Keita Kodama

参加作品

BORUTO -NARUTO THE MOVIE-
Associate Producer
「ダッセェな、クソオヤジ。」親の忍道、子知らず―。長きに渡る戦争を経て高度成長を遂げた新時代。七代目火影・うずまきナルトが統治する木ノ葉隠れの里を中心に、新たな忍を育てる「中忍選抜試験」が5つの里合同で開催されようとしていた。里の手練場で修業に明け暮れる三人一組の下忍たち。サスケの娘にしてナルトに憧れを抱くサラダ、多くの謎を持つ超優秀な忍ミツキ、そして才能を持ちながらもナルトをクソオヤジ呼ばわりするボルト。ボルトは、多忙が故に家族と過ごす時間すらないナルトを「親なんて初めからいない方がいい」と寂しさゆえに忌み嫌うようになってしまっていたのだ。「弟子にしてくれ!倒したいヤツがいるんだ!」ある夜、異空間での任務にあたっていたサスケが、妙な危険が迫っている事を知らせにナルトの元に訪れる。互いの子世代の忍の事を話すナルトとサスケ。そんな中、サスケの事を「ナルト唯一のライバル」とサラダから聞き憧れていたボルトは、父親の弱点を知ろうと弟子入りを願う。友の状況を悟ったサスケは“ある条件”付きで師匠となることを約束。ボルトはナルトに実力を見せつけるために、サラダ、ミツキと共に中忍選抜試験への出願を決めた。知能勝負の一次試験、チームワーク勝負の二次試験と難関を突破していくボルトたち。三次試験の個人戦コロシアムでは、各里の長である五影が見守る中、ついにシカマルの息子であるシカダイとも激突!父の背中―。超えるべき存在―。その時、空間が捻じ曲がるほどの大爆発が!禍々しい雰囲気を纏い現れたモモシキとキンシキと名乗る二人組は、両手に宿した輪廻眼を操りナルトの命を執拗に狙う。何もできず立ちすくむボルトを護るサスケ。それを背に立ち塞がったナルトは、モモシキが放った術と共に消えてしまった。ボルトへ微笑みを残して―。父親が歩んできた道、そしてその想いを初めて知ったボルト。その小さな姿にかつてのナルトを見たサスケ、そして五影とともにボルトは敵うハズのない敵が待つ異空間へ、決死の覚悟で挑む!
奇跡のリンゴ
Co-Producer
岩木山が日本最大のリンゴ畑を見下ろす青森県中津軽郡。この地で生を受けた木村秋則(阿部サダヲ)は、幼い頃から学生時代にかけて、車やバイク、エレキギターなど機械いじりに夢中になって過ごしていた。高度経済成長によって生み出されたモノの仕組みに対する興味は人一倍で、当然ながら一帯を覆うリンゴ畑や農業への関心はゼロだった。後に、この農業に人生を賭けることになろうとは、学生時代には全く想像できなかった。そんな彼に転機が訪れる。リンゴ農家の娘・木村美栄子(菅野美穂)とお見合い結婚して木村家に入ることになったのだ。農業もリンゴも秋則にとっては初めての経験だったが、苦労しながらも何とか技術を身に付けてゆく。やがて、妻の身体に異変が起きる。リンゴは農薬なしでは生産不可能な果物だったが、その農薬が美栄子の身体を蝕んでいたのだ。繰り返し散布する農薬の影響で皮膚がかぶれ、数日間寝込むこともあった。これをきっかけに、絶対不可能と言われていた“リンゴの無農薬栽培”への挑戦を決意する秋則。美栄子の父・征冶(山崎努)の協力を得て、私財を投げ打って挑戦を続けるが、およそ10年の間、奇跡が起きることはなかった。畑は痩せ、周囲の農家には“カマドケシ(破産者)”と疎まれ、家族は貧困にあえぐ。追い詰められ、自殺を決意した秋則は1人、岩木山を登る……。とその時、荒れ果てた山野に立つ1本の樹が目に止まった。その枝には、果実がぶら下がっていたのだ。“なぜ、こんなところに……?”疑問に思いながらその樹に近づいた秋則は、そこで奇跡の糸口を掴む……。
嫌われ松子の一生
Executive Producer
53才で殺害死体として発見された川尻松子の半生を、甥の笙がたどっていく。福岡で生まれ、病弱な妹の久美と育った少女時代を経て、松子は中学の人気教師となった。しかし、教え子の龍が起こした窃盗を庇ったことで退職に追い込まれ、その後は不幸な恋愛を繰り返しながら人生に翻弄されていく。