大会社の人事部長である神崎昭夫は、職場では常に神経をすり減らし、家では妻との離婚問題や大学生の娘との関係に頭を抱える日々を送っていた。そんなある日、母・福江が暮らす下町の実家を久々に訪れた彼は、母の様子が変化していることに気づく。いつも割烹着を着ていた母は艶やかなファッションに身を包み、恋愛までしている様子。実家にも自分の居場所がなく戸惑う昭夫だったが、下町の住民たちの温かさや今までとは違う母との出会いを通し、自分が見失っていたものに気づいていく。
Sawako Shiraishi
吉永小百合が東京の病院の救命救急医から金沢の小さな診療所の在宅医に転身した主人公を演じるヒューマン・ドラマ。最初は初めての在宅医療に戸惑いつつも、様々な事情で在宅医療を選択した患者たちとの出会いを重ねる中で、次第に患者だけでなくその家族とも向き合い、最期まで自分らしく生きたいと願う患者に寄り添っていく姿を描く。共演は松坂桃李、広瀬すず、石田ゆり子、田中泯、西田敏行。監督は「八日目の蝉」「ふしぎな岬...
Yukie Kitahara
Sachie Kitahara is a housewife and she has devoted her life to her family. Mako Goda is a wealthy woman who runs a business. They are both diagnosed with terminal illnesses and are told they only have a short time left to live. These two women from completely different walks of life meet at the hospital. They both feel emptiness in their lives. They happen to get a 12-year-old's written bucket list. Sachie Kitahara and Mako Goda decide to carry out the girl's wish list and they begin to feel happiness entering their lives.
Tetsu Ezure
1945年8月、樺太に暮らす女性てつは迫るソ連軍から逃れ、樺太に残る夫と再会を約束して息子たちを連れ網走に渡る。1971年。次男の修二郎はアメリカに渡って成功を収め、米国企業の日本支社長として帰国する。彼は15年ぶりにてつのもとを訪れるが、年老いた母親の姿にひとり暮らしが心もとなく思い、ふたたび母親と暮らすことを決意する。だが、てつは立派になった修二郎に迷惑を掛けたくないと網走に戻ろうとする。
Nobuko Fukuhara
1948年8月9日、長崎で助産師をしている伸子のところに、3年前に原爆で失ったはずの息子の浩二がふらりと姿を見せる。あまりのことにぼうぜんとする母を尻目に、すでに死んでいる息子はその後もちょくちょく顔を出すようになる。当時医者を目指していた浩二には、将来を約束した恋人の町子がいた。
Producer
海と花畑に囲まれた心休まる里、その岬の突端にあるカフェ「岬カフェ」には、店主の柏木悦子がいれるコーヒーを目当てに里の住人たちが集まってくる。店の隣に住むおいの浩司は、何でも屋を営みながら悦子を献身的に見守ってきた。そんな穏やかな日々が営まれていたある日、常連客の娘で音信不通だったみどりが数年ぶりに帰郷する。
Etsuko Kashiwagi
海と花畑に囲まれた心休まる里、その岬の突端にあるカフェ「岬カフェ」には、店主の柏木悦子がいれるコーヒーを目当てに里の住人たちが集まってくる。店の隣に住むおいの浩司は、何でも屋を営みながら悦子を献身的に見守ってきた。そんな穏やかな日々が営まれていたある日、常連客の娘で音信不通だったみどりが数年ぶりに帰郷する。
Queen Maya
シャカ国の王子という恵まれた身分を捨て、片目のデーパ、未来を見渡す力を持った少年アッサジと旅を続けるシッダールタ。苦行林へとたどり着いたシッダールタは、そこで遭遇した飢えたオオカミ一家のために自らの肉体を差し出して死んでいくアッサジの壮絶な姿を目の当たりにする。それを機に過酷を極めた苦行に打ち込むシッダールタは、もうろうとした意識のもとで自然や魂の大いなるつながりに気付いていく。そんな中、ルリ王子が率いるコーサラ国の侵攻を受けてシャカ国が壊滅してしまったのを知る。
Haru
夫・川島行夫(柴田恭兵)と共に北海道の離島にやってきた小学校教師、はる(吉永小百合)が受け持つことになったのは6人の生徒たち、鈴木信人(小笠原弘晃)、戸田真奈美(渡辺真帆)、生島直樹(相良飛鷹)、安藤結花(飯田汐音)、藤本七重(佐藤純美音)、松田勇(菊池銀河)だった。彼らの歌の才能に気付いたはるは、合唱を通してその心を明るく照らしていく。「先生が来るまで学校がつまらなかった」とこぼしていた子供たちの顔にも笑顔が溢れるようになり、大自然に響き渡るその歌声は島の人々の心も優しく包み込んでいった。そんな時、担当した事件が原因で心に傷を抱えた警察官・阿部(仲村トオル)が島へやってくる。人知れず悩みを持っていたはるは、陰のある阿部と自分を重ねるかのように心動かされていく。ある夏の日、生徒たちと行ったバーベキューで、悲しい事故が一同を襲う。子供たちは心に深い傷を負い、はるは心配する父(里見浩太朗)を一人置いて、追われるように島を出ることになる。だが、島を離れた後も心に残るのは6人の生徒たちのことだった……。20年後、東京で図書館司書として暮らすはるに生徒の一人が起こした事件の知らせが届く。その真相を知るため、はるは6人の生徒たち(森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平)との再会を心に決め、北へ向かう。久しぶりに再会した彼らの口から語られるのは、20年間言えずにいた想いだった。それぞれが抱えていた後悔が大きな傷となり、今も心に残っていることを知ったはる。そして自身もまた、心に閉じ込めていた想いを6人に明かすのだった……
