衝撃的な内容で話題となったブレット・イーストン・エリスの小説を「I SHOT ANDY WARHOL」のメアリー・ハロン監督が映画化したサスペンス・ドラマ。80年代のニューヨーク。27歳のハンサムなヤッピー、パトリック・ベイトマンは一流企業の副社長。高級マンションに住み、美しい婚約者もいる彼は一見誰もが羨む生活を送っていた。しかし、彼の心の中には深い闇が広がっており、突如襲う衝動に突き動かされ、夜の街をさまよいホームレスや娼婦を殺害していたのだった……。
大恐慌中の1935年。コールドマウンテン刑務所にあり、処刑室に続く通路があせた緑色であるため、“グリーンマイル”と呼ばれる死刑囚専用棟に殺人犯コーフィが収監される。だが、幼女惨殺の罪状とは裏腹に、コーフィは素晴らしい力を持っていた。彼は看守長ポールの重度の尿路感染症を治癒し、残忍な看守パーシーに踏み殺されたネズミをよみがえらせる。奇跡を目の当たりにしたポールはコーフィが本当に殺人犯なのか疑いだす。
サスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の最高傑作のひとつ。美女の自殺の裏に隠された巧妙なトリックを、謎めいたロマンスとともに描いたミステリー。 とある悲惨な事件をきっかけに、高所恐怖症となり、警察を退職したジョンのもとに、旧友から情緒不安定な自分の妻マデリンを尾行してほしいとの依頼が入った。断り切れなかったジョンは、その日の夜から尾行を開始。やがてマデリンを愛するようになってしまったジョンの目の前で彼女は身を投げた…。失意に暮れるジョンは、町をさまよううちにマデリンそっくりの女性と出会う。
ロサンジェルスで保険の調査員をしていたレナード。ある日、何者かが家に侵入し、妻がレイプされたうえ殺害されてしまう。その光景を目撃してしまったレナードはショックで前向性健忘となってしまう。彼は記憶を消さないためポラロイドにメモを書き、体にタトゥーを刻みながら犯人の手掛かりを追っていく……。 前向性健忘(発症以前の記憶はあるものの、それ以降は数分前の出来事さえ忘れてしまう症状)という記憶障害に見舞われた男が、最愛の妻を殺した犯人を追う異色サスペンス。
David Sumner, a mild-mannered academic from the United States, marries Amy, an Englishwoman. In order to escape a hectic stateside lifestyle, David and his wife relocate to the small town in rural Cornwall where Amy was raised. There, David is ostracized by the brutish men of the village, including Amy's old flame, Charlie. Eventually the taunts escalate, and two of the locals rape Amy. This sexual assault awakes a shockingly violent side of David.
恋愛小説「ミザリー」シリーズのベストセラー作家ポールは純文学に転向しようと、シリーズの主人公の女性ミザリーの死をもってシリーズを完結させる。山中のロッジで私小説第1作を書き上げた彼は吹雪の中、家路を目指すが、車は事故に遭い、彼も重傷を負う。そんなポールは近くに住む元看護師アニーに救われるが、彼女は「ミザリー」の熱狂的ファン。彼を手厚く看護してやるが、出版された「ミザリー」最終刊を読むと豹変する。
ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。若干の不安とは裏腹に過剰な歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかり。そんななか、黒人の若者を発見し携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間彼は鼻から血を流し急に豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが…。
遺伝子操作の研究に取り組んでいるシンセクト社のある施設で、そこで育った若い女性モーガンが施設のスタッフに大けがを負わせる異常事態が起きる。同社の危機管理コンサルタントのリーは急いで施設に乗り込むが、人工生命体“Lシリーズ”の一体であるモーガンは、数年間で赤ん坊から大人に成長するうち、施設のスタッフからまるで娘のように愛される存在になっていたことを知る。遅れて原因追究を目指す科学者も到着する。
職を失ったレイチェル・ワトソンはあてもなく電車に乗り続ける日々を送っていた。レイチェルは電車の窓から別れた元夫、トムの新しい生活や近所のヒップウェル夫妻の暮らしぶりをのぞき見ていた。レイチェルにとって、ヒップウェル夫妻は理想の夫婦に見えた。 トムと結婚生活を営んでいた頃、なかなか妊娠できないことへの焦りから、レイチェルは酒浸りになってしまった。過度のアルコールを摂取し続けた結果、レイチェルは自覚のないままに暴れるようになってしまった。さらに酷いことに、レイチェルはトムの上司の家で大暴れしてしまい、トムが解雇されるに至った。 ある日、電車から覗き見を続けるレイチェルは、メガンの不倫現場を目撃した。「ヒップウェル夫妻は完璧な結婚生活を営んでいる」という幻想を打ち砕かれたレイチェルは、メガンに対して並々ならぬ怒りを感じた。酒を浴びるように飲んだ後、レイチェルはメガンを叱責しに向かったが、途中で意識を失ってしまった。数時間後に意識を取り戻したとき、レイチェルは自宅にいた。しかも、身に覚えのない傷を負っていた。そんなレイチェルの元に、ライリー刑事が訪ねてきた。メガンが失踪したのだという。刑事は近所での聞き込み調査から、レイチェルが事件に関与していると疑っていた。一方、レイチェルは電車に乗っていたスーツ姿の男が犯人なのではないかと思い始める。実際、意識を失っている間に彼を見たような記憶が残っていたのだが、レイチェルは全てを思い出すことが出来なかった。
ヘイデン・クリステンセンとブルース・ウィリスの豪華共演によるバイオレンス・アクション。殺人事件を目撃し、息子を人質に取られてしまった男が、地元警察の署長とともに凶悪犯罪集団を追跡するのだが……。
When an earthquake hits a Korean village housing a run-down nuclear power plant, a man risks his life to save the country from imminent disaster.
