Line Producer
Elisabeth and John-John live in the same city, but they inhabit different worlds.
Casting
ある夜、市内の公園で二つの事件が同時に起きた。ひとつは中年女性が暴漢に襲われ店の売り上げを奪われた事件、もうひとつはまだ幼い少女が暴行された上に殺された事件だった。だが少女殺しの手掛かりはまったく無いまま第二の犠牲者が出てしまう。焦るベックは中年女性を襲った犯人が少女殺しを目撃しているのではないかと推測、折しも市内に潜伏していると見られた脱走犯がその暴漢である事が判明する。銃撃戦の果てに逮捕された脱走犯の証言によって少女殺しのモンタージュが作られ、警官を総動員した聞き込み捜査が開始されるのだが……。
Casting
運河の工事中、水門の底から若く美しい女性の全裸死体が発見された。捜査にあたったベックたちは、その女性がロゼアンナというアメリカ人観光客であるという事、エンジンの故障で運河に停泊中だった観光船に彼女が乗っていた事を突き止める。おそらく船上で殺され水門に投げ込まれたのだろう。そして容疑者は、船客の撮影した8ミリに写っていたひとりの男に絞られた。男の化けの皮を剥ぐためにベックは婦人警官を使った囮捜査を準備する。だがそれは、普段は几帳面で温厚な男の本性を暴くためというには、あまりにも危険な手段であった……。
Casting
サボイ・ホテルのレストランで、複合企業の大物が会食中、何者かに至近距離から銃撃された。陰謀説の渦巻く中、捜査を続けるベックたち。だが、新妻や部下といった怪しい関係者には全てアリバイがあり、犯行を裏づける物証も出てこない。一方、使用された拳銃に的を絞った捜査線上には何人かの人物が浮かび上がっていた。その中の一人は、大物が入院中の病院で発見される。事件の遙か以前から既に、薬害による昏睡状態で入院していたのだ。そして、その原因となった薬を販売していたのが例の複合企業だった……。
Casting
麻薬密売人の見張りをしていたベニーたちの目の前で売人の住むアパートが爆発炎上。それは巧妙に仕掛けられた爆弾によるものだった。コルベリたちの捜査は売人たちを徹底的に締め上げるが効を奏せず、ベックは麻薬ルートを追ってデンマークに飛ぶ。そして殺された売人の知人である女彫刻家の証言で黒幕の正体が判明した。その人物がストックホルムに行く事を知ったベックは飛行機に同乗し機会を窺う。空港に急行するコルベリとベニー、そしてそこには休暇を命じられマイアミに向かおうとしていたラーソンの姿もあった……。