レイフ・ファインズ主演の社会派サスペンス。ナイロビに駐留する英国外交官ジャスティンは、慈善活動に熱心な妻を殺されてしまう。その後、彼は独自に調査を開始。やがて薬物実験や汚職など、多国籍企業による陰謀が浮き彫りになっていく。
マイアミのナイトクラブ「バードケージ」のオーナー・アーマンドと、店の花形にしてアーマンドの長年のパートナー、アルバート。アーマンドには、20年前に運命のいたずらで授かった息子ヴァルがおり、アルバートも母親代わりとなって彼を育ててきた。ある日アーマンドは、大学に通うヴァルから同級生バーバラとの婚約を報告される。喜ぶアーマンドだったが、バーバラの父親は不道徳を許さない堅物の政治家というから大変。こんな生活を見られては台無しと、アーマンドたちは普通の家族を演じるべく準備にとりかかる。
人望も厚く温かい家族にも恵まれた政治家フレミングだが、息子の恋人と出会ってお互いに惹かれあい、やがて破滅的な情事に溺れるようになる。しかし、息子たちの婚約を知り……。
Nick Naylor is a charismatic spin-doctor for Big Tobacco who'll fight to protect America's right to smoke -- even if it kills him -- while still remaining a role model for his 12-year old son. When he incurs the wrath of a senator bent on snuffing out cigarettes, Nick's powers of "filtering the truth" will be put to the test.
ワシントンD.C.警察に勤めるダッチはうだつのあがらない内務調査室巡査部長。ある日、妻の乗った飛行機が墜落してしまうが、乗客名簿に妻の名は無く、チャンドラーという男の妻として搭乗していたのがダッチの妻らしい。悲しみに暮れる中、事件に疑惑を抱いたダッチは単身調査を開始する。そしてチャンドラーの未亡人ケイに接触するのだが、同じ境遇に置かれた二人は互いに惹かれ合う……。
ギャング組織壊滅のため、ある証人を護衛する刑事ブリット。だがその証人が殺されてしまい……。激しいアップダウンを活かしたサンフランシスコの街中でのカーチェイスがあまりにも有名なアクション作。
ミュータント人類と猿類との戦争は、地球の消滅で幕を閉じた。コーネリアスとジーラはその直前に宇宙船で脱出したが、たどり着いたのは1973年の地球であった。最初はサルを好意的に受け入れた米国社会だったが、地球の未来が「サルによる人間の支配」であることが判明し、動揺が広がる。人間達はコーネリアス達を疎むようになり、2匹は命を狙われ始める。
ニューヨーク。現在17歳のダフネは、自由で愛を尊重する母リビーと2人暮らし。彼女は今まで明るく幸せな生活を送ってきたが、ただ1つ満たされない気持ちをずっと抱えている。それは、まだダフネが生まれる前に母と別れてしまった実の父親に会いたい、という切実な想いだった。彼の家族が上流階級に属しているせいで離ればなれになった父は今、ロンドンにいる。ある時、ダフネはとうとう意を決し、父のもとへ旅立った。そして、今では爵位を持ち、政治家として活躍する父ヘンリーと念願の対面を果たすダフネだったが…。
シングル・マザーのマリサは、五つ星ホテル、ベレスフォードの優秀な客室係。ひとり息子タイを育てながら忙しく働く毎日。ある日、彼女は職場に同伴したタイを洗濯室に預け、同僚とスイートルームの清掃に取り掛かっていた。この時、宿泊者で社交界一のプレイガール、キャロラインからブランドものの服を店に返却するよう頼まれていたマリサは、その服をこっそり遊び心で試着する。そこへ突然、タイと共に何故か上院議員候補のクリスが現われる。行きがかり上キャロラインに成りすましたマリサは、タイとクリスと3人で散歩に出掛けることになってしまい…。