Ginko Takano
結婚してすぐに夫を亡くし、小さな薬局を営みながら、女手ひとつで娘の小春を育てた姉・吟子と、役者としての成功を夢み、無為に歳を重ねてしまった風来坊の弟・鉄郎の物語である。鉄郎は姉・吟子の夫の十三回忌の席で酔っ払って大暴れし、親類中の鼻つまみ者となっていた。以後10年近く吟子との連絡も途絶えていたが、娘のように可愛がっていた姪の小春が結婚することをたまたま知り、披露宴に駆けつけた。
昭和31年、博多。ある日、全盲でありながら島原鉄道の社長であり郷土研究家でもある宮﨑康平が行方不明になり、無事発見されるが、「わが郷土、島原は遺跡の上に出来た町」と、神がかりなことを言い出す。復旧作業が始まると、次々と土器が発掘される。しかし、康平の解任によって雲仙観光バスは廃止。バスガールの長浜和子も島原を去ることになるが、駅で和子を待っていたのは康平だった。こうして、康平の妻として、和子の新しい生活が始まった。それは目の見えない康平の代わりに和子が魏志倭人伝などを読んで聞かせ、康平がそれを読み解き、“まぼろしの邪馬台国”の場所を探すという共同作業だった・・・。
Kayo Nogami
世界情勢が緊張を帯びてきた昭和15年。ドイツ文学者の父・滋(坂東三津五郎)が、反戦を唱えたとして逮捕されてしまう。悲しみにくれる母・佳代(吉永小百合)と2人の娘(志田未来、佐藤未来)だったが、父の教え子や親類、近所の人たちに支えられ、明るく力強く生きていこうとする。
Komatsubara Shino
明治4年(1871年)、小松原志乃は稲田家の家臣一同とともに、先遣隊として静内にいる夫・英明のもとへと向かった。静内の地を開墾すれば稲田家の領地となるという政府の言葉を信じ、一同はみな希望に満ちていた。厳しい冬に苦しむ一同に救いの手をさしのべたのは、アイヌのモノクテとアシリカだった。最初の冬を越え、ようやく稲田家当主(殿)が到着するが、廃藩置県によって移住命令が反故になったことだけを告げ、そのまま帰国してしまう。置き去りにされた一同は、それでも英明の檄のもと開拓に夢を託すが、作物はなかなか根付かない。状況を打開するため札幌へと向かった英明は消息を絶ってしまい、残された一同にも過酷な運命が待ち受けていた。
今より千年前、紫式部は宮中の藤原道長からの頼みで道長の娘・彰子の教育係として京の都にやって来る。実は式部には、どうしても京の都で完成させなければいけない一つの物語があったのだ。『源氏物語』と題されたその物語の主人公は桐壺帝の子・光源氏。 容姿端麗にして武芸に秀でている源氏は何不自由のない生活を送っていたが、継母である藤壺中宮への禁断の恋心に苦悩もしていた―。式部はまだ清純な彰子に物語を説いてゆくのだが、ついに物語は源氏が姫君たちとの逢瀬の果てに、藤壺と体を重ねてしまうことになる…。
Aihachi
Screen icon Sayuri Yoshinaga stars in this historical melodrama about geishas in the southern city of Nagasaki set during the 1920s. Though she was sold to a geisha house at a young age, Aihara (Yoshinaga) has since become a master samisen player and woman of great elegance. Though not especially rich, she doles out money to street kids, in particular, a pretty young flower vendor named Oyuki, who becomes Aihara's godchild of sorts. Yet when a geisha (Reiko Takashima) from a rival red-light district insults Aihara and her brethren, she fights back. Soon an all-out geisha war looms. Dapper businessman and amateur scholar Tojiro Koga (Tetsuya Watari) appears on the scene and defuses tempers -- suggesting that difference be settled through a competition of artistic abilities. Smitten with her talent and mature beauty, Koga invites Aihara to record Nagasaki folk songs before they disappear forever
