Paul Decaux
Marc Lagnier confesses to the murder of his adored son, but refuses to explain.
Il padre / Father
Jean, Bâtard d'Orléans
「彼女たちの舞台」などで知られるヌーヴェル・バーグのJ・リヴェットが、15世紀フランスに実在した非運の英雄、ジャンヌ・ダルクの波乱に満ちた生涯を、前編の本作と、後半の「ジャンヌ/薔薇の十字架」の全編約四時間に及ぶスケールで描いた超大作。本編では神の啓示により、自らが王国を救う使命を帯びた存在であることを知った彼女が、王太子シャルルの信頼の下、オルレアンを解放するまでを描く。
尚、本編はオリジナルより約一時間短い二時間の短縮バージョンである。真の完全版は「ジャンヌ・ダルク/I戦闘 II牢獄」としてこの後に公開されている。
Jean, Bâtard d'Orléans
前編「ジャンヌ/愛と自由の天使」に続く後編。ジャンヌ・ダルクの活躍により王座に就いたシャルル。彼女は尚も祖国のため戦いを続けるが、やがて貴族たちの不満を買い、教会による不当な裁判によって火あぶりの刑に処せられ、その波乱に満ちた壮絶な生涯を閉じる。製作費に460万ドルをかけ、壮大なスケールで歴史的事実を史実に忠実に描いた本作は、アカデミー特別賞、撮影賞、衣装デザイン賞を受賞した。
Thomas