ニューヨークの夜を走るひとりのタクシードライバーを主人公に、現代都市に潜む狂気と混乱を描き出した、監督マーティン・スコセッシ×主演ロバート・デ・ニーロの、アメリカン・ニューシネマの傑作。ベトナム帰りの青年トラヴィス・ビックルは夜の街をタクシーで流しながら、世界の不浄さに苛立ちを感じていた。大統領候補の選挙事務所に勤めるベッツィと親しくなるトラヴィスだったが、彼女をポルノ映画館に誘ったことで絶交されてしまう。やがて、闇ルートから銃を手に入れたトラヴィスは自己鍛錬を始めるが、そんな彼の胸中にひとつの計画が沸き上がる……。
敗戦から十数年。占領軍統治下の混迷を抜け、国際社会への復帰をめざし高度経済成長を続けるもう一つの日本。しかしスラム化した首都での凶悪犯罪が激増。武装する反政府勢力により首都圏治安警察機構との武力衝突が相次いだ。治安の番人として強化服と重火器で完全武装する、“ケルベロス”というその精鋭集団は、ゲリラを徹底的に排除してゆくのだった。
Police Inspector Renko tries to solve the case of three bodies found in Moscow's Gorky Park but finds his attempts to solve the crime impeded by his superiors. Working on his own, Renko seeks out more information and stumbles across a conspiracy involving the highest levels of the government.
将来有望な若手政治家デヴィッドは、ある日エリースという美しいバレリーナと‘運命的’に出逢い、一目惚れする。しかし次の瞬間、突如現れた「アジャストメント・ビューロー(運命調整局)」と呼ばれる男たちによってデヴィッドは拉致されてしまう。彼らの目的は、本来‘恋に落ちる予定ではなかったデヴィッドとエリースを引き離し「運命の書」に記述された運命に従わせることだった。
CIAの異端児諜報(ちょうほう)員ワックス(ジョン・トラヴォルタ)とコンビを組んだことから、地味な諜報(ちょうほう)活動の日々が一転、危険な麻薬捜査に乗り出すこととなった駐仏アメリカ大使館員のリース(ジョナサン・リス・マイヤーズ)。捜査を続けるうちに、二人は爆弾テロリストによるアメリカ政府要人暗殺計画を突きとめる。
A congressional candidate questions his sanity after seeing the love of his life, presumed dead, suddenly emerge.
After being set-up and betrayed by the man who hired him to assassinate a Texas Senator, an ex-Federale launches a brutal rampage of revenge against his former boss.
ニューヨークに住むフィルとクレアのフォスター夫妻は平凡な生活を送る退屈なカップル。2人はいつものように週末のディナーを楽しもうとマンハッタンのビストロに行くが、店で予約の名前をごまかして席に着いたことから2人組の男たちから追われる羽目に…。
通常は20%しか使われていない人間の脳。それを100%にまで覚醒させる新薬を手に入れた男が、ハイスピードで富と名声を手に入れるが、恐るべき副作用が表われる。ニール・バーガー監督によるSFサスペンス。
アメリカで、同性愛者であることをカミングアウトして公職に就いた初めての人物、ハーヴィー・ミルク。波乱万丈の短い人生を送った彼の、最後の8年間に何があったのかを、ガス・ヴァン・サント監督が描き出す。
数々の完璧な計画を実行し、贅沢な生活を手に入れた窃盗団の首領ハリー。ある日、彼はシカゴの犯罪組織のトップで市議会議員候補のジャマールから200万ドルを強奪。だが、逃走中にSWATの集中砲火を浴び、3人の仲間と共に命を落としてしまうのだった。未亡人となったハリーの妻、ヴェロニカは1ヵ月以内に夫が奪った金を返せとジャマールから脅される。そんな中、彼女はハリーが遺したノートから、彼が計画していた500万ドルの強奪計画を知る。彼女は命を守るため、同じく未亡人であるハリーの仲間の妻たちに計画を持ちかけ、決死の強盗作戦に挑んでいくが…。