堀川多江
Takanosuke Ushio and Tae Horikawa are unable to forget each other, even though they met and fell in love 20 years ago. They had promised each other that they would build a retreat in Shiguretei, but Ushio was hospitalized after a stroke a few days later, and when his wife, Takako, rushed to the hospital, she discovered their love affair, which in reality had not gone beyond kissing. Now, 20 years later, against the advice of her ikebana mentor, Tae rushes to meet Ushio at Shiguretei, only to see him clutching his chest in pain. Eventually, the design and plans for the dream retreat are seen by Tae, but she has to visit Kyoto alone... or maybe she's heading for somewhere else.
Yae Sawada
A story of friendship between two women, Yae and Kiyoko. Their friendship is tested when artist Yae, who suffers from fatal illness, develops special feelings towards her best friend Kiyoko’s boyfriend Kosuke.
Yumiko Minami
A middle-aged journalist looking to make her big break. After working the same beat on the "women's page", Yumiko gets promoted to editorials.
Onami
明治も終わりの頃。奉公先の旦那の手がついて妾となったものの、旦那の死により縁を切られ、生まれたばかりの娘・お種も里子に出し故郷に戻ってきたお浪は、士族であった父の病気と多大な借金のため、深川州崎遊郭の大店『大八幡』に身を売り、楓という花魁となっていた。三年ぶりに故郷に戻ってきたお浪は、お種が里子先でひどい仕打ちを受けていると婆やのおさわから聞かされ、店のお松の知恵を借り、年期を延ばして借金を重ねる。
東京地検特捜部の検事である衣畑遼子は、不倫関係にある上司の田辺邦夫の子供を身ごもっていた。チャイニーズ・マフィアのボスである蔡文華の策略により、拘留中のマフィアの自殺を手伝うことになってしまった遼子は検察を退職、田辺とも別れシングルマザーとして生きることに。だが一人息子を、かつて自分が逮捕に協力した奈良本に誘拐され、遼子は蔡に救出を依頼した。息子は無事に戻り、遼子は蔡と家族になるのだった。
Countess Takafune
明治時代、手術を受けなければ命のない貴船伯爵夫人は、麻酔をかけられるとうわ言で秘密を漏らすからと麻酔を拒み、2人だけの秘密を持った仲である青年医・高峰に執刀を依頼する。周囲の者が心配する中、麻酔なしの手術が始まる…。
Akiko Yosano
Set in the Taisho era, which might be regarded as Japan's Hippie Phase, Hana no ran is a story about fashionable people without impulse control. Much of the action centers on a popular woman writer, the real-life poet Akiko Yosano, and her experiences among the literati of early 20th century Japan. Because of her independent, anti-war and often erotic poetry, she was a lightning rod for revolutionaries and other extremists, many of whom were destined to glamorous, yet ultimately pointless, deaths. The closest parallels might be the Byron/Shelley group or the people drawn to the Beat Generation.
