Shouichi Atou

出生 : , Japan

略歴

In 1998, Masakazu Ato marked his debut as a cinematographer with Tetsuya Nakajima's Happy Go Lucky Ever since, he has remained a constant presence in Nakajima's cinematic works. He achieved the honor of winning the Japan Academy Award for Best Cinematography three times. Notably, Paco and the Magical Book and Confessions were jointly recognized, sharing the award with Atsushi Ozawa.

参加作品

AI崩壊
Director of Photography
天才科学者の桐生(大沢たかお)が開発した医療AI「のぞみ」が、国民の膨大な個人データを基に、人間を選別し殺りくを始める。人々がパニックに陥る中、AIを暴走させたテロリストと断定された桐生は逃走を図るが、警察のAI監視システムによって徐々に追い詰められていく。一方、桐生の義弟で「のぞみ」を運営する企業の代表を務める西村(賀来賢人)は、事態の収束に動いていた。
SUNNY 強い気持ち・強い愛
Director of Photography
日本中の女子高生がルーズソックスを履き、空前のコギャルブームに沸いた90年代、そんな時代に青春を謳歌した女子高校生の仲良しグループ「サニー」のメンバー6人は、20年以上の時を経てそれぞれ問題を抱える大人になっていた。 専業主婦の奈美は、ある日、久しぶりにかつての親友・芹香と再会するが、彼女は末期ガンにおかされていた。死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたいという芹香の願いを叶えるため、奈美が動き出す。
世界から猫が消えたなら
Director of Photography
“僕”は愛猫キャベツと暮らす30歳の郵便配達員。ある日自転車で転んだ彼は、ひどい頭痛に悩まされて病院に行ったところ、脳腫瘍で余命わずかだと宣告されてしまう。ショックで呆然とする“僕”の前に、自分に容姿のよく似た“悪魔”が現われる。うろたえる“僕”に、“悪魔”は「自分にとって大切なものを消せばさらに1日の命をあげる」とささやく。“僕”が悪魔と取引すると、まずいつも持ち歩いている電話が消える。
寄生獣 完結編
Director of Photography
新一の暮らす東福山市で、市長・広川が率いるパラサイトたちの強大なネットワークが形成されていく。彼らの動向を注視していた人類側は、パラサイトの全滅を図るべく特殊部隊を編成して広川と配下たちの根城となっている東福山市庁舎の急襲を画策していた。静かに対決の時が迫る中、パラサイトの田宮良子は人間の子供を生んだのを機に人類と共存する道を探る。新一とミギーがその鍵になると考えるが、彼は母親を殺したパラサイトへの憎しみと怒りに支配されていた。
寄生獣
Director of Photography
海辺に漂着した小さな寄生生物、パラサイト。彼らは人間に寄生しては宿主に擬態し、ほかの人間を食料としてむさぼっていく。そのうちの1匹が至って普通の高校生・泉新一に寄生するが、脳を乗っ取ることができずに右手に宿る。自身の肉体にパラサイトが寄生して驚がくする新一だったが、彼をミギーと呼んで共生するうちに奇妙な絆を育むように。やがて、彼の通う高校に教師・田宮良子に寄生したパラサイトやって来る。それを発端にほかのパラサイトが次々と出現し、新一とミギーに襲い掛かる。
渇き。
Director of Photography
元刑事の藤島昭和(役所広司)のもとに、ある日別れた妻から、娘の加奈子(小松菜奈)の行方がわからなくなったと連絡が入る。家族を失った原因について顧みずに、理想の家族像を手に入れようと思い描き、なりふり構わず娘の行方を追う藤島。娘の交友関係を洗ううちに、成績優秀で学校の人気者だったはずの加奈子のとんでもない側面が露わになっていく……。
告白
Director of Photography
とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は幕を開けた。
クヒオ大佐
Director of Photography
1990年代初頭、クヒオは、自分はアメリカ軍特殊部隊のパイロットで、エリザベス女王とも血縁関係にあたるなどと吹聴し、次々と女性たちをだましていた。だが、実際彼は純粋な日本人で、華麗な経歴もすべて自ら作り出したものだった。弁当店を営むしのぶ(松雪泰子)も彼の立派な軍服姿にころりとだまされ、懸命にクヒオに尽くすが……。<吉田和正原作の「結婚詐欺師 クヒオ大佐」を映画化した、型破りな人間ドラマ。日本人でありながら西洋人のような容ぼうを生かし、自分はアメリカ空軍のパイロットなどと偽って女性たちから約1億円を巻き上げた実在の結婚詐欺師の真の姿に迫る。どこか憎めない詐欺師役に『南極料理人』の堺雅人。彼に無償の愛をささげる女性を『余命』の松雪泰子らが熱演する。付け鼻をして、何とも不思議な主人公に成り切った堺と3人の女性たちの物語に夢中になる。>
パコと魔法の絵本
Director of Photography
一代で会社を作り、我侭放題に生きてきた大貫は、持病で入院していた。病院には、患者も医者も看護婦もクセのある者ばかりが集まっていた。その中で唯一、ピュアな心を持っていたのが、交通事故で入院した少女パコ。我侭な大貫だったが、パコの優しい心に打たれ、毎日、絵本を読み聞かせるように。しかし、事故の後遺症でパコの記憶が一日しか持たないと知った大貫は、パコのために絵本をお芝居にしようと病院の人々に呼びかける。
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
