Asahi Yoshida

出生 : 1961-02-11,

参加作品

こどもつかい
郊外の街で子供たちが姿を消し、さらに帰ってきた子供に遭遇した大人は、3日後に謎の死を遂げるという事件が発生。新聞記者の江崎駿也は事件について調査し始める。一方、彼の恋人で保育所勤務の原田尚美は、ある日母親が迎えに来なかった男の子を預かるが、そこへこどもつかいが近づき……。
劇場霊
Sara, a young actress, is able to land the leading role in big theater play, but soon learns that somebody or something is trying to end the production at all cost, which puts Sara in deadly danger.
武士の家計簿
会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家八代目の直之(堺雅人)。江戸時代後期、加賀百万石とうたわれた藩も財政状況は厳しく、加えて武家社会には身分が高くなるにつれ出費も増えるという構造的な問題があった。直之は、家財道具を処分し借金の返済にあてることを決断し、猪山家の人々は一丸となって倹約生活を実行していく。
ブルー
Art Teacher
海辺の街にある女子高。三年に進学した桐島カヤ子は、同じクラスになった遠藤雅美のことが気になっていた。去年、何かの理由で停学して同級生になった彼女。どうして?クラス中が彼女に興味を持ちながら、無視している毎日。いつでもひとりでいる雅美。そんな彼女をじっと見つめるカヤ子。ある日、カヤ子は、そんな雅美を屋上での仲間たちとの昼食に誘った。それから、二人は急速に仲良くなった。いままでの仲間たちと遠ざかっていくカヤ子。雅美の部屋で見たセザンヌの画集。雅美から借りたCDから流れ出す少し背伸びした音楽。二人で見た海の青色。歩いた道。空の青。憧れ。不器用なキス。小さな、しかし、とても悲しい裏切り。そして、カヤ子はささやかな決心をする…。濃い海の上に広がる空や、制服や、幼い彼女たちの一生懸命な不器用さや、あの頃のそれら全部が、もし色を持っていたとしたら、それはとても深い青色なのかもしれない。
模倣犯
Sakaki
東京の下町で豆腐屋を営む有馬義男。20歳になる孫娘・古川鞠子が失踪してはや10か月、事件は何の進展も見せていなかった。そんなある日、下町の大川公園のゴミ箱から女性の右腕とショルダーバッグが発見される。それを報じるワイドショーの生放送中に“片腕とバッグは別の人間のもので、バッグの持ち主は古川鞠子という女だ”と、犯人からの電話が入る。すると、今度は各局にも犯人からの犯行声明が届く。そこには、それぞれ別人の被害者と思われる女性の淫らな写真が添えられていた。日本中が騒然となる中、有馬は鞠子を救い出すべく必死の捜索を行うのだった。