑む爆笑世紀末コメディ。セス・ローゲンが製作・監督・脚本・主演をこなした意欲作。ジェームズ・フランコ、ジョナ・ヒルらが共演。
ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。若干の不安とは裏腹に過剰な歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかり。そんななか、黒人の若者を発見し携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間彼は鼻から血を流し急に豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが…。
巨大な木箱に納められた一匹の豚と武器の数々が、広大な森の中で目覚めた12人の男女の前に。突如鳴る銃声に逃げまどううち、それがネット上にはびこる“人間狩り計画”の噂に気づいて……。