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“ソウルの女王”アレサ・フランクリンが1972年1月にロサンジェルスにあるニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会で2日間にわたって行ったライブは、アルバム『Amazing Grace』として発表され、ゴスペル・アルバムの不朽の名盤として今なお多くの人々に愛されている。この伝説のライブはシドニー・ポラック監督によって撮影も行われ、ドキュメンタリー映画としても世に出るはずだった。しかし音と映像のシンクロという編集上の問題が発生し、未完のままお蔵入りとなってしまう。本作は、その後21世紀に入って技術的な問題がクリアされ、プロデューサーのアラン・エリオットがついに映画として完成させた音楽ドキュメンタリー。