Pierre de Versailles
「彼女たちの舞台」などで知られるヌーヴェル・バーグのJ・リヴェットが、15世紀フランスに実在した非運の英雄、ジャンヌ・ダルクの波乱に満ちた生涯を、前編の本作と、後半の「ジャンヌ/薔薇の十字架」の全編約四時間に及ぶスケールで描いた超大作。本編では神の啓示により、自らが王国を救う使命を帯びた存在であることを知った彼女が、王太子シャルルの信頼の下、オルレアンを解放するまでを描く。
尚、本編はオリジナルより約一時間短い二時間の短縮バージョンである。真の完全版は「ジャンヌ・ダルク/I戦闘 II牢獄」としてこの後に公開されている。