Production Design
ジーン・ウェブスターの名作読物を、タツノコプロダクションが長編アニメ化した作品。孤児の少女ジュディ・アボットは18歳になり、自分が育った孤児院を離れる。だがその直前、ジュディが孤児院について語った作文を、ある評議員が評価。彼女の文才を認めて学費を援助し、大学に行かせてくれるという。だがその評議員は絶対の匿名を主張し、ジュディには大学生活の日々を綴った手紙を随時、送ることのみを学費援助の条件とした。晴れて進学したジュディは慣れぬ周囲に戸惑いつつも持ち前の明るさで切り抜け、匿名の篤志家「あしながおじさん」宛に手紙を書き続ける。やがてその思いは、まだ見ぬ相手への憧れに転じて……。ヘラルドエンタープライズが公開する劇場用ミュージカルアニメを、TVスペシャルの形式で先行放送したもの。TVバージョンは劇場公開版より本編時間が短く、劇中に登場する歌曲も7曲から5曲に減じられている。