Takagi
軍部が実権を握る戦前の日本。ある山奥の村で、特高警察の警官が殺された。特高警察部隊長の甘粕は村に捜査本部を設置、拷問同然の横暴な捜査を繰り返す。特高に対する村人の怒りが日に日に高まる中、血の病で入院する姉の蘭を献身的に看病する心優しい青年・蓮は、日本刀を手にしたよそ者の少女・小夜に出会う。“古きもの”を狩るため村へ来たという小夜を奇妙に思いながらも、泊まる場所もない彼女を家に招く蓮だった。
Todo Heisuke
注目の若手俳優たちが新撰組の隊士に扮し、陰陽師がよみがえらせた歴史上の剣豪と刃を交える時代劇エンターテインメント「幕末奇譚 SHINSEN5」のシリーズ第2作。陰陽師の土御門源春が、新選組を倒すため伝説の武将・真田幸村をよみがえらせる。その事態を察知した新撰組局長・近藤勇は、再び土方歳三、沖田総司、斎藤一、藤堂平助、原田左之助の「真選5人衆」に出陣を命じる。監督は、ドラマ「マジすか学園」や映画「ギャルバサラ 戦国時代は圏外です」を手がけた佐藤太。
「スウィート・メモリー」 ファッションデザイナーの赤井佳恵(仲間由紀恵)は、気がつくと病院のベッドにいた。二日前の夜に部屋で気を失い、以来、昏睡していたのだ。警察の事情聴取によって、そのことを聞いた佳恵。さらに、佳恵の部屋に田野中久(永井大)が遺体となって倒れていたことを聞き、田野中の写真を見た佳恵は震えだす。佳恵は、落としたパスポートを拾ってもらったことが縁で田野中と知り合い、それから田野中をよく見かけるようになったり、手紙をもらったりと、つきまとわれていたというが…。 「7歳になったら」 あと四日で7歳になる小学1年生の下平一海(鈴木福)は、誕生日に母・桂子(ともさかりえ)、父・靖之(川岡大次郎)と遊園地に行く約束をする。一方、学校では友達が急に跳び箱を跳べるようになっていて、一海が驚くと、「もう7歳だから、君もすぐに跳べるようになる」と意味深な言葉を掛けられる。その日の放課後、一海は塾に行くためバスに乗ったのだが、寝過ごしてしまい、見知らぬ土地にたどり着く。するとそこには、自分にそっくりな子供がいて…。 「家族(仮)」 小野寺裕史(高橋克典)は45歳。会社経営をしており、独身生活を謳歌していた。ある夜、家に帰ると、見知らぬ女(白石美帆)と少女(西川茉佑)がいて、それぞれが小野寺の妻と娘だと言って出迎えた。妻子などいるはずもなく、戸惑う小野寺は役所へ行き戸籍を確認。当然、籍は入っていなかったが、部屋に飾られた家族写真や子供部屋などを見て自信がなくなってくる。 「試着室」 柏木美沙(忽那汐里)は、高校の同窓会に向かう途中で、運悪くコンビニ強盗の現場に遭遇し、店員が犯人めがけて投げたカラーボールに当たってしまう。せっかくおしゃれした洋服が台無しになってしまったため、新しい服を買うために、近くのブティックに入った。そこは、独特の雰囲気の店で、店員(堀内敬子)も不思議な感じがしたが、美沙はドレスを選び試着へ入った。着替えを終えて試着室を出ると、そこは、同窓会の会場だった。 「ワタ毛男」 ある夜、人気のない道を歩いていた女性の前に、傘を差した男が現れた。その男・橋本俊樹(濱田岳)は、頭部が巨大なイカと化した“イカ男”で、都市伝説の流布を目的とするために設立された「都市伝説協会」の怪人課に勤める職員だった。
Set in a village in the heart of a mountain in Japan. One day, a TV crew from Tokyo, looking to shoot some footage for a show about local cuisine visit a shrine known for being able to sever connections with evil. However, they soon get involved in a plot by the village elder...
Hayato Oji
咄嗟の機転でハイジャック機に乗り込んだ敏腕交渉人・宇佐木玲子が、乗客、乗員合わせて159人の命を守るため、高度1万メートルの上空で決死の戦いを繰り広げるさまを、スリリングに描き出す。ある日、現金輸送車から大金が強奪される事件が発生、犯人グループはショッピングモールに人質をとって立て籠もるが、混乱に乗じて犯人の一人、中川伸也が逃走に成功する一方、主犯と思われる男・御堂啓一郎と手つかずの現金はそのまま残される。そんな不可解な事件から数週間後、北海道で休暇を過ごすため羽田空港にやってきた宇佐木は、人質の一人だった青年・木元祐介に気づく。彼の行動に不審を抱いた宇佐木だったが…。
Inui Souwa