両親を事故で亡くし心を閉ざしている資産家・牧田家の跡取り娘、静子。 祖父が遺した豪邸で家政婦・奈津と二人で暮らしていた。ある日、奈津が窓から落としてしまった鉢が、偶然通りかかった男の頭を直撃。男は命に別条はなかったものの記憶喪失になってしまう。奈津は事故の責任を感じ、記憶が戻るまで男を牧田家で面倒を見ることを提案する。
「俺は何かの達人だった気がする…」男の言葉をヒントに、記憶を戻すための作戦!?が始まった!
一体男は何の達人だったのか。そして男の全ての記憶が戻った時、静子や奈津をも巻き込むある計画が動き始める。
「半落ち」「陽はまた昇る」など数々の作品を手がけ、2020年3月に急逝した佐々部清監督の遺作。鹿児島で400年以上の伝統を誇る川内大綱引を軸に、主人公の恋愛と彼の家族の姿が描かれる。35歳独身で奥手の有馬武志は、鳶の親方で大綱引の師匠でもある父の寛志から、早く嫁をもらって、しっかりとした跡継ぎになれとうるさく言われていた。ある日、ふとした事件から韓国人研修医ジヒョンと出会った武志は、ジヒョンと次第に心を通わせるようになる。その頃有馬家では、母の文子が定年退職を宣言し、家事を放棄したため、家族たちが頭を悩ませていた。年に一度の一大行事である大綱引が迫る中、武志はジヒョンから2週間後に帰国すると告げられる。主人公の武志を三浦貴大、韓国人研修医のジヒョンを知英がそれぞれ演じ、比嘉愛未、石野真子、松本若菜、中村優一、西田聖志郎、朝加真由美、升毅らが顔をそろえる。
Risako Takano
Bakery employee Ichii Fumi holds a peculiar outlook on marriage: "I doubt anyone would love me forever, and I'm doubtful I can love someone forever." One day, Fumi meets the focus of her very first crush, Yuasa Tamotsu. Over time, the distance between Fumi, who broke up with her boyfriend for being unable to reach a decision about marriage, and Tamotsu, who still pines for the wife he divorced, begins to grow closer.
Yuriko Ishizaki
山口県・萩市を舞台に、アルツハイマーの妻を支える夫と家族の愛を描いた、12年の真実の物語。
9年前、片岡彩音は女優になるという夢を追い掛けて上京する。両親亡き後は兄の悠斗が桃農家を継いで桃の栽培を手掛けていたが、ある日、兄は病に倒れ、そのまま他界する。実家に戻り、兄の悲願だった新種の桃の栽培を始めた彩音の前に農林水産省の職員木村が現れる。
見栄っ張りな女子高生・篠原エリカは、付き合ったことがないのに彼氏との恋愛話を語っていた。友人に疑われた彼女は街で見つけたかっこいい男子を自分の彼氏だと偽るが、彼は同じ高校の佐田恭也)だった。事情を打ち明け彼氏役を引き受けてもらうが、学校で王子と騒がれる恭也の本性は、Sっ気が強く性格は悪かった。さらに彼氏役の代償として、エリカは彼の“犬”になることを命じられる。