Tsuru (crane)
Based on the folk tales "Repayment from a crane". One snowy night a beautiful woman named Tsuru (Crane) visits poor peasant Taiju and says she will become his wife...
Kinuyo Tanaka
Story of famed Japanese actress Kinuyo Tanaka, with an emphasis on her working relationship with director Kenji Mizoguchi.
A young woman's life is turned upside down when her husband suddenly disappears, leaving behind numerous debts and his illegitimate child. Desperate to track down her missing husband, she travels to Kyushu in hopes of finding clues to his whereabouts and in the process discovers disturbing secrets about the man she loves.
Yumechiyo
Yumechiyo, a geisha house madam recently diagnosed with a terminal illness, yearns to do something constructive with the little time she has left. Through her responsibility lies in taking care of her girls, she finds purpose in providing a man innocent of a false murder charge and in the process discovers love for the first time in his arms.
Ohan
A story of a shopkeeper and his ex-wife, lives full of tragedy.
Kayo
昭和45年6月11日、東京小管拘置所内の処刑場で、一人の女がこの世に別れを告げ、天国への階段をのぼっていった。林葉かよ、47歳。昭和30年春。結城つむぎの織女として、また美人としても評判のかよは、まだ32歳の女盛りであった。夫の栄三は傷痍軍人で、下半身マヒの障害者だった。しかも初夜を迎えないままに出征したため夜な夜な嫉妬心のかたまりとなって、かよに辛くあたるのであった。
昭和58年に創立70周年を迎えたにっかつが70周年を記念して作った名場面集映画。年老いた殺し屋がかつて共演したライバルを捜し求めて彷徨するという構成をとっている。構成・脚本・監督は作家ではじめて映画を手がける矢作俊彦。
Yukiko Makioka
大阪の旧家、蒔岡家の4姉妹の日常を日本情緒豊かに描いた、名匠・市川崑監督の力作。東宝創立50周年作品。
Tae Makimura
青函トンネルの貫通に賭けた男たちの長きにわたる苦闘と人間模様を、主演・高倉健、「八甲田山」の森谷司郎監督が壮大なスケールで描く感動のドラマ。共演は吉永小百合。
昭和29年の青函連絡船・洞爺丸の遭難事故をきっかけに、本州と北海道を結ぶ青函トンネル構想が急速に具体化する。国鉄の技術調査員の阿久津は、海底地質調査のため津軽半島へとやって来る。厳しく美しい龍飛崎の自然を背景に、トンネルの貫通に賭けた男たちの熱いドラマが展開する。
Kaoru Mizoguchi
昭和7年。生活苦のため、姉の薫が芸者として売られることになったと知り、仙台の連隊から初年兵の溝口が脱走した上、捜索隊の上官を殺害するという事件が発生。どうか情状酌量をという宮城隊長の嘆願もむなしく、溝口は銃殺刑に処せられ、宮城も朝鮮の守備隊への転任を命じられる。その地で宮城は、芸者となっていた薫とくしくも巡り合う。その後、宮城は薫を妻にするが、皇道派の青年将校となった彼は次第に苦悩の色を深める。
Yasuko Shibata
京浜工業地帯の一角で鉄工所を経営している川瀬周三は、昭和41年になって、めっきり身体のおとろえを覚え、工場の実務を26歳になる一人息子の武志に譲った。そして、秋には、妻・雪枝の郷里から田切杏子を迎え、結婚式をひかえていた。順風満帆、周三にはおだやかな老後が残されているだけのように思えた。昭和41年5月、武志は、友人吉川と近くの釣り堀に出かけた帰り道、ある若者とすれ違った瞬間、腹部を刃物で刺され「お父さん、口惜しいよ、こんなことで死ぬなんて、仇は必ずとってくれよ」と言うと、周三の腕の中で息たえた。
Tatsuya (voice)
Patterned after Japanese art and silk screens, Taro, The Dragon Boy is an animated feature about Japanese mythology and cultures, focusing on Taro, a young boy who has to make a voyage to a distant lake to save his mother, who has been turned into a dragon.
