Y.G. (Young Gun)
In the Harlem neighborhood of New York City, the Mafia steps in when a drug dealer quits his partner brother to lead a straight life with his girlfriend.
William X
才人スパイク・リー監督が、自身も尊敬する、近代アメリカきっての偉大な思想家であり、キング牧師と並ぶ黒人解放運動のリーダー、マルコムXの生涯を描いた伝記的作品。物語は、マルコムがチンピラだった頃から始まる。若くして窃盗罪で服役し、刑務所の中でイスラム教に改宗、出所ののち彼は、イライジャ・ムハマットの下でブラック・モスレムきっての白人を敵対視する煽動家となる。やがて組織に疑問を感じ、多人種共存の道を探ってメッカを巡礼、そしてあらゆる人種の真の友愛を悟って帰国。そしてアメリカ黒人の解放運動を今までになかった新しい理念によって大きく展開しようとした矢先の1965年2月21日、ハーレムのオーデュボン・ボールルームでの講演中に13発の銃弾を浴びて射殺されるまでの、壮絶な軌跡を克明に追う。原作は、マルコムXが著わし「ROOTS/ルーツ」のアレックス・ヘイリーがまとめた『マルコムX自伝』。D・ワシントンのパワフルな芝居とテンポの良い演出が、この長尺を一気に見せる。
Carter
A former drug lord returns from prison determined to wipe out all his competition and distribute the profits of his operations to New York's poor and lower classes in this stylish and ultra violent modern twist on Robin Hood.
Platoon
7月4日の独立記念日に生まれ、第二次世界大戦の勇士である父を誇りに思うロン・コーヴィックは、高校卒業後に海兵隊に入隊し13週間の訓練の後にベトナム戦争に従軍する。そこでの戦いは熾烈でありベトコンの攻撃にパニックになったロンは部下のウィルソンを誤射して死なせてしまい、遂にロン自身も銃弾に倒れ脊髄を損傷し下半身不随となる。故郷に戻るロンだがアメリカで彼を待っていたものは国を守る英雄としての賞賛の言葉ではなく非難と嘲笑の嵐だった。
'A' Company Soldier
舞台は南北戦争の時代。北軍の大佐ショーは初めての黒人部隊の指揮官となった。兵士の大多数は南部からの脱走奴隷だったが、ショーは彼らに誇りと熱気を感じていた……。男たちの栄光を描く感動巨編。