情報セキュリティ会社に勤めるサイモンは、妻ロビンとともに新しい街に引っ越してきた。仕事は順調で、ふたりは豪華な自宅を購入し、順風満帆の人生に思えた。 そんなある日、学生時代の同級生ゴードン・モズリーに出会う。そして後日、ゴードンから引越祝いとして豪華なワインが届けられた。ロビンはワインの返礼として、彼を自宅の夕食に招いた。食事の間、ゴードンはまるで親友だったかのように語り、実は高校時代彼とはあまり親しくなかったサイモンは不快感をおぼえる。ロビンには、彼は見かけよりいい人には違いないと思えた。 後日、二人が仕事仲間のパーティーから帰ると、ゴードンから「ギフト」として、庭の池に鯉が泳いでいた。また、サイモンの留守中にロビンに家に入れてもらいテレビの設定を手伝うなどしていた事で、サイモンは不快感を友人たちに語り始める。
And suddenly, overnight, the world came to a halt. Two men, two survivors, one kid, and hatred that separates them. A place forgotten by everyone, including the creatures that inhabit the Earth... until now.
鬼才ジョーダン・ピール監督によるサプライズ・スリラー。幼い頃自分にそっくりな少女に遭遇し、ショックから失語症となったヒロイン。大人になった彼女に、再び邪悪なドッペルゲンガーたちの恐怖が襲いかかる。
妻に先立たれ、女子高生の娘マーゴットと2人暮らしのデビッド。ある日、勉強会に行ったはずのマーゴットが行方不明なことに気づく。警察に失踪届を出したデビッドは、担当刑事のヴィックとともに、マーゴットのパソコンにログインし、彼女の手がかりを求めてSNSを探り始める。するとそこには、デビッドの知らないもう一人のマーゴットの姿があった。動揺しつつも、さらにマーゴットのSNSを探っていくデビッドだったが…。
1981年、犯罪が多発する大都会ゴッサムシティ。ピエロの仕事をしているアーサーは貧しく、老いた母親ペニーと暮らす上、突然笑いだしてしまうという心の病に悩むが、TV界の人気司会者フランクリンを憧れの対象にして日々耐え忍んでいた。ある日、失業したアーサーは地下鉄で、女性客に嫌がらせをしていた男性3人組を偶然持っていた拳銃で皆殺しにしてしまう。以後アーサーは、自身の心にあった怒りを解放させていく。
ある事故により、妻のイーデンと共に心に深い傷を追った揚げ句に離婚したウィル。それから2年後、消息が不明だったイーデンからディナーに招かれる。以前恋人のキーラと暮らしていた屋敷に向かったウィルは、明るさを取り戻した彼女の姿に安堵を覚える。しかし、集まった友人とイーデンのぎこちない会話や、彼女の恋人だというデヴィッドの怪しい行動に不安を抱き…。
トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、富豪ラチェットが刺殺された。教授、執事、伯爵、伯爵夫人、秘書、家庭教師、宣教師、未亡人、セールスマン、メイド、医者、公爵夫人という目的地以外は共通点のない乗客たちと車掌をあわせた13人が、殺人事件の容疑者となってしまう。そして、この列車に乗り合わせていた世界一の探偵エルキュール・ポアロは、列車内という動く密室で起こった事件の解決に挑む。
北朝鮮から亡命した高官の息子キム・グァンイルが連続殺人事件の容疑者として浮上し、チェ・イド警視はグァンイルを追う。しかし、その行く手に国家情報員の要員パク・ジェヒョクや、保安省所属の工作員リ・デボムといった人物が介入し、事態は思いもよらない方向へと進んでいく。<ポク・フンジョン監督が、チャン・ドンゴンをはじめ、キム・ミョンニン、パク・ヒスン、イ・ジョンソクら実力派キャストを迎えて描いたクライムドラマ。韓国の国家情報員とCIAの企てにより、北から亡命したエリート高官の息子が連続殺人事件の容疑者にされたことをきっかけに、これを隠蔽しようとする者や捕らえようとする者、復讐しようとする者など、それぞれの目的を持った男たちの運命が交錯するさまを描く。>
過去に度々事業に失敗、計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続け、若さも能力も持て余している息子ギウ。美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない娘ギジョンは、“ 半地下住宅”で 暮らす貧しい4人家族だ。“半地下”の家は、暮らしにくい。窓を開ければ、路上で散布される消毒剤が入ってくる。電波が悪い。Wi-Fiも弱い。水圧が低いからトイレが家の一番高い位置に鎮座している。家族全員、ただただ“普通の暮らし”がしたい。受験経験は豊富だが学歴のないギウは、ある時、エリート大学生の友人から留学中の代打を頼まれる。ギウが向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった。