Mikoto Yamaguchi

友一たちをトモダチゲームに巻き込んだ仲間が判明して動揺が走る中、最終ステージ“友情かくれんぼ”が始まる。これはグループ同士の対抗戦で、仲間のひとりが山中に隠れ、残りが敵側の隠れた人物を先に見つければ勝ちというもの。ルール上単独では参加できず、残存者ひとりという別グループの少女マリアが友一側に加わる。だがそれでも友一側は3人、対する敵側は5人全員。人数が多いほど有利なこのゲームで勝利は絶望的だった。

2000万円の借金を負った仲間の誰かが申し込み、クリアすれば借金はゼロだが失敗すれば罰が待つ“トモダチゲーム”に参加させられた友一たち5人の高校生。“コックリさんゲーム”をクリアした彼らが挑む第2ステージは“陰口スゴロク”。陰口ペーパーで誰かの秘密を暴くほど自分が有利になる一方、全員白紙を貫けば脱落者なくゴールできる。何も書かないと約束する5人だが、ゲームが進む中でついに誰かが最初の陰口を記す。