南北戦争時代のアメリカ。北軍の士官として参軍したネイサン・オールグレン大尉は南軍やインディアンと戦いの中、無関係のインディアン部族を攻撃し、子供たちを撃ち、良心の呵責に悩まされ酒浸りになる。日本の実業家の大村はバグリー大佐を介し軍隊の教授職として雇いに来ていた。当時の日本は明治維新で近代国家建設のために急速な近代的軍備増強が必要だった。多額の報酬に魅せられたオールグレンは、僚友ガントとともに日本に渡り、軍隊訓練を指揮する。
ナイジェリアでクーデターが起き、反乱軍によって大統領一家が殺され同国は深刻な内戦状態に突入する。アメリカ政府は、まだナイジェリア国内に残るアメリカ人全員の速やかなる救出を決定。ジャングルの奥深くで難民の治療に当たっていた女医リーナ・ケンドリックスの救助には、米海軍特殊部隊シールのウォーターズ大尉が向かうことになった。
A US Fighter pilot's epic struggle of survival after being shot down on a mission over Laos during the Vietnam War.
元英国首相アダム・ラング(ピアース・ブロスナン)の自叙伝執筆を依頼されたゴーストライター(ユアン・マクレガー)。ラングが滞在する真冬のアメリカ東海岸の孤島に1ヵ月閉じ込められることと、締め切りまで時間がないことを除けば、おいしい仕事のはずだった。しかし、前任者のゴーストライターは事故で死んだという―。とにかく、気乗りがしなかった…。仕事を始めた直後、ラングに、イスラム過激派のテロ容疑者を‘不法’に捕らえ、拷問にかけたという戦犯容疑がかかる。しかし、この政治スキャンダルもまだ序章に過ぎなかった。
The historical recreation of the 1942 Wannsee Conference, in which Nazi and SS leaders gathered in a Berlin suburb to discuss the "Final Solution to the Jewish Question". Led by SS-General Reinhard Heydrich, this group of high ranking German officials came to the historic and far reaching decision that the Jews of Europe were to be exterminated in what would come to be known as the Holocaust.
実体験を基に描かれた、O・ストーン監督によるベトナム映画。クリス・テイラーがベトナムにやって来たのは1967年。大学を中退してまでベトナムに志願したのは、次々と徴兵されてゆく彼と同年代の若者たちのほとんどが、少数民族や貧しい者たちだった事に対する義憤からであった。だが、いきなり最前線の戦闘小隊に配属されたテイラーにとって、戦争の現実は彼の想像をはるかに超えた過酷なものだった。
1965年、サイゴンにやって来た米軍放送の人気DJを通して間接的にベトナム戦争を描いた人間ドラマ。実在のモデル、エイドリアン・クロナウアーに扮したR・ウィリアムスのマシンガン・トークによる破天荒なDJぶりが痛快。ベトナム戦争ものとしては番外編に位置するが、戦場からの視点ではない所が興味深い。
舞台は、1992年に起きた旧ユーゴスラビアの民族紛争が一応解決し、和平が結ばれているボスニア。米海軍大尉クリス・バーネットは、平和を維持するための軍務に意味を見出せず、レイガート司令官と衝突する。そして、本来は休暇であるクリスマスに、レイガート司令官はボスニア上空からの撮影任務を命じる。相棒のスタックハウスと共に空母カール・ビンソンから発艦したF/A-18Fは、ボスニア上空を飛行中、飛行ルートを外れた地帯にレーダー反応を探知。そちらへ向かうと地上に兵器が映り、カメラでの録画に成功する。しかし突然、地対空ミサイル(SAM)による攻撃をうけて撃ち落とされる。
1958年、ノイシュタット。15歳のマイケルは偶然から知り合った年上の女性ハンナに誘惑され、彼女に童貞を捧げる。ハンナの部屋に通い出すマイケルだが、彼女から頼まれ、「オデュッセイア」「犬を連れた奥さん」などの古典小説を彼女に朗読するように。そんなマイケルが彼女との愛が深まったと感じた時、ハンナは突然、彼の前から姿を消してしまう。8年後、法学生になったマイケルがハンナと再会したのは意外な場所だった。
