Reina Kikuchi

参加作品

そうして私たちはプールに金魚を、
Mayu
2012年の夏。埼玉県狭山市にある中学校のプールに、夏祭りで余ったと考えられる400匹の金魚が放たれる事件が発生。犯人はその中学校に通う、15歳の少女4人組だった。“きれいだと思ってやった”と供述した4人がプールに金魚を放ったことには、実は意外な理由があった。4人は地方の町でそれなりに楽しく暮らしつつも退屈な毎日で、町に未来が無いと思い、閉塞感を覚えていた。そして4人はある夏祭りに出掛けるが……。
がらくた
母親と一緒に東京から香川県坂出市に引っ越してきた14歳の隼人。この地で親子水入らずでのんびり暮らせるかと思いきや、またしても母親が知らない男性と親しげに話しているのを見た隼人は、その場を後にする。そして、灯台の下に建つ小屋で一晩を過ごし…。