Tomoki Kawakami

参加作品

みつこと宇宙こぶ
Assistant Director
9月20日。晴れ。目に見えない部分だから気になるのかな。最近「こぶ」の中身についてよく想像をふくらませてる。学校に行く道でも、お風呂に入っていても、夜に眠れないときも、ずうっと考えちゃう。だって「こぶ」の中身がわかれば、他のことについてもわかるような気がするんだ。
からっぽの横
Director
4人が互いに関係を崩し合いながら過ごす、バラバラの生活。物語男は、身近な人間関係を小説に書く。以前それで身近な人を傷つけたけど書く姿勢は崩さない。彼に惹かれたホテル女は、自分のことを書いて欲しいと願いながらホテルで働く。夜勤男は、同棲中のホテル女の心が自分から離れたことに苦しみながら夜勤をこなす。旅女は、物語男に会うための旅に出た。私とのことを書き、私を傷つけた物語男に、会って確かめたいこと。
わたしたちの家
Assistant Director
ある一軒の家には二つの時間が流れていた。 14歳のセリは母親の桐子と二人暮らし。セリは桐子が新しい恋人をつくったことに反発している。ある日、セリはお父さんの倉庫からクリスマスツリーを出してきて……。 自分がどこからやってきたのかわからない、突然記憶を失くしてしまった女、サナ。目覚めた船の中で、サナは透子という女に出会う。あてのないサナは透子の家で暮らし始める。