Jason Seagraves

参加作品

バニシング
Producer
スコットランド沖のフラナン諸島。絶海に浮かぶ無人島アイリーン・モア島に、3人の灯台守がやって来る。これから6週間、寒風吹き荒ぶこの島で灯台をともし続けるのが彼らの仕事だ。メンバーは、灯台守を25年続けているベテランのトマス、短気で粗暴な大男のジェームズ、まだ新米の若者ドナルド。 3人の静かで退屈な日々は、嵐の夜の翌朝、破られることになる。ドナルドが、流れ着いたボートと漂流者を発見。崖下に降り、ボートに積まれていた木箱を引き上げようとしていると、死んでいると思っていた漂流者が突然襲いかかってくる。身を護るため必死で抵抗したドナルドは、逆に漂流者を殺してしまった。そして木箱を開けてみると、中には金塊がぎっしりと詰められていたのだ。 思わぬ成り行きに動揺する3人の脳裏に、ドス黒い欲望が沸き上がってくる。死体を処分して、何も無かったことにすれば、金塊は自分たちの物になる……。だが3人のそんな想いをあざ笑うように、島にロックとボラという男たちが現れる。あの漂流者と木箱を探していた2人は、トマスたちの嘘を見破り、凶暴な正体をむき出しにする。血みどろの戦いの果て、気がつくと3人の前には、ロックたちの死体が転がっていた……。 死体を海に捨て、すべては片付いたはずだった。だが、誰もが罪の意識に怯え、男たちの精神状態は限界に達してゆく。幻覚に追い立てられ、狂ったように暴れるジェームズ。疑心暗鬼は深まり、仲間だった3人は敵同士となり、自分だけが助かろうとあがきはじめる。そして遂に、破滅の時は訪れた……。
ハクソー・リッジ
Co-Producer
ヴァージニア州の町で生まれ育ったデズモンド・ドスは、第2次世界大戦が激化し周囲の人々が次々出征する中、彼は人を殺さず助けるならと衛生兵として陸軍に志願する。厳しい訓練には耐えていたが、銃に触れることを断固拒絶し上官と兵士たちの嫌がらせが始まる。恋人ドロシーとの結婚式の日、銃の訓練を終了せねば休暇は許可しないと言われ、命令拒否として軍法会議にかけられるが最終的に主張は認められる。1945年、沖縄。「ハクソー・リッジ」に到着した第77師団の兵士たちだったが武器を持たない彼はには過酷な戦いが待ち受けていた。