Kunji Tanifuji

参加作品

火垂るの墓
Special Effects
昭和20年6月9日、神戸は大空襲に見舞われ、清太は心臓の悪い母を先に防空壕へ避難させ、幼い妹節子を連れて後を追う。空襲の後、避難所である学校に着いた清太だったが、そこには、全身にやけどを負い瀕死の母の姿があった。母はそのまま息を引き取り、清太は節子と共に西宮にある叔母の家に間借りするが、次第に清太たちを厄介者扱いするようになる。嫌味を言われ、ご飯も満足に食べさせてもらえない生活に耐え切れなくなった清太は、家出を決意し、節子と2人で池のほとりの横穴での生活を始める。
X電車で行こう
Special Effects
解体を数日後に控えた電気機関車EF5861が、突如姿を消した――。主人公の水原トオルは、地下鉄の駅のホームで消えた電気機関車EF5861に偶然遭遇。するとトオルの身体に異変が起きてしまうのだった。列車とトオル、この二つを結ぶ謎とは一体何なのだろうか……?
王立宇宙軍 オネアミスの翼
Special Effects
「失敗ばかり」「なにもしない軍隊」と揶揄され、世間に落第軍隊として見下されているオネアミス王立宇宙軍。宇宙軍士官・シロツグ・ラーダットは、欲望の場所でしかない歓楽街で献身的に布教活動を行う少女・リイクニ・ノンデライコとの出会いをきっかけにそれまでのその日暮らしの自堕落な生活を捨て、宇宙戦艦という名目の人類初の有人人工衛星打ち上げ計画に参加し宇宙を目指すことになる。 厳しい訓練や多額の税金・裏金を使う宇宙開発の意味、開発スタッフの事故死、敵国「共和国」からの刺客、リイクニとの気持ちのすれ違いを乗り越え精神的に成長していくシロツグの姿を描く。