Kyoko Fujisaki
岩手で不審なトラックを追跡したパトカーが銃撃される事件が発生。陸上自衛隊の警務部長・江見は、内閣調査室の利倉とともに捜査を進め、一部の自衛隊員によるクーデター計画《皇帝のいない八月》の存在を知る。同じころ、かつて江見の部下だった藤崎はクーデターに加わる一部隊を率い、博多発東京行きの特急さくら号を乗っ取る。だが政府による鎮圧作戦が始まり、藤崎の隊は孤立。藤崎は最後の手段で乗客たちを殺すと脅す。
First film produced by Nikkatsu Children's Films.
Mainly the story of Shinsuke and his stepmother, ranging from Shinsuke's infanthood to his mid-teens. Coal workers and the mines dominate nearly every aspect of the life of the characters. Shinsuke's father dies while bravely using dynamite to rescue a group of trapped Korean miners. Several older men attempt to help he and his mother cope, including a kind Korean and a Harley-riding yakuza.
Utako
「男はつらいよ」シリーズ第13作。島根県温泉津から寅さんがいそいそと帰って来た。聞けば、土地の女性と結婚するかもしれないというので、タコ社長とさくらが同行して島根へ向かう。ところが、相手の絹代(高田敏江)の行方不明の亭主が戻ってきていた。失意の寅さんは、津和野で二年ぶりに歌子(吉永小百合)と再会するが、歌子の夫は他界していた。しばらくして、柴又へ歌子がやってくる。歌子を励まそうと懸命な寅さんだったが…
Junko Godai
Final part of epic drama about war and its effects upon human beings, follows the fortunes of the Godai family through the Sino-Japanese War through the Soviet Union's sudden attack upon Japanese troops at the end of the war.
Utako
「男はつらいよ」シリーズ第9作。「貸間あり」の札に憤慨して店を飛び出した寅さんは、不動産屋で下宿を探すが、案内されたのは、なんととらやだった。旅の空の寅さんは、福井でOL三人組と楽しいひとときを過ごし、柴又へ帰ってくる。三人組の一人で、どこか寂しげな高見歌子(吉永小百合)は、小説家の父・高見修吉(宮口精二)とのぎこちない関係に悩んでいた。そんな歌子が柴又を訪ね、寅さんは色めき立つ…
根本律子には黒木保という恋人がいた。共に二十二歳で、律子は楽器店のピアノの調律師であり、市役所の事務員をしている父信吾との二人暮し。一方保は横浜の小さなクラブでピアニストをしていた。結婚適齢期にさしかかった律子は、芸術家肌の保が、結婚生活にどれほど本気で、具体的なプランを持っているのか不安だった。そんなある日律子は、姉絹江から絹江の夫の同僚で教師の阿部吾郎との見合いを勧められた。見合いの翌日、律子と保はデートするが、見合いの一件が保にばれて二人は喧嘩をしてしまった。しかし保が明日、律子の父と逢うという約束で和解が成立した。が、カタブツの信吾と保では話があうはずがなかった。律子と保の間にも二人がお互いにいだいている将来の生活設計の喰い違いが生じ、その翌日、二人の喧嘩は頂点に達し、保はクラブの女志津子の誘惑に負け一夜を共にしてしまった。律子も父の勧める阿部とのデートを重ね、飾り気のない明るい阿部に好意を感じるようになった。しかし阿部とのデートで、保の働いているクラブに行った時、淋しそうに、しかも投げやりにピアノを弾いている保の姿を見て今までの喧嘩が逆に彼への慕情となって律子の心によみがえってきた。これを知った阿部は律子に猛然とプロポーズしたが、律子の心は動かなかった。再び結ばれた二人の将来は明るかった。
Oryo
The story of Ryoma Sakamoto, considered to be the architect behind the downfall of the Tokugawa shogunate. He was considered an outlaw by his own clan, hunted by his government, and was despised by supporters of the Shogun as well as the Loyalists for desiring the opening of Japan to the West in order to learn its technology, in the hopes of one day defeating the West with a modern army and navy.
A real all-star cast turns out for this modern yakuza yarn.
