A unique black comedy set in Ginza Cinepathos, a long-established movie theater that closes at the end of March 2013 while being familiar to movie fans with its retro appearance and unique lineup. Unique guests visiting the theater draw a human pattern during breaks.
新潟県長岡市に暮らす昔の恋人だった教師の片山から、生徒が創作した「まだ戦争には間に合う」という名の舞台と花火を見てほしいと手紙で伝えられた地方紙記者の玲子。その機会を生かし、彼女は東日本大震災の被災者を迅速に受け入れた同地の様子も見て回ることに。市内を旅する中で不思議な出来事と人々に次から次へと遭遇する玲子は、それらすべてが空襲や地震から立ち直ってきた長岡の歴史と密接にかかわってくることに気付く。やがて彼女の旅は、過去、現在、未来といった時間を超越したものへと変わっていく。
余命わずかと宣告された主婦のとし子(永作博美)は、夫の健大(南原清隆)と二人きりで結婚当初に暮らしていた町を訪れる。死が訪れる日が来るまで、とし子は息子たちには病を隠し通そうと決めていた。一方、少年時代の友人に会いにきた佐藤俊治(筧利夫)もまた、死が訪れる日を迎えるためにこの町にやってきたのだった。
Emi Murasato
A couple died in Lake Tazawa in Akita Prefecture, in an apparent double suicide, the circumstances of which were unclear.
飢饉による不景気で貧窮生活を余儀なくされていた天保末期の江戸。とある貧乏長屋で5人の子供を育てる気丈夫な母おかつ。だがおかつの家では一家総出で働いてかなりの金を貯め込んでるという噂があった。ある夜、その噂を聞きつけた若い男・勇吉が泥棒に入るが、勇吉と出くわしたおかつは怯えることもなく、彼に金を貯めている理由を語った。それは長男の友人である源さんが、盗みの罪を償って牢から出てきた時のための支度金だったのだ。おかつの姿に我が身を恥じる勇吉だが、おかつはそんな勇吉を家に招き入れるのだった……。
Mikari Kobayashi
いつも“どうしてだろう”と考えているので<ボケタ>と呼ばれている少年・由太と、妙な行動で周囲の人にボケたといわれているおじいちゃん・賢司郎が体験する不思議な冒険の物語。小学5年生の由太はひょんなことから尾道に住むおじいちゃんと夏休みを過ごすハメに。尾道へやってきた由太は次々と不思議なことに遭遇し…。