Rocio Sainz Herrero

参加作品

THE PROMISE/君への誓い
Assistant Art Director
オスマン帝国の小さな村で生まれ育ったアルメニア人の青年ミカエルは、1914年、裕福な家庭の娘マラルと婚約し、彼女の持参金を学資にしてコンスタンチンノープルにある帝国医学大学へと入学。その地でミカエルは同郷のアルメニア人女性アナと出会い、彼女に恋心を抱くが、既に彼女にはアメリカ人記者のクリスという恋人がいた。第1次世界大戦の勃発とともにアルメニア人への弾圧が強まり、彼らは過酷な運命を歩むはめとなる。
アレクサンドリア
Art Department Coordinator
4世紀、ローマ帝国末期のエジプト、アレクサンドリア。宗教をめぐる市民の対立から街が荒廃する中、類まれなる美貌と明晰な頭脳を持った女性天文学者ヒュパティア(レイチェル・ワイズ)は、分け隔てなく弟子たちを受け入れ、講義を行なっていた。彼女は訴える。「世の中で何が起きようと、私たちは兄弟です。」生徒でもあり、後にアレクサンドリアの長官となるオレステス(オスカー・アイザック)、そして奴隷ダオス(マックス・ミンゲラ)は密かに彼女に想いを寄せていた。やがて、科学を否定するキリスト教徒たちと、それを拒絶する学者たちの間で、激しい対立が勃発。戦いの最中、キリスト教指導者は知る。この都市の有力者たちに多大な影響を与えているのは、ヒュパティアだということに。そして攻撃の矛先は、彼女に向けられたのだった―。