Kazuko Yonamine
In 1943, critical developments in the Pacific War have placed Japan at a disadvantage, although the fiery breaths of war hadn't yet reached Okinawa Normal School for women. Nothing seemed the least bit out of the ordinary, as Kazuko and her friends enjoyed a day of sports. A year later the war takes a devastating turn, as US forces plan an amphibious attack known as "Operation Iceberg" on the Ryukyu island.
In a high school, two men are fighting over a beautiful female teacher who has been assigned as an English teacher.
Romance about student-nurse interns.
Yuri Yoshinaga
It had been a year and four months since Mitsuo was last on a movie set. Welcomed back by director Ishizaki and his film crew, Mitsuo is excited to star as the lead in "My Sweetheart". One day, half way through production, he meets his friends from a popular rock group, "The Spiders". Through their discussion regarding the climax scene, they criticize that the script is too grim. In a notion to protect their friend's career, they decide to pay the scriptwriter a little visit.
Japanese drama film.
A girl is in love with two men.
Kazue Matsui
One morning, Kazue is nearly knocked over by a motorbike in front of an instrument store, breaking all the records that she was carrying. The two connect instantly and begin seeing each other every day. However, Iwai, Yukio’s foster parent, is concerned - Yukio had been exposed to the atomic bomb when he was four years old and had been showing symptoms of atomic radiation, hospitalizing him in the Genbaku Atomic Bomb Survivor’s Hospital. Unfortunately, nobody knows when the symptoms may return. When Yukio passes out from anemia during work, he decides to part with Kazue. A couple of days later, Yukio tells her of his destiny at the Hiroshima Peace Memorial Park, but Kazue passionately encourages him.
Katsura Shiraishi
森村桂の青春小説を吉永小百合主演で映画化。就職活動中の娘が、社会と現実の壁にぶつかりながらもたくましく成長していく姿を描く。
Mariko Miura
Young Mariko is torn between two admirers, Natsukawa and Rikizo.
Miyako Misawa
A father gives his four daughters his substantial retirement allowance on the stipulation that they leave him alone, as he wants some freedom. Each of the daughters has a romantic interest and it's noticeable that the father, too, has someone in mind.
Heartwarming story of an ambitious girl who becomes a concert pianist with the help of her musician father.
Hiroko, who has a weekly magazine reporter as her lover is assigned as a public health nurse in a remote village. However, there is widespread poverty and ignorance beyond her imagination.
Jun Ishiguro
A young girl in an industrial town is saving her money to enter college. But her drunken father loses his job, her mother cannot make ends meet, and then the boy she likes loses everything when his factory fails. She takes all her savings out of the bank and offers them to him to make a new start. He refuses at first but eventually agrees and so she goes back to school to tell her teacher that she has decided not to continue college, that she is young and strong, and can make her own way in life.
Yuriko Nomura
Japanese drama film.
Shizuka Komura
Three girls come to Tokyo to stay with their elder sister. Actually they are running away from home because their father has married again to a very young woman. They have many romantic adventures and one finally decides against the boy she thought she loved because he, just like her father is always away from home. But directly after her marriage to another young man, her sister runs after the former boy-friend.
Fumiko Hayashi
It is 1922 and Fumiko is a high school student. Her family is poor but she loves to study literature. Her father, a peddler, does not return home and Fumiko finds herself in financial trouble, not being able to pay for her schooling and her school excursion trip. Still, she gets a temporary job at a factory and tries to make ends meet. A film about bright side of youth adapted from the television serial of the same name.
A young girl knows that she is going to die and in this she is supported by the devotion of the boy who loves her. They originally met at the hospital. There it transpired that the only way to save her life was to sacrifice an eye and part of her face. The operation seems a success. Later, however, her other eye becomes affected. She feels she must let the boy go, and yet she depends so much upon his devotion.