Director of Photography
Traumatic incidents, conflicts, and bloody quarrels awaiting the Wago family members who return home to bury their parents.
嫌われ松子の一生
Director of Photography
53才で殺害死体として発見された川尻松子の半生を、甥の笙がたどっていく。福岡で生まれ、病弱な妹の久美と育った少女時代を経て、松子は中学の人気教師となった。しかし、教え子の龍が起こした窃盗を庇ったことで退職に追い込まれ、その後は不幸な恋愛を繰り返しながら人生に翻弄されていく。
下妻物語
Director of Photography
茨城県の下妻市に住む竜ヶ崎桃子は、ロリータ・ファッションをこよなく愛する孤高の高校生である。もう一人の主人公・白百合イチゴは、レディース(暴走族)の一員であり、桃子の父親の作ったベルサーチの偽物を買いに来たことをきっかけに、桃子の家に出入りするようになる。イチゴは、自分が所属する暴走族の総長が引退する時、代官山にいるらしい有名な伝説の刺繍家に「ありがとう」と入れてもらった特攻服を着たいと願い、資金を稼ぐために桃子を引き連れパチンコ屋に繰り出す。桃子は初めてのパチンコであったが、偶然連チャンし、易々と自分の服代とイチゴの刺繍のための資金を稼ぎ出す。イチゴは代官山に詳しい桃子を伴い伝説の刺繍家を探しに行くが、その刺繍家を見つけることはできず、イチゴは深く落ち込む。見かねた桃子は自分が刺繍を請け負う。不眠不休で刺繍をし、見事な刺繍入りの特攻服が仕上がった。その素晴らしさを見て、イチゴは感動を覚え、素直に感謝をする。その言葉を聞いて桃子は今までに感じたことのない不思議な感覚を覚え、これをきっかけに、二人の間に友情が芽生え始める。
Tokyo.Sora
Director of Photography
東京の空の下。6人の女の子の物語。台湾からの留学生は、絵のモデルをしながら日本語を勉強している。好きな人が日本人だから。美大生のコは、デッサンモデルの豊かなバストを見て、自分の小さな胸のことで悩み始める。留学生と同じアパートの隣に住む売れないモデルは、いつもメガネをかけてオーディションとティッシュ配りの毎日。流行らない喫茶店のウェイトレスは、マスターと雑談をしている。ランジェリーパブで働く小説家志望のヨーコと美容師見習いのユキ。6人それぞれの日々が淡々と過ぎてゆく。
ビューティフルサンデー
Director of Photography
のどかな日曜日の朝。東京郊外にあるマンションの一室に、一仕事終えた殺し屋が帰ってくる。ところで、その隣の102号室の広介と小夜子の若夫婦には、最近めっきり会話が減っていた。テレビの子供向け番組リキッドマンの脚本家である広介は番組の打ち切りの知らせに呆然とし、小夜子も亭主と大家の関係を怪しんでいる。そんなふたりが、コミュニケーションを取ろうとキャッチボールをしに表へ出た。ところが、どこもかしこもキャッチボール禁止。漸く見つけた駐車場で始めるが、誤ってボールをポルシェにぶつけてしまう。小夜子は、202号室の落合家のハーフの娘・明日香を塾まで送り迎えするというバイトをしている。明日香は、いつも塾のライバルに勝つことを生き甲斐にしている変わった小学生。日曜だというのに、朝から机に向かって勉強に余念がない。変わっていると言えば、301号室に住む板橋育代も変わっていた。彼女は、ストーカー・プレイを楽しむ客相手の新手の風俗嬢で、今日も常連の上野を相手にストーカーに怯えるOLを演じていた。そんな彼女と同じフロアの303号室には、老婦人・大久保絹代が独り暮らしをしている。毎日、決まって正午になると奇声を発する絹代。その訳を問う大家の根津亜矢子に向かって「ある日突然声が聞こえなくなったら、誰か自分が死んだことに気づいてくれるから。なーんちゃって」と説明するのであった。一方、大家の亜矢子もまた、近所のアパートに秘密の隠れ家を持ち、そこで自画像を描いている変わった女性だ。昼下がり、ホラー映画が好きな彼女は、ビデオ屋で顔を合わせた広介を部屋に誘って絵を披露した。やがて、一日が暮れていく。明日香の送り迎えのバイトを終えた小夜子は、無一文で飲んでいる広介を居酒屋から連れ帰る途中、ポルシェの持ち主に追いかけられ、怪我をして病院に運ばれてしまう。同じ頃、マンションの屋上では絹代が騒ぎを起こしていた。もうすぐ故郷の星から迎えが来ると言って、空を見上げる絹代。やがて、彼女は忽然と野次馬の前から姿を消すのだった。一夜明けて月曜日の朝、何事もなかったようにまた一週間が始まった。広介夫婦には会話が甦り、明日香は学校へ向かう途中のゴミ捨て場に殺し屋の死体を見つける。
夏時間の大人たち
Director of Photography
Takashi and four of his classmates, fourth-grade students, cannot succeed in doing a back pullover around a horizontal bar. Their gym teacher warns them: they have one week to succeed; if they resign now, then, tomorrow, facing life difficulties, they will always run away and become bums. Furthermore, all five must succeed, if one of them cannot do it, then all of them fail. Takashi is really worried and wonders if he won’t be always the loser who couldn’t succeed in the back pullover bar exercise.