オンボロ・アパートに住むさえない大学講師・桔梗信治。彼のもとに、ある日(大日本人口調査審議会理事)と名乗る男が現れる。審議会の決定で桔梗は殺されることになったと言う。この審議会とは、ナチスの残党に貢献するため無駄な人間を殺そうとする狂信的団体だった。「だから君には死んでもらう」襲いかかる殺し屋。驚いた桔梗は警察に駆け込んだが、誰も信じてくれない。桔梗はたったひとりで審議会と戦う決意をした。仕込み傘、催眠術、殺人ベルト…………次から次へと奇襲を仕掛けてくる13人の殺人狂たち。しかし、桔梗はたまたま選ばれた被害者でなく、ナチスの狙いははじめから桔梗にあったのである……!これは岡本喜八版007である。
Hamakaze Hotel waitress
ゴジラシリーズ第4作。嵐によってインファント島から巨大な卵が日本に漂着した。成虫モスラと小美人は、卵の所有権を主張する興行師に返還を願うが聞き入れられない。小美人たちが帰途に着いたころ、ゴジラが復活し名古屋を壊滅状態に陥れる。そして卵をも破壊しようとしたとき、成虫モスラが現れた。ゴジラを相手に善戦するも、ついに力尽きて倒れるモスラ。だが、卵からは双子の幼虫モスラが孵り、ゴジラに攻撃を始めたのだった……。
はな
「続社長道中記 女親分対決の巻」の笠原良三と「ニッポン無責任野郎」の田波靖男が共同で脚本を執筆、「にっぽん実話時代」の福田純が監督した若大将シリーズの第四作。撮影は「妻という名の女たち」の内海正治と「ホノルル・東京・香港」の西垣六郎。
京南大学法学部の学生、田沼雄一は軽音楽部に所属する学生である。父親の友人である島川の経営するレストランで拳闘部のマネージャーである江口の引き起こした喧嘩に巻き込まれて店をめちゃくちゃにしてしまう。店を壊した責任と島川の娘・信子と結婚させようという親たちの企みもあって雄一はレストランで住み込みで働くことになる。レストラン隣の洋裁店で働く中里澄子と親しくなる雄一だが、同級生の京子や妹・照子の友達でファッションモデルのきみ子にも言い寄られるモテモテぶり。一方、拳闘部の助っ人として試合に出ることになった雄一は、万座のホテルに出張させられたりと練習も思い通りにはいかない始末。女性たちに言い寄られて好きな澄子にも誤解を受けて試合当日を迎えるのだった。
松林宗恵の映画(1962年)
Gang of robbers quarrel about the loot, but when one of them gets killed, his younger brother seeks them out to ice them one by one.