Ok Joo-ri

一度キレたら誰にも止められない“雄牛”という異名で恐れられた男ドンチョル。今では市場で働きながら、愛する妻ジスと慎ましやかに暮らしている。一途なジスの存在が、荒んだ生活を送っていたドンチョルを闇の世界から戻してくれた。ある夜、些細な諍いでジスを怒らせてしまったドンチョルは急いで自宅に戻るが、そこにジスの姿は無く部屋が荒らされていた。そして、ドンチョルの携帯に何者かから電話が入る。電話の主はジスを誘拐したと言うが、ドンチョルに身代金を要求するのではなく、逆に金を渡すからジスの事は忘れろと提案してくる。誘拐犯の目的は一体何なのか。警察の捜査はままならず、怒りに震えるドンチョルはジスを救うために独自で動き出すが―。

A grumpy old woman befriends a young civil servant and learns English from him. She then reveals to him her shocking past.

内田けんじ監督による2012年のコメディ「鍵泥棒のメソッド」を韓国でリメイク。ひょんなことから記憶喪失となり、売れない役者の人生と入れ替わってしまった伝説の殺し屋が巻き起こす奇想天外な物語をコミカルに描く。主演は「国選弁護人 ユン・ジンウォン」のユ・ヘジン、共演にイ・ジュン、チョ・ユニ。監督はイ・ゲビョク。完璧な仕事ぶりで裏社会にその名を轟かす伝説の殺し屋、ヒョンウク。ある日、銭湯で足を滑らせて頭を強打し記憶喪失となってしまう。偶然その場に居合わせた売れない貧乏役者ジェソンは、男が金持ちと思い込み、とっさにロッカーの鍵をすり替えてしまう。そうとは知らず、自分を売れない役者ジェソンと信じ込むヒョンウク。生来の完璧主義を発揮して俳優業にも真剣に取り組んでいくが...。

『釜山行き』は、正体不明のウイルスが韓国全土に拡散して緊急警報が発令された中、汚染されずに残ったたったひとつの安全都市“釜山（プサン）”を目指して釜山行きの列車に乗り込んだ人々が、生き残るために熾烈な死闘を繰り広げるパニック大作。人間の欲が招く災いと、それぞれが生き延びるために選択した方法から暴かれる人間の本性を描く。

Nam-soo spends a happy new day by marrying his wife, Ji-yun, who fell in love at first sight. Nam-soo, who can't take her eyes off her lovely Ji-yoon, whispers happy love every night. Meanwhile, Nam-soo is embarrassed by the sudden visit of his father, but Ji-yun is greeted like a daughter. Nam-soo, who is saddened by his wife who cares for her father more than herself, tries to understand her actions to feel affection from her father as she hears of Jiyun's unfortunate childhood when she grew up without a father. However, they seem to be so affectionate that they start to doubt the relationship between the two, and as time goes by, the anxiety runs into an irreversible state...