守屋伴子
雑誌社に勤める守屋伴子には外交官の父がいたが、赴任先のキューバで動乱に巻き込まれて死んだことになっていた。伴子の母・節子は大学教授の隠岐達三と、伴子を連れて再婚した。隠岐は名の売れた教授だが世間体を人一倍気にする男で、絵を売ることを趣味にしていた。ある日、伴子は原稿を依頼するために女画商で有名な高野佐衛子の画廊を訪ねた。初対面の佐衛子はなぜかまじまじと佐衛子の顔をみつめると、明日自宅まで取りに来てほしいと言うのだった。その日、神田の古本屋に父の達三と行った伴子は岡部雄吉という大学院生と知り合った。雄吉は伴子に向かってズバズバとものを言ったが、伴子はかえって好感を抱いた。翌日、伴子は原稿を受け取りに佐衛子の豪華な邸宅を訪れたが、佐衛子はハバナで伴子の実父・恭吾に会ったことがあると告げるのだった。佐衛子にはキューバで知り合った恭吾に強烈に惹かれた過去があった。しかも革命に協力した恭吾を心ならずも裏切って、政府軍に密告したことが深い傷跡となって残っていた。伴子と初めて会った時、恭吾にあまりにも似た容姿から直感的に感じ取っていたのだ。このことは伴子にとって本当に意外な話だった。伴子にはその人の記憶がまるで無い。父と呼んだ記憶が無いのだ。そのうえ、父は日本に帰ってきたという。伴子はまだ見ぬ父への慕情が募りつつも、父と会うべきかどうかためらうのだった。
Hatsue Miyata
On a small island, inhabited by only fourteen hundred people, a young fisherman's son, Shinji falls in love with Hatsue, the daughter of the richest and most difficult man on the island. Despite their differences in class, they begin to meet and rumors spread of them having an illicit affair. Soon after, Shinji jumps into a stormy sea to help a ship in distress. The vessel turns out to be owned by Hatsue's arrogant father, who now becomes an understanding and sympathetic parent and allows the two lovers to marry.
Keiko Udagawa
Two friends, both members of a Japanese cargo boat, return to Japan after a three-month voyage and have just 24 hours shore leave. In those hectic hours, they vie for the affections of a hotel owner's daughter but wind up with separate girl friends and attempt to bring together the parents of a baby who have separated.
Mieko Ishida
On the day of college graduation, Mieko (Sayuri Yoshinaga) stood on stage as the valedictorian for the Department of English. During her university years she made sure that she would always come out on top, and she did. With a victorious graduation behind her, she plans out the next chapter of her life: become a successful novelist and go out with a classmate she's been secretly eyeing for the past couple of years.
Azusa Isomura
During his idle journey on the Izu Peninsula, a university student, Kawasaki, encounters a group of traveling entertainers – including Kaoru (Sayuri Yoshinaga), one of the “odoriko”. Kawasaki is taken and cannot take his eyes off her. When he is invited to stay at the same lodgings, the two grow closer. In time, the two come to learn the pain of love.
Ayako Kawaji
Ayako (Sayuri Yoshinaga) is a free-willed college girl who shares a room with Takako and Kimie. They each have a clear vision of what they want from their career and love life. Soon, their room share takes a turn, when ideals begin to clash with reality.
This is a factory area in downtown Tokyo, and Hikaru, nicknamed Pika-chan, is a nurse at the Mihara Clinic, a friend of the poor.
Mami Yokoyama
Jiro, a young yakuza, and Mami, a diplomat’s daughter, are two young lovers from different worlds. Having met by accident, they soon discover a new life together. But their love is ill-fated. Mami's family will not accept her choice, while leading an honest life seems like an unattainable goal for Jiro. Can there be anything else but a tragic ending?
Shinko Terazawa
Shinko Terasawa was always considered to be the odd ball of the bunch. At a time when romance was against school regulations, Shinko was the first to take a bite out of the forbidden fruit. Expelled from her former school, she finds herself in an all-girls school in Jokamachi, where rumors fly. One day, Shinko delivers an anonymous love letter addressed to her English teacher, Ms. Shimazaki. Convinced that the students are playing a prank, Ms. Shimazaki is adamant about getting to the bottom of this "problem”.
Keiko Enami
Keiko is pretty and intelligent but her home life is not a happy one. Never having known a father's love, she develops a possessive attachment to Mr. Mazaki, the new mathematics teacher.
Japanese action film.
A high school boy and girl in the midst of their youth try to get their parents to remarry.
