Himself (Archive Footage)
ホイットニー・ヒューストン、グラミー賞授賞式直前の衝撃の死までを追ったドキュメンタリー。幼少期から薬物依存症との闘いなど彼女の人生を振り返る。 グラミー賞授賞式を翌日に控えた2012年2月11日、名プロデューサーのクライヴ・デイヴィスが主催するパーティーに出席するために滞在していた米・ビバリーヒルズのホテルで不慮の死を遂げたホイットニー・ヒューストン。その突然の死は世界中に衝撃を与え、紆余曲折に満ちた彼女の人生は『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー』でも描かれたが、それとは別の視点で描かれたドキュメンタリーが存在する。題して「ホイットニー:本当の自分でいさせて」。早くから才能を発揮した幼少期、歌手としての輝かしい成功と暗い影、ボビー・ブラウンとの結婚を境に離れていった親友の女性との関係などを、ツアー映像や関係者の証言を交えて描いたこのドキュメンタリーは、光と影の“影”が際立つもので、物議を醸した作品でもある。ホイットニーとは縁の深いグラミー賞の授賞式直前にお届けする、興味深い番組だ。