Art Direction
何の苦労も知らずに穏やかに暮らしていた領主のロビン・ロクスリーは、十字軍に召集されて戦地へ赴く。しかし4年後に帰国すると、自分の戦死届が出され、領地も財産も没収されていた。領民や恋人を追放されたロビンは、海を渡って潜入してきた敵の狙撃手ジョンの導きを得て領主に返り咲く。国を思うままに動かそうとする長官のもとや教会の内部に入り込みつつ、ロビンは頭巾(フッド)で顔を隠し、領民から搾取した金を盗んでは人々に還元。教会が抱える秘密にも迫っていく。やがて彼は《フッド》と呼ばれて民心を集めるが、脅威を感じた教会は非情な先鋭部隊を送り込んでくる。
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20世紀初頭、アマゾン奥地にあるという黄金の古代都市エル・ドラードの存在を信じる探検家のパーシー・フォーセットは、過酷なジャングルや現地の住民の襲撃など、何度も命を危険にさらしながらも探検を繰り返していた。やがて協力的だった仲間や家族も、彼に愛想を尽かしてしまう。それでもフォーセットはアマゾンに強いこだわりを見せ…。
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第1次世界大戦終結直前の1918年。敗戦国ドイツに多額の損害賠償金を強いるヴェルサイユ条約の締結のため、アメリカ政府のひとりの高官が、年の離れた若くて美しい妻、そして、金髪を長く伸ばし、まるで少女と見まがうような美しい少年を伴って、フランスへとやって来る。息子の養育を妻にすっかり任せ、父親が国際会議に忙しく飛び回っている間に、少年は、教会への投石など、不可解で反抗的な態度をどんどん募らせていく。