Takaaki Miyanishi

参加作品

闇の歯車
Lighting Technician
嘘八百
Lighting Technician
目利きだが空振りばかりしている古物商・小池は、娘のいまりと大阪・堺に来る。小池はラジオの占いに導かれるように車を走らせ、ある屋敷に着く。そこで主らしき男性・野田は小池に蔵を見せ、小池は彼に渡された茶器を持って古美術商を訪ねるが、軽くあしらわれてしまう。翌日、小池は野田が留守番を任されただけで、自分が騙されたことを知る。小池は陶芸家の肩書きを持つ野田に、千利休の茶器を使って仕返ししようと持ち掛ける。
関ヶ原
Gaffer
幼くして豊臣秀吉に才を認められた石田三成。やがて大名に取り立てられた三成は、自分の石高の半分を持って、猛将として名を馳せた牢人の左近を家来に請う。秀吉に忠誠を誓いながらも利害によって天下を治めることに疑問を抱き、正義で世の中を変えようとする三成の姿に興味を持った左近は二つ返事で配下に入る。一方、秀吉の体調がおもわしくない中、天下取りの野望を描く家康は秀吉恩顧の武将たちに言葉巧みに取り入っていく。
たそがれ清兵衛
Additional Lighting Technician
幕末の庄内地方。海坂藩の御蔵役を務める井口清兵衛は、夕方に仕事を終えると同僚の酒の誘いも断り真っ直ぐ自宅に帰り、家事と内職にいそしんでいた。認知症を抱える老母と幼い2人の娘の世話、そして労咳で死んだ妻の薬代や葬儀などで嵩んだ借金を返済するためだ。日々の暮らしに追われ、次第に身なりが薄汚れていく清兵衛。同僚の中には、そんな彼を陰で「たそがれ清兵衛」と呼んで小馬鹿にする者もいた。 春、清兵衛は親友の飯沼倫之丞と再会する。倫之丞は妹の朋江が酒乱の夫・甲田豊太郎に度々暴力を振るわれるため、離縁させたことを清兵衛にうちあける。