Shozo Tanaka

参加作品

新書・忍びの者
Director of Photography
[Period Covered: 1570-1573] Towards the end of the Tenmon Era, Shogun Ashikaga`s powers were weakening by the day and many were there who planned to overthrow him. It was the beginning of the Sengoku (Warring States) period. Three men attack a gunpowder maker in a farmhouse, the first chopping off his arm with his sickle-&-chain weapon, the second blinding him with sword, the third giving the killing blow. His son Kojiro Kosume escapes the attackers as everything he has known up to then explodes into conflagration. He grows up & enters the start of the Tokugawa Era, intent on avenging his father.
大魔神怒る
Cinematography
“大魔神”シリーズ第2弾。戦国時代、名越一族と千草一族は、八雲の湖をはさんで暮らしていた。そして湖の中央にある神の島に祭られる武神像により、平和を守られていた。そんな中、千草家の跡取り息子十郎と名越家の娘早百合は結婚することとなっており、両家の長期にわたる幸福な関係は約束されているかにみえた。ところが彼らは思わぬ侵略にさらされることになる。隣国の領主御子柴弾正は、まず千草一族、続いて名越一族を倒し、その領地を手に入れる。さらに両家を守り続けてきた武神像を破壊し、湖に捨ててしまう。そして邪魔になった十郎と早百合を処刑しようとする。絶体絶命と思ったその時、湖がまっぷたつに割れ、巨大な魔神が現れる……。神ノ島関係のシーンは、京都撮影所内に大規模なセットを組んで撮影。湖面を二つに割って登場する大魔神が圧巻。
近松物語
Camera Operator
In 17th century Kyoto, Osan is married to Ishun, a wealthy miserly scroll-maker. When Osan is falsely accused of having an affair with the best worker, Mohei, the pair flee the city and declare their love for each other. Ishun orders his men to find them, and separate them to avoid public humiliation.
山椒大夫
Camera Operator
森鴎外の同名小説を、八尋不二と依田義賢が共同で脚色し、溝口健二がメガホンをとった文芸作品。特に美術と撮影はレベルが高く、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した。美しいラストシーンは、ゴダールが「気狂いピエロ」において引用したことでも知られる。  平安時代末期、農民を救うため将軍にたてついた平正氏が左遷された。妻の玉木、娘の安寿と息子の厨子王は越後を旅している途中、人買いにだまされ離ればなれになってしまう。玉木は佐渡に、安寿と厨子王は丹後の山椒大夫に奴隷として売られた。きょうだいはそれから十年もの間、奴隷としての生活を続けるが、ついに意を決して逃げ出すことにする。しかし追っ手に迫られ、安寿は厨子王を逃すため池に身を投げるのだった。