Junko Maru

一年前に夫を亡くした淳子は夫の残したタイ料理屋を一人で切り盛りしていた。ある日淳子は店に置くハンドメイドのテーブルを通信販売で購入する。 送られてきたテーブルは素朴で素敵な作りをしていたが、オマケで送られてきた人形の首が取れていた。気遣いのつもりで淳子がメールすると家具職人の祐司から送りなおすと返事がくる。 そもそも不必要なものが壊れて送られてきたことに納得のいかない淳子は「親切の押し売りはやめて、あなたは宮沢賢治の『ツェねずみ』のねずみにそっくりです」と再度返信。 そこから二人の会話が始まった…。 　夫との死別から立ち直ろうとする淳子と生真面目すぎるバツイチ男・裕司の心の交流が観る者の心を温かくする。人生の半ばを過ぎた大人たちに訪れた優しいラブストーリー。

食事制限の影響で撮影中に倒れたモデルのハルカは、帰りに寄った精肉店で店主・安春の心の声が聞こえてしまう。おびえながらもハルカは、幼いころからエスパー能力を持つ安春に少しずつ心を開く。そして二人は、仕事の悩みや妻の不倫などを互いに打ち明けるようになる。

娘の康子も独立し、夫・謙三と平穏な日々を過ごしている主婦の佐和子。ある日、彼女は道端で石を売る男に店番を頼まれ、そのお礼として石を渡される。一方、娘の康子は売れないミュージシャンと交際し、両親に黙って仕事を辞めてスナックで働いていた。それを知った佐和子が心配して彼女のアパートに向かうが、ふとしたことからつかみ合いのけんかを始める。だが、その瞬間に落雷が起きて部屋が真っ暗に。再び明かりがつくと、母と娘の肉体が入れ替わっていた。

女性誌の編集部で働く37歳の独身女性・詩織は、日々仕事に忙殺されていた。ある日、彼女のマンションにめいの冴子が転がり込んできて、さらに男を勝手に部屋に連れ込んでしまう。詩織は帰る気持ちも失せてしまい、仕方なく残業をしていた。そんな折、以前からファンで、夢にも登場するくらい大好きな男優・駿介と、彼女自身が望んでいた企画で会う機会ができて…。

Naomi, who has been running an Onigiri shop by herself since her divorce, can't stop her heart from fluttering when a young customer, Sota, acts as if he has a crush on her. Then, she meets her ex-husband Masato (Junichi Haruta) by chance, and he urges her to start over again.

離婚した後、一人でおむすび屋を切り盛りしている尚美は、客の青年・草太の自分に好意を抱いているかのような行動に、心がときめくのを抑えられない。そんな折、元夫・真人と偶然再会し、またやり直したいと彼に迫られる。年下の男と元夫、二人の男から思いを寄せられる尚美は…。

ある日、フリーカメラマンの忠志（赤木伸輔）と、横浜でアルバイトをしている裕子（丸純子）は出会う。忠志と裕子はそれぞれ結婚していて、横浜の街でその後何度も思いがけない出会いを重ねていくうちに、少しずつ打ち解けていく。その後、いったん会わないことを決意する二人だが…。

The story is about Mayumi and a jobless youngster who enters her life. Mayumi is a rape victim, and is often haunted by the painful memories of her past. Mayumi chances upon this youngster, strikes a chord with him, and slowly shares her troubles and past memories.

3 sisters run a cafe by day, but at night work as professional thieves. The girls then learn that a yakuza group is trying to takeover the properties owned by the retailers in their neighborhood and they plan to stop them!