Rumi Osada / Toshie Hayashizaki
北海道芦別市。今は古物商をしている、少々気難しい元病院長の鈴木光男は3月11日午後2時46分に92歳で他界する。光男が亡くなる直前から、各地に散り散りになっていた家族、光男の妹・英子や子どもたち・孫たちが芦別に集まって来るが、その中には清水信子という正体不明の女性もいた。やがて、終戦を迎えたはずの1945年8月15日の後も樺太では戦争が続き、そこで光男が旧ソ連軍の侵攻を体験していことが分かり……。
梅安が音羽の元締から依頼された仕掛けの相手は、大阪の大元締・白子屋菊右衛門だった。以前、藤枝梅安は白子屋の世話になっていたが、剣客・小杉十五郎の件で対立する間柄に変わっていた。愛人をかどわかされ、江戸まで乗り込んでくる白子屋。命を付け狙われた梅安は、対決する覚悟を決め、白子屋に捨て身で立ち向かっていく…。
Costume rental shop
A comedy directed by Yasuzo Masumura starring Yunosuke Ito.
Utsugi, a seventy-seven-year-old man of refined tastes who is recovering from a stroke, discovers that, while his body is decaying, his libido still rages on -- unwittingly sparked by the gentle, kindly attentions of his daughter-in-law Satsuko, a chic, flashy dancer with a shady past. Pitiful and ridiculous as he is, Utsugi is without a trace of self-pity, and his diary shines with self-effacing good humor.
Girl B
One of Kinugasa's last films--based on the story by Tanizaki Jun'ichirō.
増村保造、市川崑、吉村公三郎という、大映が誇る三大監督によるオムニバス映画。主演の三大女優による競演も話題に。第10回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で上映。
「耳を噛みたがる女」銀座のキャバレーでホステスをしている紀美は、客から金を巻き上げては株に投資をしていた。紀美を落とせるか友人と賭けをしていた会社社長の跡取り息子の正巳は、彼女をドライブに誘い出すことに成功する。
「物を高く売りつける女」失踪した流行作家の三原は、湘南の海岸で白い肌の女と出会う。数日後、一軒の別荘の前で彼女と再会した三原は、売りに出しているというその家を、彼女ごと買い取ると申し出た。
「恋を忘れていた女」かつて売れっ子芸妓だったお三津は、京都で修学旅行専門の宿と、酒場とお茶屋を経営する働き者だ。亡くなった夫の妹が結婚資金を借りに訪れるが、財産を横取りされると思ったお三津は、彼女を帰してしまう。
The inventor of a ground-breaking glue, Sanada, becomes rich thanks to his discovery a high executive in his company. Because of this promotion, his world is changing completely : his wife behaves like never before, considering she's now rich and has the right to do whatever she wants, even having an affair. (Also occasionally known in English as “Overflow”)