船橋北署の香山亮介(小泉孝太郎)、増岡美佐(瀧本美織)は、市内で起きた殺人事件の容疑者として、旅館『夕凪館』の板前・倉田忠彦(市原隼人)を逮捕する。だが、倉田は徹底して黙秘を貫き、取調べは難航する。香山は、倉田の沈黙に言い知れぬ違和感を持っていた…。
事件は二週間前。繁華街近くで大学生・西岡卓也(浅見和哉)の撲殺体が発見される。遺体の傍らに残された凶器のワインボトルには、血のついた指紋が付着していた。県警本部の警部補・相楽英雄(宅麻伸)も参加する捜査会議では、西岡が事件直前まで清水道夫(大倉空人)ら大学仲間と飲んでいたことが明らかに。また凶器の指紋が、前科がある倉田のものと一致。目撃証言もあり容疑者として逮捕する。だが、倉田は完全黙秘。それは、なぜなのか―そんな折、大学生撲殺事件と別の事件の奇妙な繋がりが浮上する。
送検まで48時間――香山はさまざまな圧力に抗いながら、沈黙に隠された真実に迫る!
Norikazu Sakuraba
深田恭子と瀬戸康史が演じる、泥棒一家の娘と警察一家の息子の禁断の恋をコミカルに描いたドラマシリーズの劇場版。 泥棒一家“Lの一族”の娘として生まれた三雲華(深田恭子)と警察一家の息子の桜庭和馬(瀬戸康史)は、娘の杏(小畑乃々)を連れて遅めの新婚旅行でディーベンブルク王国を訪れる。しかし、そこで最後の大仕事のためにやって来た華の家族と遭遇。あきれる華だったが、杏が誘拐され、犯人からあるお宝を交換条件として要求される。さらに、死んだとされていた一族のひとり、三雲玲(観月ありさ)が現れる。
クリスマス・イヴなのに編集部で仕事をする青子。彼女は子持ちの中年男性・久保と交際しているが、後日、久保の娘かりんと会うことに。一方、青子の会社で清掃のバイトをするりほは、まぶしすぎる編集部の人々についてSNSの投稿でツッコミを入れていたが、それが青子の後輩・山内の目に留まり、コラムニストとしてスカウトされる。また、青子の妹ひかるはゆきちと付き合っていたが、一緒にいても煮え切らない彼に不満を抱く。
Bank Manager
作する若者や悲しみを抱える女性たちだけでなく、その家族の人生にまで入り込み、思いのままに彼らを操る詐欺師。そのゆがんだ欲望は尽きることがない。
Ikeda
地方都市を舞台に39歳の男3人の友情物語を綴る人間ドラマ。紘は妻子とともに、父から受け継いだ山中の炭焼き窯で製炭をして暮らしている。ある日、中学からの旧友で、自衛隊員として海外派遣されていた瑛介が町に帰ってくる。
Director Bito
とあるサーカス団でマジシャンの助手をしているオリアアキ(桜井ユキ)は、30歳を前に目標を失っていた。そしてステージ上で催眠術にかかるふりをしているうちに、現実と妄想の境があやふやになってくる。アキにとって、恋人のカイト(高橋一生)と一緒に過ごした時間だけが唯一の美しい思い出だった。
Inspector Chiba
Inspector Totsugawa of the First Investigation Division goes to Tsuruoka in Yamagata to attend the wedding of the son of Inspector Mukai, his former colleague who now works for the Yamagata Prefectural Police. While sightseeing at Mt. Haguro after the ceremony, he notices a young woman drawing him in her sketchbook. She introduces herself as Yuka Shiraishi and says she came to draw the Dewa Sanzan. Signing the drawing of Totsugawa next to the five-story pagoda with her initial, a 'Y' in the corner, she gives it to him as a present. The next morning, the corpse of a young woman who has been stabbed is discovered in a forest in Tsuruoka. When Totsugawa, on his way back, hears that a sketchbook signed with a 'Y' was found at the scene, he follows Mukai there. However, the body is not Yuka, the woman Totsugawa had met, and while no items pointing to her identity are found, the sketchbook is the same one Yuka had the day before.
A woman bears a 13 year grudge with her father over the traditional dance he was performing that caused him to be absent from her mother's death, until they reconnect over the very same dance.
母親からの過干渉や暴力にさらされ、つらい日々を送っている20歳のカオリ。石山という男に惹かれた彼女は、それを機に母親のもとを離れようと決心する。一方、大手企業の役員秘書として働く、40歳の香織。彼女は引きこもりの娘を持ち、自身も万引きや行きずりの情事を繰り返すなどの問題を抱えていた。彼女は河内という刑事と出会ったのをきっかけに、自分が境界性パーソナリティ障害ではないかと考える。カオリと香織、関係のないように思える二人の運命が意外な形で重なり合っていく。
Detective
戦後の混乱期、酒飲みで多額の借金をし浮気を繰り返す小説家。大谷の妻・佐知は、夫が踏み倒した酒代を肩代わりするため飲み屋で働くことに。生き生きと働く佐知の明るさが評判となって店は繁盛し、やがて彼女に好意を寄せる男も現れ佐知の心は揺れる。そんな中、大谷は親しくしていたバーの女と姿を消してしまい…。
Truck Driver
As a child, Kyoko learned latin dance from Jose, a Cuban-American serviceman stationed in Japan. Years later, Kyoko travels to New York to see Jose again. After much searching, she finds Jose, only to discover that he is dying of AIDS and no longer remembers much of his past, including the time he and Kyoko spent together.
寛政時代の江戸。老中・松平定信は町人文化の隆盛に危機感を抱き、厳しい弾圧を加え始めていた。そんな中、役者絵の第一人者・歌麿は、定信が江戸出版界の大物・蔦屋重三郎を標的にしていることに気付き、早々と蔦屋のもとから他の版元にくら替えしてしまう。売れっ子の歌麿に逃げられた蔦屋は彼に代わる絵師を探し始め、やがてけがで引退を余儀なくされた元役者のとんぼこと十郎兵衛に、荒削りながら斬新な才能を見いだすが…。