Miyako Koda

Miyako Koda

プロフィール写真

Miyako Koda

参加作品

カナリア
Michiko Iwase
Two children, each abandoned by their families, come together in the wake of the Sarin gas attack in Tokyo. Based on the true events of the deadly gas attacks perpetrated by members of the Aum Shinrikyo cult on the Tokyo subway system.
すべては夜から生まれる
優子
売れない俳優の山形は恋人の優子と同棲していた。彼女にはいつも仕事に行くと嘘をつき、競馬やカフェで時間を潰す。ある夜、彼はカフェで上原という画家の男と出会った。上原には綾という恋人がいて、彼が自宅で絵を描いている間は部屋を追い出され、このカフェで時間を潰している。そして彼が絵を描き終われば彼女を迎えに行く毎日だった。ある日、酔った上原は山形を自分の部屋に誘う。山形はそこで綾と出会う。視線を交わす2人。次の夜、山形はふとしたはずみでカフェにいる綾をそこから連れ出す。繰り返される日常から逃れたい一心で…。
白痴
Sayo
無頼派の作家・坂口安吾の「堕落論」に並ぶ代表作「白痴」を、手塚治虫の長男・手塚眞がメガホンをとり映画化した文芸大作。戦時中の秘められた男女の共同生活と逃避行を描いた原作を、ビジュアリストと呼ばれる手塚眞のイマジネーションにあふれた独自の発想と演出で大胆に映像化。ベネチア国際映画祭で上映され、先鋭的な映像技術のすぐれた作品に与えられるデジタルアワードを受賞するなど注目を集めた。延々と続く戦争により人々の生活が荒み、どこか終末的な空気の漂う日本。映画制作を志しながらテレビ局のADとして働く伊沢は、戦意高揚番組と安直で低俗な歌謡番組ばかりの仕事に幻滅していた。なかでもカリスマ的アイドルの銀河の傍若無人さと、粗暴なディレクターの落合の理不尽な仕打ちには、心身をすり減らすばかり。そんなある日、隣に住む木枯の妻で白痴の女性サヨが伊沢の部屋に忍び込んでくる。そこから2人の奇妙な共同生活が始まり……
ファンシイダンス
Shosui
塩野陽平は東京の大学生。ロックバンドを組み、ボーカルとして活躍していたが、実家の寺を継ぐために弟の郁生と田舎の禅寺・明軽寺に入ることになる。しかし彼を待ち構えていたのは厳しい修行の日々であった。個性あふれる先輩坊主たちに囲まれながら毎日を送る陽平の元に、かつてのバンド仲間のアツシがやって来る。そして陽平の恋人だった真朱がつきあい始めたと聞かされる。不安に陥る陽平の前に、真朱が現れる。