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ウインターカップ準決勝第2試合は、ともに「キセキの世代」と呼ばれた緑間真太郎を擁する秀徳高校と、赤司征十郎の洛山高校との対戦。赤司の「天帝の眼(エンペラーアイ)」に苦戦しながらも必死に食らいつく秀徳。だが赤司はそんな秀徳のわずかな希望も冷酷に打ち砕く……。そして決勝は誠凛高校VS洛山高校。洛山との圧倒的な力の差に何度も心が折れかける誠凛。だが黒子は諦めることなく、相棒の火神とともに赤司と対峙する。
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桐皇学園との死闘に辛くも勝利し、準々決勝へと進んだ誠凛高校。次なる相手は「キセキの世代」では体格とフィジカルで最強を誇った紫原を中心とする陽泉高校。陽泉の鉄壁のディフェンスに苦戦する誠凛だが、起死回生の初得点シュートを放ったのは黒子だった。一方、誠凛の火神、陽泉の氷室、両エースの対決も白熱していく。死力を尽くしてゲームを制した誠凛チームは、続く準決勝でエース黄瀬を擁する海常高校との対戦に臨む。
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厳しい予選を突破し、ウインターカップ本戦出場を決めた黒子や火神ら誠凛高校バスケ部。だが初戦の相手は、「キセキの世代」のエース青峰大輝を擁し、インターハイ予選で惨敗を喫した桐皇学園。リベンジを誓う誠凛だったが、青峰の天才ぶりはさらにすごみを増し、黒子の新技も破られてしまう。これまでの努力を否定され、悔しさをにじませる黒子。そんな相棒を前に、火神は“野生”とも言える感覚を研ぎ澄まして青峰に食らいつく。