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“あの光の中に、行ってみたかった”。高1の夏に離島から家出し、東京にやって来た帆高。だが生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高はひとりの少女と出会う。ある事情を抱え、弟と2人で明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。彼女には不思議な能力があった。
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寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移したのだ。父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向きのカイ。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。 ある日、クラスメイトの国夫と遊歩に、彼らが組んでいるバンド「セイレーン」に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。 しかし、古来より日無町では、人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう。そして訪れる町の危機。カイは心からの叫びで町を救うことができるのだろうか?
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大海原へ乗り出したシンドバッドたち。バハル号が向ったのは魔法族の秘密を解き明かす謎の“動く島”・・・
船乗りになることを夢見る少年シンドバッドは、空から落ちてきた魔法族の姫・サナと出会い、ラザック船長率いるバハル号とともに、世界中に散り散りになったサナの仲間を探す旅に乗り出した。嵐で損傷したバハル号を修理するために立ち寄った島で、サナの仲間が残したという神聖な力を司る謎のランプの力を感じ、ランプの捜索に乗り出す。水の上を走る青い馬、島に残された巨大な足跡、突如動き出す島・・・そしてサナを狙うダールたちの魔の手も迫
るなか、果たしてシンドバッドたちは“魔法のランプ”を見つけ出すことが出来るのか!?そして、サナの仲間たちを見つけることができるのか―!?