Jun
中学3年の石黒ジュン(吉永小百合)は、鋳物工場の直立炉(キューポラ)が立ち並ぶ埼玉県川口市の鋳物職人の長女である。何事にも前向きで、高校進学を目指すジュンだが、父・辰五郎(東野英治郎)が工場を解雇されたため、家計は火の車で、修学旅行に行くことも諦めていた。 自力で高校の入学費用を貯めようと、パチンコ屋でアルバイトを始めるジュン。担任教師の助力で修学旅行にも行けることになった。しかし、ようやく再就職した父親は、待遇が不満で仕事をやめてしまった。絶望したジュンは女友達と遊び歩き、危うく不良少年たちに乱暴されかけた。 全日制の高校進学を取りやめて、就職を決断するジュン。北朝鮮への帰還問題で苦悩する朝鮮人の一家や、貧しくとも力強く生きる人々との交流を通じて、ジュンは、自立して働きながら定時制で学び続けることに意義を見出したのだった。
Noriko Nagai
Kawanishi Kyu and Tomoda Ryoji, two waifs, are inmates of a Reform School. One night, the boys succeed in a mass escape and split up. Kyu and Ryoji hear the sirens shrieking behind them and panic. Kyu pretends he has been hit by a small truck and Ryoji demands that they be taken to a hospital, little dreaming that Nagai, the driver, is the official guardian of juveniles. The next morning the two boys hear a light knock, and Nagai's daughter, Noriko enters, but surprise is changed to fear as they see her father approaching with Kume, the Juvenile Officer. Their one thought is escape but Kyu discovers his leg is stiff and it pains him to move. In the excitement, he had not realized he had really been hit by the truck. He sends Ryoji away while he waits alone for Officer Kume. Nagai takes Kyu under his wing, while Ryoji finds himself again in the hard-boiled world.
A touching story of a girl who sails away from her love to keep her family together.
A yakuza frames another yakuza who goes to jail for 5 years. When he is released he goes to seek revenge only to fall in love with the daughter of the man who framed him.
Asada Keiko and Kurokawa Saburo are two young college students. When Keiko visits Saburo's house, she meets his father Kokichi and his mother Motoko. Motoko is a famous hair dresser, who openly flaunts her lover. When Kokichi and Motoko fight, which they do a lot, he routinely threatens to leave but never quite does. A relationship develops between Saburo and Keiko, but Saburo is shaken when his mother tells Keiko the truth about Saburo's past and the secret of his birth.
A 1961 crime film.
Sumiko
エースのジョーこと宍戸錠が初主演したコメディ・アクション。ギャンブルと女に目がない早射ちガンマンに扮して、相棒役の二谷英明と息の合ったコンビぶりをみせる。監督は『渡り鳥』シリーズの斎藤武市。
Misa Mayama
One day, a lone horseman rides into town with a wounded man strapped behind him. Joe, the Ace, had captured one of the bandits who had held up the armored payroll car headed for the dam construction site, takes the wounded man to the police and claims the reward offered. He is told to wait until the driver of the armored car returns to identify the bandit and goes over to the Blue Star where he is introduced to Mishima, the owner of the cabaret, who is highly respected in the town. Joe then meets Saburo, while fishing, and his lovely sister, who seem to sense the real man beneath the rough appearance and take him into their home. Word reaches Joe that the bandit he'd captured had been shot and he hurries over to the hospital.
Miyako
One of Sayuri Yoshinaga's first leading roles.
Noriko
Everything goes wrong when Jiro tries to break up his mother's relationship with a business man.
Noriko Dan
After getting out of prison, a young yakuza tries to find out who killed his girlfriend, attempts not to get drawn back into crime, and to find his missing sister.
トニーこと赤木圭一郎の最高の一本。霧にむせぶ港町横浜を舞台に、不慮の死をとげた親友の謎を探る男・赤木圭一郎と、親友の恋人・芦川いづみとの淡いロマンスを絡めたミステリー・ロマン。
Setsuko
Sadao, is saved from death at the hands of Goro, a killer belonging to a rival gang by Joji just released from prison who has resolved to turn over a new leaf. He has returned, however, because of Keiko, his sweetheart, who he now finds is engaged to Noboru, a detective and son of Jinsaku, boss of the Otsu gang. That night at the night club, headquarters of the Highlight Group - which Noboru is investigating, Majima meets Joji who knows of his attempt to kill Jinsaku, and resolves to kill him.