イラクから帰還した息子・マイクの不可解な失踪。我が子を思う一心からその謎を追ったハンクは、目を覆いたくなる真実に次々と直面する。アメリカの格差社会、人が人でなくなる過酷な戦地イラク、そして帰還兵をさいなむPTSD…。『ミリオンダラー・ベイビー』『クラッシュ』『硫黄島からの手紙』などを手がけたポール・ハギスが、実話をもとに描きつくした現代アメリカの「病理」。
ボスニアの戦争犯罪者を捕らえるという大胆な計画を立てた若きジャーナリスト、経験豊富なカメラマン、そして信頼を失った記者は、国連代表が彼らをCIAの殺し屋集団と勘違いしたことで、急速にコントロールを失っていく。
The invasion of a village in Byelorussia by German forces sends young Florya into the forest to join the weary Resistance fighters, against his family's wishes. There he meets a girl, Glasha, who accompanies him back to his village. On returning home, Florya finds his family and fellow peasants massacred. His continued survival amidst the brutal debris of war becomes increasingly nightmarish, a battle between despair and hope.
イラクの戦場から帰国し、家族と再会したばかりの海兵隊のマイケル。彼は、戦死したアメリカ兵の遺体を、彼らの故郷まで移送する任務に志願する。マイケルが担当するのは、チャンスという名前の若い兵士の遺体。専門家たちによってチャンスの遺体は清められ、遺品もまた洗浄されて棺へと納められてゆく。マイケルはチャンスの家族が住むワイオミング州まで、飛行機や車を乗り継ぎ、十分な配慮のもと丁寧に移送してゆく。
第二次世界大戦の退役軍人であるビリー・ピルグリムは、不思議なことに時間から切り離され、幼少時代から遠い惑星トラルファマドールでの特異な生活まで、否応なしに旅することができる。
1950年。第二次世界大戦の終結による満州国の崩壊と国共内戦の終結により、共産主義国である中華人民共和国の一都市となったハルビン駅の構内。5年間にわたるソビエト連邦での抑留を解かれ、中華人民共和国に送還された「戦犯」達がごった返す中で、列から外れた1人の男が洗面所で自殺を試みる。男は監視人の手により一命を取り留めるものの、薄れ行く意識の中で幼い日々の頃を思い出していた。この男こそ清朝最後の皇帝にして満州国の皇帝、「ラスト・エンペラー」と呼ばれた愛新覚羅溥儀その人であった。
As World War II rages, the elite Sixth Ranger Battalion is given a mission of heroic proportions: push 30 miles behind enemy lines and liberate over 500 American prisoners of war.
湾岸戦争で出会った勇敢で個性的な兵士4人、リーダーのハンニバルらからなる特殊部隊《Aチーム》は、イラクの戦場で再びチームを結成。イラク戦争末期、ゲリラが米ドル紙幣の偽造原版や偽札を持って逃げるのを阻止する任務に就くが、奪回した偽造原版を何者かに盗まれ、チームに指令を下した上官が殺されるなどの事態が連続し、《Aチーム》はすべての責任を負わされそうになる。裁判の前に逃げた4人は彼らをはめた黒幕を追う。
ベトナム戦争が勃発すると同時に、レ・リーの運命と呼ぶにはあまりにも壮絶な戦いが始まった。二重スパイ容疑による残忍な拷問、仲間からの非常なレイプ。村から逃亡したレ・リーは、サイゴンで不倫の恋に落ち、妊娠、出産する。子供を抱えて生きるレ・リーの前に、米海兵隊のスティーブ・バトラーが現れる。
Accused of the genocide of Mayan people, retired general Enrique is trapped in his mansion by massive protests. Abandoned by his staff, the indignant old man and his family must face the devastating truth of his actions and the growing sense that a wrathful supernatural force is targeting them for his crimes.