Mari Maruta

参加作品

電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー
Dapp
諸星学園の卒業アルバム用集合写真の撮影が行われる日にもかかわらず、宇宙から飛来した謎の光を追って出撃したメガレンジャーは、光の正体である妖精ピコットを守って、宇宙暴走族ヘルメドーを撃退する。だが今度は、どう見ても高校生とは思えない5人組が学園に侵入し、ピコットを連れ去ろうとする。彼らカーレンジャーは、みんなで宇宙旅行できる車を妖精の力で出してもらおうと思っていた。 さらにネジレジアまでもがピコットを狙って参戦する。そこへダップが現れてピコットを預かるが、それはヘルメドーの変装だった。シボレナに洗脳されたカーレンジャーがメガレンジャーを足止めしている間に、ヘルメドーは願いの力でレーザー砲を手に入れるが、カニネジラーと仲間割れしてピコットを奪われる。カニネジラーの願いによって再生サイコネジラー軍団が出現し、メガレンジャーは窮地に陥る。 正気に戻ったカーレンジャーはピコットを取り戻すが、「自分たちの夢は自分たちで叶える」として最後の願いをメガレンジャーに譲る。妖精の力でメガテクターを装備したメガレンジャーはカーレンジャーと共に悪の勢力を打ち破り、地球での役目を終えたピコットは宇宙へと旅立っていく。 結局、撮影時間に戻れなかったメガレンジャー5人はそろって卒業写真に入れず欠席の丸窓扱いになってしまった。しかし、アルバムの写真の隣にはカーレンジャーやダップと夕日の海岸で撮った特別な記念写真があった。
幕末のスパシーボ
Kikusaburo Oaki (voice)
幕末。ペリー率いるアメリカ艦隊の来航によって、200年余り続いた日本の鎖国は終わりを迎えた。そこに、プチャーチン率いるロシア軍艦「ディアナ号」が来航し、アメリカに続き日本との国交樹立を要求してきた。対応に苦慮した江戸幕府は、外国通の川路聖謨を全権代表に任じ、プチャーチンとの交渉に当たらせた。両者は伊豆・下田において会談したが、互いに譲歩することはなく議論は平行線を辿った。 日露交渉が始まって数日後、伊豆をマグニチュード8,4の大地震「安政東海地震」が襲った。プチャーチンらロシア人は危険を顧みず、津波に流される日本人たちの救助を行ったが、その代償として「ディアナ号」は航行に支障が出る程の被害を受けてしまった。安全な場所での修理を求めるプチャーチンに対し、川路は戸田村での修理を許可した。しかし、「ディアナ号」は嵐に遭遇し座礁してしまう。この時、宮嶋村の村民たちは、ロシア人との接触を禁じた幕府の命令に背き、沈没する「ディアナ号」から多くのロシア人を救出した。 川路は沈没した「ディアナ号」に代わり、新たに洋式帆船を建造することに決め、戸田村の大工・緒明嘉吉に建造を依頼する。嘉吉たちはロシア人たちと共に帆船造りをすることになり、日本人とロシア人との交流が始まった。初めはぎこちなかった両者も次第に心を通わせ、菊三郎ら子供たちもロシア人たちとの交流を楽しむようになっていた。 やがて、日本が初めて手掛けた本格的洋式帆船が完成し、戸田村の人々とロシア人たちの別れの時が来た。プチャーチンは、自分たちのために尽くしてくれた戸田村の人々に感謝と敬意を込めて、船の名前を「ヘダ号」と命名した。
激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー
Hazardian Dapp
ボーゾックは暴走車が不足していた。それを聞いた暴走皇帝エグゾスは車両が家出したくなるガソリンをボーゾックに提供し、ボーゾック一のガソリンスタンド店員・SSスタタンゾがその任務のために現れ、チーキュ(地球)の自動車にガソリンを仕込んでいた。 一方、陣内恭介 / レッドレーサーはオーレンジャーに追われるマシン獣バラモビルと遭遇する。星野吾郎 / オーレッドと三田裕司 / オーブルーが U.A.O.H.(国際空軍・オーレンジャー)であることを明かしても、恭介は「UAOH(うあおー)?[注釈 1]」と理解できず、見た目で善悪を判断するのは良くないと考えてバラモビルをかばおうとする。2大戦隊は巨大ロボまで繰り出して衝突し、そのうえボーゾックがオーレンジャーの加勢に入ったため事態は混迷の一途をたどる。紆余曲折の末カーレンジャーとオーレンジャーはあっさり和解、バラモビルとボーゾックは手を組み、オーレッドはSSスタタンゾの力でさらわれてしまう。 オーレッド救出のため、カーレンジャーはオーレンジャーの三浦参謀長による過酷な特訓を受ける。訓練を通じてオーレンジャーロボを操縦できる技術を身につけたカーレンジャーは、バリバリアンに突入して吾郎を奪還する。バラモビル・SSスタタンゾとの最終決戦には暴走皇帝エグゾスも介入してくるが、そこへシグナルマンが助勢に入り、2大戦隊は勝利するのだった。