Riccardo Di Stefano

参加作品

ヴェルディ:歌劇 ≪マクベス≫
Un domestico
このヴェルディ・フェスティヴァルでの上演では、マクベスに大ベテランのヌッチを起用。当時64歳のヌッチの声は相変わらず輝かしく力強くそして美しいもの。長年マクベスを得意としてきたヌッチの集大成といえる歌を楽しめます。マクベス夫人は、フランスのドラマティック・ソプラノ、シルヴィー・ヴァレル。度々の来日で日本でもおなじみのソプラノです。レパートリーがかなり広い人なのでヴェルディ・ソプラノの印象があまりありませんが、実はヴェルディのオペラの役を12も持ち役にしているほど得意にしています。中でもマクベス夫人は当たり役で、美しい容姿もあって、魔性の女の雰囲気が色濃い魅力的なものです。バンコのエンリーコ・イオーリは、地元パルマのバス。イタリア人バスの逸材として2000年頃から幅広く活躍しています。マクドゥフのロベルト・イウリアーノは、ミラノ出身のテノール。美声の軽めのテノールでしたが、近年は貫禄を増し、このマクドゥフは大いに称賛されました。指揮は当時80歳の大ベテラン、ブルーノ・バルトレッティ。筋金入りのヴェルディを聴かせてくれます。
La Traviata
Commissioner
Violetta, a courtesan much wooed by Parisian society, organizes a grand party that is attended, amongst others, by the young Alfredo Germont. He confesses his feelings to Violetta, who is already suffering from consumption. She vacillates between genuine affection and a realistic assessment of her situation as a "fallen woman", which precludes any lasting relationship with a man. The Franco Zeffirelli production of LA TRAVIATA, recorded live at the Teatro Giuseppe Verdi, Februari 2002.