Blanka
『エコール』の原作、フランク・ヴェデキント「ミネハハ」を再び映画化! 少女たちが紡ぐ美しく、ミステリアスで、哀しい物語――。 原作はドイツ表現主義の先駆者である、劇作家フランク・ヴェデキント。 彼が書いた中篇小説「ミネハハ」は、昨年映画『エコール』として映像化され、大きな話題を呼んだ。 監督は『ロビン・フッド』や『戦争の犬たち』などの作品を残している名匠ジョン・アーヴィン。 美しさと残酷さが共存する瞬間を見事に捉えている。 <あらすじ> 街外れの美しく奥深い森に佇む洋館。そこへ幼女たちが運ばれて来る。 厳しい規則に縛られ、隔離された世界で育てられる穢れを知らない少女たちは、やがて学園に潜む謎に気づき始める。 好奇心の強いヴェラに連れられて、秘密の部屋に忍び込んだヒダラとイレーネは、迫る足音に怯え逃げ出すが、ヴェラは部屋に閉じ込められてしまう。次の日、ヴェラは学園から消えてしまった。そんな中、学園の後援者である伯爵を迎えて、バレエを披露することになり、ヒダラはプリマに抜擢される。ヒダラを愛するイレーネは共に喜ぶ。 しかし訪れた公演当日、学園の本当の目的が明らかになり、少女たちは悲劇的な結末を迎えるのだった……。